わけのわからん記事だ!
★甲状腺機能、10人が変化 福島の子供 信州大病院調査
・長野県松本市の認定NPO法人「日本チェルノブイリ連帯基金」と信州大病院が福島県内の子供130人を対象に実施した健康調査で、甲状腺ホルモンが基準値を下回るなど10人の甲状腺機能に変化がみられたことが4日、同NPOへの取材で分かった。
同NPOによると、福島第1原発事故との関連ははっきりしない。
健康調査は7月末から8月末にかけて実施。原発事故で福島県から避難し、長野県茅野市に短期滞在していた当時0歳から16歳の子供が医師の問診と、血液、尿の検査を受けた。
甲状腺は成長に関する甲状腺ホルモンなどを分泌。子供は大人よりも放射性ヨウ素が集まりやすく、蓄積すると甲状腺機能低下症や甲状腺がんになる可能性が高まる。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/111004/bdy11100410220005-n1.htm
何を伝えたいのかハッキリしませんよね~
甲状腺の疾患持ちは自覚がないものも含めるとかなり多い。
バセドウ病なんかは有名人なんかも苦労話を語ってるほど。
橋本病ってのもあるようで。
130人検査して10人に甲状腺機能に異常が見られたって話は、原発事故起こって無くてもどの地域の小学生検査すれば出てくる数字じゃなかろうか?
原発事故後3年~5年経って甲状腺機能異常が出るって話だし、半年足らずで原発事故の被曝で疾患出るとなると、かなり大量に放射性ヨウ素取り込んだことになる。
このNPOは名前を見る限り、原発事故での甲状腺の状態検査をしてるとわかりますし、放射能による被害の検査をしてるくらいだから、放射線測定や被曝状況も検査してるはず。
問診と血液・尿の検査だけってことはないだろう。
ただ、甲状腺に疾患かかってると、ガンリスクは高くなるので要注意ってことですね。
甲状腺ガンは治療すれば助かるから安心して!ってマスコミがアピールしてますが、生涯、病院通いしなければならないとか。
チェルノブイリの首飾りって言葉がある。
どういうものかというと、
被曝児の喉に残っている赤い傷痕で、甲状腺癌摘出による手術跡が首飾りに似ていることにちなんでいる。なお、甲状腺を摘出した場合、代謝を司る甲状腺ホルモンを体内で作ることができなくなるため、生涯甲状腺ホルモンの必要量を毎日経口摂取しなければならない。
(wikipedia)
虫垂炎の手術のように、手術すれば普通に生きられるかの如く、甲状腺ガンも心配ないような語られ方されてますが、本当は違うってことです。
死ななければ問題無いと言ってるだけなんですよね。
例えば、甲状腺ガン摘出後、免疫力落ちるなどして甲状腺とは関係ない箇所に癌が出来て、それが原因で死亡したとしても、それは被曝が原因で死んだことにはされない。
チェルノブイリで甲状腺ガンで死んだ子はいないとか言われてるのは、そういうマジックなんですよ、きっと。
いつも癌発症率ではなく、癌死亡率って数字を出して、放射能は危なくないって説明されてるけど、死亡率なんて結果論でしかなく、問題なのは発症率にある。
手術すれば死ななければ癌になってもかまわないって思う人なんかいないでしょう。
誤魔化しに注意です。