あ~恐ろしや、恐ろしや!


解放同盟「今日は反撃を開始する闘いのスタートの日」 拠点全廃めぐり、橋下市長に反撃宣言 パブコメ2938件…ほぼ「存続を」

 

「今日は反撃を開始する闘いのスタートの日です。市民交流センターは差別の壁を越えるための大事な大事な施設。廃止を許すわけにはいかない」

6月5日、大阪市北区の大阪市中央公会堂で開かれた開かれた決起集会で、部落解放同盟大阪府連の赤井隆史書記長はそう語気を強めた。集会には府連の全支部から高齢者を中心に約500人が出席。
終了後、市役所を「人間の鎖」で取り囲むなど、利用者らは、センター廃止に激しく反発している。


■パブコメ最多2938件…ほぼ「存続を」
 センター廃止を決めた市政改革プラン(素案)に対するパブリックコメントでは、全ての事業で1番多い2938件の意見が寄せられた。ほとんどが存続を求める声だった。

 市民センターでは現在、パソコン教室や料理教室といった市民向け講座が開催されている。住吉区で
週3回、未就園児をもつ親子を対象に教室を開く柴真(ま)咲(さき)さん(31)は「約50組の親子
が通っており、若い世代が高齢者と交流できる重要な場所。地域の歴史を知ってもらえる意味でも重要」
と話す。

 また、浪速区で「読み書き教室」を開く岡山琴恵さん(66)も「市の施策が変わる度に場所を転々としている。戦時中に学べなかった高齢者や日本語習得を求める外国人も多く、居場所を必要としている人がいることを理解してほしい」と話していた。

▽大阪市の「市民交流センター」。市が策定中の「市政改革プラン」で、全廃の方針市人権協会のHP)
http://sankei.jp.msn.com/images/news/120625/waf12062513240007-p1.jpg
▽産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/120625/waf12062513240007-n1.htm  



パブコメって普通、その政策に反対してる人が書きこむもの。

賛成してる人はわざわざ書かない。

これ常識中の常識!


なんだったら住民投票やってみ?

賛成多数になるから。



橋下市長 「同和対策で建てたセンター、全廃する。同和問題解決するなら、むしろ残してはいけない」…部落解放同盟ら猛反発


・大阪市が策定中の「市政改革プラン」で、市内10カ所にある市民交流センターを平成26年度に全廃する方針を打ち出し、波紋を呼んでいる。いずれも市が同和対策事業で建設し、部落解放運動の拠点となった歴史を持つ施設。利用者や部落解放同盟大阪府連は廃止に強く反発 しているが、橋下市長は「歴史的に終止符を打つべきだ」と方針を変えない構えだ。

 

廃止対象は、旧人権文化センター(解放会館)5施設▽旧青少年会館4施設▽旧地域老人福祉センター1施設-の計10施設でいずれも市が同和対策事業で建設。
市は全廃の理由として、センターの利用率が全館平均で約50%にとどまっていることや60代以上の利用が約4割を占め、多世代の交流が図られていないなどと説明。指定管理期間が終了する26年度に廃止し、年間約10億円の経費削減を見込んでいる。

 

市は昭和30~50年代、同和地区に指定された12地区で、同様の拠点施設を40カ所以上建設。国の同和対策事業が終了した後も、市職員を派遣するなどして施設を運営していた。
しかし18年に、同和行政を巡る不祥事が相次いで問題化。関市長(当時)は18年度予算で68億円計上していた同和対策関連事業費を、19年度予算で半減し、施設の運営についても見直す方針を打ち出した。平松市長(当時)も22年度から、残っていた32施設を、10施設に再編統合して市民交流センターに衣替えし、交流促進事業や貸室事業を実施していた。

 

部落解放同盟大阪府連日之出支部の初代支部長を務めた大賀正行さん(74)は「50年かけてやってきたものが壊されていくようで悲しい。ただ、同和事業にあぐらをかいていたわれわれの方にも反省点はある。お年寄りの居場所だけは残してほしい」と訴える。

 

一方、橋下市長は「いわゆる被差別部落の問題をひとつひとつ解決していこうと思えば、役割を終えたものはできる限りなくし、普通の地域にしていくのが僕の手法。これからの時代、あのような形でハードを残す必要ない。むしろ残してはいけないと思っている」と話している。(一部略)
 http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/120625/waf12062512430006-n1.htm



大賀正行氏の「同和事業にあぐらをかいていたわれわれの方にも反省点はある」って言葉、他の関係者も思っているならいいんだけど。

どう見ても差別対象を残したまま、差別されてるから保護してくれ!って流れになってるようにしか思えない。

本気で被差別部落問題解消するならば、その部落を無くすしかないね。


お年寄りの居場所ってこういう施設じゃないといけないのか?

喫茶店ではダメなのか?

地域の集会所じゃダメなのか?


この件で橋下を称えるのはまだ早い。

本当に全廃すれば喝采するけど、実際どこまでやれるかわからんしね。

解同も本気で反発するらしいし。


でもこれって、大阪市長選での週刊文春・新潮が謎の橋下の出目記事掲載で橋下潰し目論んでたことへの橋下からの逆襲のようにも見える。

解同は一応、文春・新潮に抗議文出してましたけど、その後の話聞きませんしね。

同和のドン野中広務は平松支持でしたし、平松は解同の人と昔からの仲良し子良しの仲で自分の事務所の所長やらせてるほどだった。

解同も平松支持でしたし、雑誌社に抗議文だけ出したで終わりなのも頷ける。


橋下の対同和対策ってよくアンチに批判されてるけど、知事選当時、知事就任当時では同和予算をゼロベースで見直すと語ってた。

でも、解同大阪府連との懇親会で「差別はあるから取り組みは必要」と語り、期待が裏切られたかのような流れになってしまった。

しかし、実際には同和関連事業は縮小させてた。

解同は、橋下が同和行政は必要と言ってるので大きく反発出来なかったけど、内心は事業縮小されてることに苛立っていたのでしょう。

だから平松支援したのでしょうし、文春・新潮へも抗議文だけ送りつけるだけの実質バッシング支援していた。

でも、最初の記事にもあるように、今回は我慢ならないってことで全面対決に出ようとしてるんでしょうね。


どうなるんだ大阪!?


同和関連の施設「どうぞ遊びにきてくださいな!」って言われても一般の人は行きませんよ。

中の人が優しくて朗らかで何の害が無いとしても、行きたいとは思わない。

差別といえば、それらの人達を蔑視したり貶したり迫害したり、ってのが普通のイメージだけど、そうじゃなく、怖いんですよね。


例えば在日韓国人の知り合いは多くいますし、昔は普通に遊んでましたし、今でも一緒に仕事したりしてますが、その人が民団の支部長とかだったら距離取りますもん。

何々組の若頭とかと一緒で、その人に害がなくても所属してる団体の存在が恐ろしい。


怖がられる団体があるから敬遠されるのであって、普通の人と一緒に暮らせばいいだけのことなんですよ。

それでも差別を受けると言うのかもしれない。

でも引っ越してひっそりと生きてる元同和住民を追い回してるのは誰だ?って話ですよ。


同和関連で1つ気になることがあった。


他の自治体のことは知らんけど、大阪で昔あった小学生の道徳の時間で使われてた「にんげん」って教科書(ボクのクラスでは使われなかったので新品状態で捨てられてた)ですが、これ廃止になったと聞いていた。

甥が住む羽曳野市でも使われてないって妹から聞きましたし、そうなんだ、よく廃止できたもんだと感心してたのですが、今年3月にボクが通ってた中学校が廃校になるので見学しにいったときのこと。


まだ部活してて生徒達何人か来てましたし、教員も何人かいた。

まだ使用されてる校舎の中を巡ると、すでに廃墟やん!って状態で、こんな施設で授業受けてた生徒達が不憫でなりませんでした。


ま、それはいいんですけどw


問題は、何階だったか忘れたけど、教室の前に廃棄される物が置かれていたのですが、そこに「にんげん」の教科書が大量に置かれてたんですよね~


ボクらのときは小学校5年6年で「にんげん」の教科書持たされてたけど、中学では存在しなかった。

いつの間にか中学校でも買わされてて、廃止されたと言われてたのに昨年度まで存在してたってことになる。


「なんで『にんげん』がここにあるんや!?」って叫んでしまいましたよ。


門真市には同和はありませんし、ないのに同和事業やらされてて共産党の運動で廃止になったと思っていたんだけど、まさかの中学校に「にんげん」でしたよ。


廃棄される大量の「にんげん」も、新品状態だったってのは笑えましたけどね。

いや、笑っちゃいけないんですよね、税金使われてるのだから。

ボクらのときは個人所有だったので、学年終われば各自で廃棄でしたが、学校内で廃棄処分なのだから、それは学校の予算=税金で購入されてるのでしょうからね。


あと民主党政権の事業仕分け対象になった「心ノート」でしたっけ?

これも大量廃棄待ち状態で置かれてましたよ。


これ発見したときも「あ!これ民主党に事業仕分けされたヤツやん!」と大声で叫びましたw

反応してくれたのは府警職員Fだけでしたけどね。