昨日書くつもりだったこと書きます。
停職・減給は重すぎ違法…君が代不起立で最高裁
校長による国歌の起立斉唱命令などに従わず、東京都教育委員会から懲戒処分を受けた都内の公立校の教員らが、都に処分の取り消しと損害賠償を求めた３件の訴訟の上告審判決が１６日、最高裁第１小法廷であった。
金築誠志裁判長は「過去数回の不起立のみで停職や減給とするのは、処分による不利益の大きさを考慮すると重すぎて違法」との初判断を示し、停職１か月の元教員女性（６１）と、減給１０分の１（１か月）の元教員女性（６１）の処分を取り消した。
一方、戒告の教員ら計１６８人と、国旗を引き下ろすなどの行為があった停職３か月の元教員女性（６１）については、処分は妥当として請求を棄却した。停職を取り消した元教員だけは損害賠償請求の審理のため同高裁に差し戻し、それ以外の原告の判決は確定した。
裁判官５人中４人の多数意見。
（2012年1月16日 読売新聞）
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20120116-OYT8T01044.htm
これは大阪にとって良かった判決なのか、悪かった判決なのか微妙だな～
反日教師達は何故だか喜んでるけど、橋下はどうするつもりなのかな～
と思ってたら、昨日の昼休みには橋下の次なる一手が出されてた。
不起立職員、初回から研修へ…橋下市長が案修正
大阪市議会に教育基本条例案を提案予定の橋下徹市長は１７日、国歌斉唱時の起立命令に従わない教職員に対し、これまで２回目の違反時に課すとしていた指導研修を、初回の違反時にも課すよう規定を修正することを明らかにした。
当初案では「違反１回で減給か戒告、２回で停職、３回で分限免職の対象」としているが、「数回の不起立のみによる停職・減給は重すぎて違法」とした１６日の最高裁判決を受け、研修の実施時期などを修正。橋下市長は、研修を挟めば、違反回数による自動的な処分には当たらないとの認識を示し、「最高裁の論理からも問題ない」と述べた。
（2012年1月17日12時19分 読売新聞）
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120117-OYT1T00522.htm
最高裁で戒告処分は正当だと判決出された。
問題は3回目の違反で分限免職の対象にするのがとても厳しくなってしまったこと。
流石橋下、1回目の違反で研修入れてきましたねｗ
研修を拒めば別の制裁を与えることもできますし、戒告はOKになったので何度も戒告処分出してればクビにする条件も揃うことになる。
そして研修受けたとしても終了と認めない限り教壇に立つこと出来なくなることもできる。
「君が代斉唱」を研修の最終課題にしたらおもしろいんだけどなｗ
面白がってる場合ではないけど、実際、反日教師達への洗脳からの解放は行ったほうがいいと思うけどな。
君が代＝戦争って発想するのは勝手だけど、本気で戦争再び！って思う人は病気ですからね。
国家に忠誠しようがしまいが、日本が他国を攻めなくても、他国から攻められたら自然と戦争になっちゃうわけで。
地震に警戒してれば地震が発生しないわけじゃないのと同じですよ。
現に反日教師達がやってるのも強制してくる権力者からの抵抗という戦争ですからね。
戦争反対と主張しながら戦争してるという矛盾。
我々は正義だ！と思ってるんだろうけど、みんな自分達は正義のためにと思って戦争するんだよ。
じゃなきゃ自分も死ぬかもしれない状況で人殺しなんかできるかいな。
朝日新聞が「君が代『斉唱』はかまわないが『強制』はダメ！と橋下に文句言ってますが、んじゃ「君が代を起立して歌ってね～ん」と言えばちゃんとやるのかよ？
やらないから強制になったんでしょうが！
喫煙禁止ゾーンで煙草吸うと罰金取られるのと一緒！
最初から喫煙者がマナー守ってれば罰金制になどならんわい。
ま、マナー守って喫煙所で吸っても、今度は衣類などについてる煙草臭が臭いから吸うな！と文句言われるけどねｗ
そんな文句がまかり通るならデブ・ブス・ハゲは醜いから外に出るな！ってのも認めないといけなくなるぞ。
橋下より嫌煙厨のほうがファシズムだっちゅーの。
話が脱線したので戻す。
最高裁判決は妥当と言えるでしょうね。
教育基本条例が可決してても、3回の違反でクビにできたとしても、裁判起こされたら解雇無効の判決が絶対出るから。
飲酒運転すれば解雇という条例作っても、違反者をクビに出来ないのが裁判所。
人を轢き殺さないために条例作ったのに、裁判では人を轢き殺しでもしない限りクビは認められないんですから本末転倒ですわ。
最高裁も行政側、教師側の双方の主張をギリギリのラインで認めた形になったってのがボクの感想。
んで、橋下が出した1度の違反で研修受けさせるってのも妥当かと。
橋下は民間だと簡単にクビにすることが出来ると言いたげですが、実際はそうではない。
中小企業だと簡単にクビにしてますけどねｗ
ただ能力がないだけでクビは出来ないように労働法ではなってると思う。
だから企業は能力を付けさせるために研修受けさせたり指導する。
それでも駄目ならクビに出来る。
戒告処分を出したり研修受けさせて反省を促したりして、本人に改心させる時間を費やしても尚且つ反抗するならクビ。
これには裁判所も文句言えないんですよ。
最高裁判決でも、クビにする手順の簡素化（3回目の違反で分限免職対象になる）という過剰運用は認められないと言っただけで、戒告処分という罰則は認めたんですよ。
戒告出したり研修させたりという事実の積み重ねをしてからの解雇処分ならば、何ら問題はないという判決。
最高裁は「慎重な判断」を求めてますからね。
基本条例の処分より時間はかかるけれど、常識的な処分方法と言える。
これでも最高裁が駄目だ！と言うと、今度は最高裁が職務命令違反に対する行政側の人事権を侵害することになりますからね。
政府や国会、司法からの最高裁への一斉批判出てしまうほどの最高裁の暴走になるわけで。
最高裁判決が出たお陰で、元の教育基本条例より確実に反日教師をクビにしやすくなったということです。
なのに反日どもが大喜びしてるので不思議でしょうがないｗ
研修といったって、JRの日勤教育のようなものでしょうし、今度は研修の中身について反発してくるんでしょうけどね。
てか、いつまでこんな問題引きずるつもりやねん！
しょうもない！
教育向上目指して頑張らんかいドアホども！
とにかく、今春の卒業式に注目ですな。
橋下の代案を見て、教師も警戒すると思うんだけど、テロ予告してる教師もいましたし、どうなることやら…
式典テロ起こした教師の名前と学校名の公表を求めたいね。
教師が思想の自由を主張するなら、こちらは知る権利を主張する。