ツイッターなどのSNS、または日常生活の中で"男尊女卑"を感じる機会が多くあります。
私が中学生の頃は鈍かったのか、それとも世間に疎かったのか男女差別を強く感じることはあまりありませんでした。(今思い返してみると学校生活の中でもあったのかもしれませんが・・・)
私がその違和感に気づいたのは高校に進学してからのことでした。
徒歩通学から電車通学に変わったことによってある被害を受けるようになったのです。
それが「痴漢」です。私の乗る電車は朝の時間帯は常に満員状態で、人と人が接触しあって身動きが取れる状態ではありませんでした。
はじめは、ただ手が臀部に当たってしまっているだけなのかと思いそのまま受け流していました。しかし、徐々に手の動きがエスカレートしていることに気づいたのです。今でも思い出すととても気持ち悪くゾッとするのでここでは詳細は伏せますが・・・。
当時の私は痴漢冤罪が男性の中で恐れられていることを知っていたので、声を挙げたら迷惑になるのではないか、もし本当に自分の勘違いだったらバッシングをくらうのではないかという思いと車内の殺伐とした空気が混ざってどうしても被害を訴えることができませんでした。また、乗り換えが複数回あったため時間的にも駅員さんに伝えて事を大きくすることができなかったのです。それが死ぬほど悔しかった。
自分自身を責めはせずとも何も抗えなかったという強い後悔だけが今でも残っています。
そして誰かは分からぬ加害者に罰を与えることが出来なかった私は、SNS(ツイッター)で自分と同じ被害を受けた境遇の人を探して少しでも傷を癒そうと思いました。
今考えるとよくわからない心理ですよね。
その時に私は気づいたのです。
女性が痴漢の被害を訴える声よりも男性が痴漢冤罪について訴える声の方が大きい、と。
これが"男尊女卑"の片鱗を目の当たりにした瞬間でした。
もちろんごく少数ですが、冤罪というケースが存在するのも知っています。
しかし、悲しいことに女性の痴漢被害の方が圧倒的に多いのが現実です。
(男性の被害を蔑ろにしているというわけではありません。)
それにも拘わらず「女性専用車両は無駄だ!」「男女平等なら男も女性専用車両にのってもいいだろう」といった被害を避けるためのシェルターすら彼らの攻撃対象になっているのです。
実際に痴漢の被害を受けた私はその言葉が目に入った時はとてもショックでした。
卑劣な性犯罪が毎日起こっているというのになぜその訴えは届かないのだろうか、信じてもらえないのだろうか、そもそも何故女性の体はモノ扱いされなければいけないのか。
10代の私には全くわかりませんでした。そして20歳になった今も理解することができません。
その頃から私は男尊女卑について本格的に興味(という言葉選びがあっているのかは分かりませんが)を持ちはじめたのですが、少し調べてみただけでも、男尊女卑は昔から根強く日本に残っている風習なのだと分かりました。耳を思い切り塞ぎたくなるような話が多くとても辛いです。しかし、それを無視してしまえばいつまでも日本はこのままで変わることはないのだろうと思うと、勇気を振り絞りながら現実と向き合わなければならないと思いました。
ですが、言ってしまえば私個人が何かをしたところで何も変わらないし日々過ぎ去っていくだけであって、タイトルに語ってみるという言葉を入れてみたものの結論としては具体的にどうすれば女性の地位はあがるのか、男尊女卑をなくすことができるのか私には分かりません。
しかしそれでも受け入れて、屈して、諦めることだけはしたくありません。
高校生の頃は何も抗うことはできなかったけれど、大人になった今はこの不条理に対して徹底的に抗っていきたいと思うのです。

