昨日のうちに更新しようと思っていたのに、夕方から寝てしまったぜ!

昨日はTAIJIの記事書いたあと出かけたんだけど、日中外に出るの嫌になるくらい糞暑いですね。

家に帰ってきてビール飲みながら涼んでたら寝てたよ。


さて、マヨブラジオでひらパーギネスの模様放送すると書きましたが、ただの紹介だけでしたねw

参加者の中にヤンキー集団もいたけど、右端に集められてCMにもポスターにも映らなかったという、気の毒な裏話されてましたよw


ということで、昨日の読売朝刊見て衝撃受けたもう1つの記事取り上げます。



光市母子殺害事件での弁護団懲戒呼びかけ、橋下知事が逆転勝訴…最高裁


橋下徹・大阪府知事にテレビ番組で懲戒請求を呼びかけられ、業務を妨害されたとして、山口県光市母子殺害事件の弁護団の弁護士ら4人が橋下知事に計約1300万円の損害賠償を求めた訴訟の上告審判決が15日、最高裁第2小法廷であった。竹内行夫裁判長は「配慮に欠ける軽率な言動だったが、違法とまでは言えない」と述べ、橋下知事に計360万円の賠償を命じた2審・広島高裁判決を破棄し、原告の請求を棄却した。橋下知事の逆転勝訴が確定した。

 

最高裁での逆転判決について、橋下知事は報道陣に対し、「きちんと判断していただき、非常にありがたい。表現の自由にかかわる問題であり、最後に頼れるのは最高裁だとつくづく感じた」と話した。

さらに「朝日新聞に社説で『弁護士資格を返上せよ』と言われ、(テレビ番組の)コメンテーターも好き放題に言っていた」などとし、「報道の自由に携わる人たちは言論の自由とはどういうことなのか、もう一回検証してもらいたい」と注文をつけた。

 

一方、原告代理人らは広島市内で記者会見。島方時夫弁護団長は「刑事弁護をする人はバッシングを受けても我慢しなければならないのか」と不満を述べ、児玉浩生弁護士も「懲戒請求の呼びかけを不適切とした一方、受忍できる範囲内とは承服しがたい」とした。

 

問題の発言を巡って昨年9月、大阪弁護士会は橋下知事の弁護士業務を2か月停止の懲戒処分にした。

07年に懲戒請求を申し立てた樺島正法(まさのり)弁護士(68)(大阪弁護士会)は「テレビを使って市民を扇動するような行動の責任が認められないのは納得しがたい」と話した。大阪弁護士会は「コメントできない」としている。

 

橋下知事は、知事就任前の2007年5月に出演したテレビ番組で、被告の元少年(30)が殺意などについて否認に転じたことを巡り、「弁護士が主張を組み立てたとしか考えられない」「許せないと思うなら懲戒請求を」と発言。その後、4人に対して計約2500件の懲戒請求が寄せられた。

 

同小法廷は「橋下氏は懲戒請求を勧めただけで、多くの懲戒請求が行われたのは、発言に共感した視聴者が多かったためだ」などと指摘。また、懲戒請求の内容がほぼ同一だったため、原告らが所属する広島弁護士会が請求についての調査を一括して行ったことなどから、「原告らの業務に大きな支障が生じたとは言えない」とした。

 

2審判決は「橋下氏の発言で、弁護団は心身の負担を伴う対応を余儀なくさせられた」として、不法行為の成立を認めていた。

(2011年7月16日 読売新聞)
http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20110716-OYO1T00177.htm



まさか完全勝利になるとはね!

ま、1審2審とも、橋下に慰謝料支払い命令こそ出されてましたが、実質、橋下勝利の判決出てましたので、衝撃的とまではいかないかもしれませんが。


1審で800万円支払い判決、2審で360万円の判決、そして最高裁では0円。

すでに前払いとしていくらかの慰謝料支払ってたはずだけど、返して貰えるんだろかね?


橋下は1審2審と最高裁とでは、若干戦い方変えてたそうで。

懲戒請求と自身のそこまで言って委員会での発言との因果関係を否定してたのを、最高裁では因果関係は認めて、過失の大きさの判断を求めるようにしたらしい。


弁護士に対して、裁判に無関係な一般人が懲戒請求を出しても問題はない、っていうラインは死守しないといけないだろうし、放送を見た視聴者が「おかしい」と思って懲戒請求送り付けたこと自体は問題にはならないでしょうからね。

出されたのは懲戒請求であり、グロ画像などの嫌がらせではないのだから。


ただ、無暗に出すものではないっていうことでしょうし、弁護士である橋下がテレビ番組で煽ったことによる、大量の懲戒請求送りつけられた事実の問題であるんだろうけど、弁護士的に迷惑だったのは、無関係な人からの懲戒請求が合法であり、日弁連のサイトでもちゃんと載ってるってことが世間に知れ渡ってしまった不具合が痛かったんだろね。


橋下の親弁である樺島弁護士も、アンチ橋下集めて委員会と同じような集会開いてましたから、どっちもどっちなんですけどねw

樺島は自分も橋下と同じことをしてしまったってこと理解してないだろうけどね。


実際、光市母子殺害事件の弁護団に関しては、多くの国民がムカついてましたし、「刑事弁護をする人はバッシングを受けても我慢しなければならないのか」とか、何を今更って感じのこと言われてもね…

刑事訴訟なんか、真実は無視されて徹底的に被告に有利になるよう主張するのが弁護士なんだろ?

バッシングされて当然やんけw

アホちゃうか?


警察・検察の取り調べの可視化やるなら、弁護士と容疑者との接見も可視化するべきなんだよ。

取り調べ中に容疑を認めてた容疑者が、弁護士と接見した途端に否認するなんてしょっちゅうですし、これは真実を隠すと言う冒涜そのものだからね。


弁護士は裁判をゲームとして捉えてるとしか思えませんもの。


やってることはクズの部類に入るのが弁護士ですよ。

でもいなきゃ困る存在。

凶悪事件の弁護なんて誰もやりたがらないものだし、その弁護につくこと自体は責めてはいけない。

だからといって何をしてもいい訳ではないってことですね。


ボクには光市母子殺害事件の裁判、死刑回避のために集まった弁護団って印象しかないね。


>懲戒請求の呼びかけを不適切とした一方、受忍できる範囲内とは承服しがたい」

ってのもね…

あの発言が橋下ではなく、勝谷や宮崎が発したものだったら、広島弁護士事務所は訴えてたのだろうか?

ボクも出そうかと迷ったけど、目的は弁護団の懲戒ではなく、被告の死刑判決ださせることだったので、ここで裁判が中断することにでもなれば意味が無いと思って出しませんでしたけどね。


懲戒請求の内容、これネットに転がってましたが、これを参考に出した人が大半だったみたい。

弁護団側はこれらの人へも訴えると脅してましたが、どう訴えるつもりだったんだろね?w

そんなことしたら終わりになるのにw


しかしアレだね。

1審2審の判決後、橋下は一応謙虚にしていたけど、最高裁判決後の原告側には謙虚さが見れませんね。


橋下は1審後、

「原告の皆さん、光市母子殺害事件の弁護団の皆さん、大変ご迷惑をおかけして申し訳ありません」と頭を下げ
「私の法令解釈、表現の自由に対する考え方が間違っていたとの判断を重く受け止めます。判決が不当とは思わないが、三審制ということもあり、一度、高裁にご意見をうかがいたい」

と語って控訴してましたし。


コメントの出し方からしても格が違うイメージ与えてしまいましたね。

ドン臭いわアンチの連中。

橋下と同じ土俵にあがるのは不利と悟った平松が、ジワジワと反大阪都構想の勢力増やしてるのを見てもわかるように、橋下と対立する側は直接対決避けたほうが無難やね。


この最高裁判決が出されて1番ホッとしてるのは橋下ではなく、読売テレビだろうねw