今日のそこまで言って委員会の出演者。


たかじんと辛抱と、

三宅久之、金 美齢、鴻池祥肇
桂ざこば、勝谷誠彦、宮崎哲弥
村田晃嗣、深澤ゆうき
ゲスト 中村仁信(彩都友紘会病院院長)


先月波紋を呼んだ「微量の放射線は身体にいい」発言した中村仁信院長が再登場してくれました!


と、その前に…

今日の放送で初めて知ったんだけど、奈良県の荒井正吾知事の発言にはビックリした。


「向こうが落ち込んでいるのに、関西で頑張ろうというのは火事場泥棒になりかねない」


え!?としか言いようがない。

ここだけ知って批判するのもいけないので、元の記事探した。


関西首長「西から東を、日本を元気に」 過剰自粛に『待った!』
産経新聞 3月20日(日)22時22分配信


東日本大震災を受けて自粛ムードが広がる中、被災地の被害が拡大、長期化するにつれ、西日本の首長や識者、阪神大震災の被害者らからは「むしろ今こそ、西日本がこれまで以上に元気を出していくべきだ」という声が出始めた。過度の萎縮を排除し、西から東を、そして日本全体を元気づけることはできないか。そんな模索が始まった。


経済停滞に危機感


 京都市は25日から二条城で予定していたライトアップを規模は縮小するが実施する。門川大作市長は「過度な節電は、経済を停滞させる」と強調。「多くの人を引きつける行事はしっかりと行い、人々の心を癒すとともに、収益をあげて寄付につなげたい」と語る。

 福島第1原子力発電所が完全にダウンしたことで、東日本では十分電気を使えない状態が長引くことが懸念される。地震発生直後には、東日本へ送電するため節電を求めるチェーンメールが関西でも出回った。

 だが実際は西日本と東日本では周波数が異なり、送電容量は100万キロワットに限られる。関西電力は「送電は(管内の)安定供給に支障がない」とする。

 和歌山県の仁坂吉伸知事は「変電の問題がなければ節電に意味はあるが、意味のないことをしても仕方がない。やるべきイベントはやり、どんどん生産、経済活動をすることが西日本には大切だ」と言い切る。

 大阪府の橋下徹知事も「大阪、関西は通常以上にしっかりやる。付加価値を大阪、関西で生み、それで被災地をサポートしていく」と話している。


「東北を励ましたい」


 一方、奈良県の荒井正吾知事は「向こうが落ち込んでいるのに、関西で頑張ろうというのは火事場泥棒になりかねない」と批判的だ。神戸市の矢田立郎市長も「被災者に寄り添うとすれば、にぎわいだけのイベントは適切なのかどうか」と従来通りのイベント開催に慎重な姿勢をみせる。

 ただ、尼崎市の尼崎中央3丁目商店街振興組合の葭川修一理事長は「関西まで意気消沈していては、日本は沈没する。これまで以上に元気に仕事をして、東北の人を励ましたい」。

 洋菓子店「アンリ・シャルパンティエ」(芦屋市)も「大変な被害だからこそ、お菓子を贈り物に使いたい人もいると思う。できる限り変わらずに商品をお届けしたい」と述べる。

 日本銀行大阪支店の早川英男支店長は「気をつけるべきは、買い占めなどの過剰反応と、過剰自粛だ」と警告している。


「再点灯」を模索


 12日夜から、大阪・道頓堀のネオンを消灯している「江崎グリコ」や、同様にネオンを消灯した通天閣(大阪市浪速区)でも再点灯時期を模索している。

 江崎グリコの広報担当者は「うちも、被災した仙台の工場にようやく電気が通い始めたばかり」としながらも「関西まで縮んでしまってはどうしようもないという考えは痛いほどわかる。グリコの看板はある意味、関西の象徴。再び点灯させるタイミングを図りたい」。通天閣も「点灯のタイミングは難しいが、被災者の方たちを明るく元気づけたい」と、再点灯を検討する構えだ。

 大手食品メーカーの広報担当者は「地震発生時にガバナンス(統制)がとれなかった会社が多かったようだ。東京に機能が集中し過ぎたせいだろう。事態が落ち着けば、機能分散の話が出てくるのでは」と推測。

 関西学院大学災害復興制度研究所の山中茂樹教授は「計画停電で企業活動もままならない東京では、首都機能に限界がある。とにかく今は、関西が支えるしかない。関西が元気でなくては」と述べた。

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110320/lcl11032022060000-n2.htm



阪神・淡路大震災のとき、港の機能を横浜に奪われた、ケミカルシューズ製造を中国に奪われた、ってな感じの被災地側からの『恨み』はあるでしょう。

実際、井戸兵庫県知事は関西の景気良くするには「関東で震災でも起きないと」ってな発言して袋叩きにあったように、現実的な被災地側の『奪われる』という懸念はあると思う。


火事場泥棒って発言も、こういうことを指してるのでしょうけど、実際震災の影響で経済止まってしまってる。

東京一極集中の件で、東京被災すれば全てのものが止まる恐れがあるとして、副都心計画構想が出てるとかのニュースもありましたが、これに限っていえば、5年後にはそんな話無かったことになると思うw

神戸のときにもこの手の話題出たし、一時期遷都構想で盛り上がってたときもありましたからね。

んなもん東京が許すわけないがなw


日本は地震大国なので、各地に分散化したほうがいいのですし、工場なんかも分けてた方が良い。

ただコストの問題とか色んな問題があるからやりにくいのでしょう。

東と西の電気の周波数の違いだって、EU諸国で統一出来たのだから、日本でもやろうと思えばできること。

しかし変換のコストかかるし、それよりなにより大きな障害が利権。

奈良の荒井知事が火事場泥棒って言ってるのも利権のことだわね。


西に逃げてきて!って呼びかけに応じられない被災者達も、職場を離れるとかの問題、つまり利権を失うことの障害も原因の一つでしょう。


そういうの分かった上で考えても、荒井の発言には呆れます。

今日本が陥ってる状況見れば、西が頑張らないと日本沈没するばかりということは荒井知事だって思ってるはず。

ただ、関西広域連合批判してるからこその、この批判でしょうね。

それが見えるから『アホか!』と思えてしまいます。


荒井知事、官僚上がりだとは知ってましたが、委員会で元海上保安庁長官だと言われて「へー!」って思った。

経歴調べると、


略歴 昭和43年3月 東京大学法学部卒業
昭和43年4月 運輸省入省
昭和47年6月 米国シラキュース大学
          マックスウェル行政大学院卒業
          同大学行政学修士取得
          OECD日本政府代表部参事官
          運輸省観光部長
          運輸省鉄道局審議官
          運輸省自動車交通局長
                     などを歴任
平成11年7月 海上保安庁長官
平成13年7月 参議院議員
          外務大臣政務官
          参議院文教科学委員長

http://www.pref.nara.jp/chiji/profile/profile.html



これだけの経歴あれば、そりゃ橋下みたいな若造とは一緒に手を組みたくないだろねw

奈良県民は広域連合に参加するの反対したので嫌々参加する必要ありませんが、荒井知事自信も語ってた「メリットがあれば参加してもいい」ということで参加することになったとしたら、ボクは大声で



メリット泥棒!



と罵ってやります。

大阪市も神戸市も広域連合不参加で、これも旨みがあれば参加してくる泥棒さんです。


さてどうでもいい奈良の話は置いておいて、今日の主役中村仁信院長。


先月の微量の放射線は身体にいい発言の放送見てから、ボクも少し勉強してある程度納得は出来ました。


しかーし!今日も中途半端な内容になったと思うんですよね~

週刊ポストで「原発危機を訴え続ける人々のバックグラウンドを公開する」って記事がある。

それ読んでわかったこと、今日の委員会で勝谷も言ってましたが、原発関連の安全派と危険派の主張合戦は温暖化問題と一緒。

主流(原発推進派)と反主流派(反原発派)で別れてる。


原発事故からボクはこの糞みたいなイデオロギー対決に付き合わされてしまってたって感じたね。


今日の中村院長が出したデータ報告で気になったのは、がん死亡率の紹介と、ラドン被曝の件。

がん死亡率ではなく、ガン発生率を提示してほしいんだよね~

誰だってガンで死ぬ確率より、ガンになるほうを気にすると思うんだ。

死ななくてもガンになれば治療費かかるし生活の支障が出るからね。

死ななければガンになってもかまわない、なんて思う人いないと思う。


ラドン被曝の件も、ガン死亡率で紹介してましたが、他の炭鉱事故だったかな?では、事故発生後に死んだ人は鉱山病のように思われてたけど、実際はラドンによる被曝での肺ガン死だったっての見たことある。

それに肺ガンの3大原因として、喫煙・遺伝・ラドンが挙げられている。

3大とはいっても喫煙・遺伝とラドンとの間には大きな差があるみたいですけどね。

そういうの隠すんですよね安全派は。

だから信用できないんですよ。


逆に危険派も都合のいいデータしか出しませんけどねw


しかし今回は危険派のほうが有利。

安全派の週刊ポストもそれを認めてたw


今、1万人の日本国民が3・11の地震の1週間前にタイムスリップしたとして、3・11に宮城沖でM9の巨大地震が起こって大津波が東北の太平洋沿岸部を壊滅させる、福島第1原発で大事故発生する!って1万人が訴えかけても誰も信じないことでしょう。

それがボクのような一般人ではなく、原発推進派などの専門家などが訴えかけても誰も信じないことでしょう。

信じられないどころか、逮捕されてしまうでしょうね。


前にも書きましたが、あの地域周辺で大地震発生する警告は出されてたし、専門機関も自治体に対策取るよう注意しようとしてたってのも報道されていた。

でも、誰も信じないでしょうし、そんな主張は反原発の工作だと叩かれるでしょう。


実際、共産議員が停電による原発事故の可能性指摘もされてたし、海外の専門機関からも福島原発の改善を促されてたにも関わらず、絶対安全!と無視してきて、この様。

ここが安全派を信用できない原点!


中村院長の説明は、丁寧でわかりやすいけれども、ボクの満足感は達しない。

海洋汚染のことだって、ビキニ諸島の核実験での調査で半年後に汚染濃度が上がるという食物連鎖が出てるデータあるのに、それを無かったことにしてる。

民主細野が当時は原発がどうなってるのかわからない状態だったと認めてるように、そういう何が起こるかわからない状況でも周辺住民の避難させるの遅かったですし、専門家は早々と安全宣言出していた。

ま、専門家は出てくる情報だけで判断してたのでしょうがない部分もあるんだろうけどね。

幸いといっていいのかわからんけど、この程度で済んだからいいものの、格納容器が爆発してたらと思うとゾッとする。


テレビなんかで地震や津波なんかのことでは、最悪の事態を想定して万全の策を取るのが危機管理と普通の事を普通に語ってますが、いざ、原発事故に限定するとそう言わない。

放射能のことを理解してないから言えないということかもしれませんが、わからない危険ならば大袈裟すぎる対策取ることが危機管理。

第一に考えないといけないのは国民の命なのだからね。


今日、中村院長は避難地域住民は家に戻っても問題ないと発言。

安全派の連中はみんなそう思ってることでしょう。

ならば何故政府は新たに避難地域増やすのだろうか?


これは念のため、ってことで、これが危機管理というもの。

政府は避難させなくてもいい地域住民を避難させることになるかもしれませんが、それは結果的のことであって、病人が出れば政府が叩かれることになるし、その補償もしなければならなくなる。

その予防線としての避難は間違いではないと思います。


それと前回委員会に出演した中村院長は、田嶋陽子の「(放射線は安全だとは言っても)身体に疾患がある人には危険になることもあるんでしょ?」ってな質問に対し、「(疾患がある場合は)勿論危険」と答えてた。

放射能漏れで1番危険なのは放射性ヨウ素被曝ですが、これは甲状腺に溜まってガンを引き起こすから危険とされてるわけで、その甲状腺に疾患がある人は疾患がない人に比べればリスク高くなってしまう。


甲状腺の病気、バセドウ病なんかが注目されたりしてましたが、他にも多くの病気があるようで。


日本の特定地域住民の成人全員に甲状腺の検査を行うような疫学調査の結果では、甲状腺が単に腫れているだけで働きに異常がないもの(単純性甲状腺腫)や軽症で治療の必要がないものまでも含めると、甲状腺の病気の頻度は17%と非常に多いとされています。 一般外来を受診する患者さんでも約13%みられたと報告されています。

(URL取り忘れ)


甲状腺の疾患、本人が気付かないケースも多いようで。

こういう人はリスクは高くなることはないのだろうか?


あ、それとデマだとされてた昆布やワカメの予防効果、中村院長は「ある」と答えてましたね!

前にも書いたけど効果ありの報道見たことあったし、デマ扱いにされてるのおかしいな~って思ってたのよね。

喉薬飲むとかの他の完全なるデマと一緒くたにデマ扱いしたマスコミは、デマ広げた犯罪者ですね。


中村院長は放射線によるガンリスクの「しきい値」はあると説明してました。

ボクもそれはあるんだろうと思います。

が、


541 :名無しさん@十一周年:2011/04/03(日) 23:55:23.55 ID:fp2RaalFO
放射線による悪性腫瘍の誘発に[しきい値]は無い。
つまり、被曝線量がどんなに少なくても、悪性腫瘍の発生率は、線量に応じて増加する。
放射線学専門書より

(2ちゃんコピペ)


学会では「しきい値」は無いとされてるようで。

IAEAの基準は古い物で、委員は誰もその基準を信じてないとも語ってた。

研究によりそうではないとわかってるのに変更しないこと語ってましたが、世界ではその基準を元に対策取られてるので、ここにも問題あるわけですね。


古い基準とされるものを知ってる場合、新しくわかった基準を持ってこられると「なんやコイツ嘘ついてるぞ」ってなりますし。

風評被害解決するために海外に正しい認識を持ってもらおう!とか言ってるマスコミ(週刊ポスト)もいますが、事故起こした国が説明したって信じられるもんかw


被曝について線量ばかり話題になってますが、どうも納得できないんですよね~

皮膚癌で説明してよ!って思うんですよ。

皮膚癌は紫外線による被曝が原因。

紫外線と放射線は別物だ!って言われるかもしれませんが、どちらも電磁波の一種。

波長の違いで、赤外線<可視光線<紫外線<放射線の順で、波長の短い放射線のほうが身体に影響するとされてるようで。

日焼けも放射線熱傷と言えるのです。


皮膚癌、色素の薄い白人がなりやすいですよね。

その白人の中でもガンになる人とならない人がいる。

同じ量の紫外線浴びててもね。


今日の中村院長は放射線とガンとの関連性をわかりやすく説明してましたが、皮膚癌は許容線量を超えたからなるのか?


人間は毎日細胞分裂で不良コピーを出している。

でも不良コピーの細胞は自滅していくってのもわかるし、その免疫機能があるのも知っている。

低レベルの放射線なら回復機能が作用してガンにはならない、ってのも理解できる。

でも、人はガンになる。


発がん作用のあるもの、煙草や飲酒やストレスなども触れてましたが、色んなケースが重なって人はガンになってしまう。

ヘビースモーカーでも肺ガンになることなく天寿を全うする人もいるし、喫煙もせず副流煙も吸いこまなくても肺ガンになる人もいる。


色んな要因でガンになるのであって、そこに放射線も含まれる。

年齢による免疫機能低下であったり、疾患持ってる人もいたり、人によってリスクは様々。

線量も重要な注意点ではあるけど、それだけで決められる話じゃないと思うけどね。


温泉なんかの例えも前回出た時に発言してたと思うけど、ラジウムやラドンではなく、同じ濃度のストロンチウム温泉があっても安全なんだろか?とかの疑問あるしね。

まだまだ聞きたいことありまくりですよ。


チェルノブイリ事故での死者数の話題も軽く出てましたが、


死者数
ソ連政府の発表による死者数は、運転員・消防士合わせて33名だが、事故の処理にあたった予備兵・軍人、トンネルの掘削を行った炭鉱労働者に多数の死者が確認されている。長期的な観点から見た場合の死者数は数百人とも数十万人とも言われるが、事故の放射線被曝とがんや白血病との因果関係を直接的に証明する手段はなく、科学的根拠のある数字としては議論の余地がある[3]。

事故後、この地で小児甲状腺癌などの放射線由来と考えられる病気が急増しているという調査結果もある。

1986年8月のウィーンでプレスとオブザーバなしで行われたIAEA非公開会議で、ソ連側の事故処理責任者ヴァシリー・レガソフは、当時放射線医学の根拠とされていた唯一のサンプル調査であった広島原爆での結果から、4万人ががんで死亡するという推計を発表した。しかし、広島での原爆から試算した理論上の数字に過ぎないとして、会議では4,000人と結論され、IAEAの公式見解となっており、2005年にも同じ数字が公式発表された。ゴルバチョフは、レガソフに、IAEAにすべてを報告するように命じていたが彼が会場で行った説明は非常に細部まで踏み込んでおり、会場の全員にショックを与えたと回想している。結果的に、西側諸国は当事国による原発事故の評価を受け入れ無かった。


IAEAの報告によると、「事故発生時に0歳から14歳だった子供で、1,800件の記録された甲状腺癌があったが、これは通常よりもはるかに多い」と記されている。発生した小児甲状腺癌は大型で活動的なタイプであり、早期に発見されていたら処置することができた。処置は外科手術と、転移に対するヨウ素131治療が必要である。現在までのところ、このような処置は診断されたあらゆるケースにおいて成功を収めているようだ。

1995年、世界保健機関は、子供と若年層に発生した700件近い甲状腺癌をこの事故と関連付けた。10件の死亡が放射線に原因があるとした。しかし、検出される甲状腺癌が急速に増えているという事実は、そのうち少なくとも一部はスクリーニング過程によって作り出されたものであることを示唆している。放射線により誘起される甲状腺癌の典型的な潜伏期間は約10年であるのに対し、一部地域での小児甲状腺癌の増加は1987年から観測されている。しかし、この増加が事故と無関係なのか、あるいはその背後にあるメカニズムかは、まだ十分に解明されていないとIAEAは主張している。

(wikipedia)



スクリーニング過程ってのは、わかりやすくいうと、学校や職場などでの集団検診みたいな、集団の中から治療したほうがいい観察していくほうがいいって要件を見つけ出すって感じのもの。

よく「再検査にひっかかった~」って嘆きの声が出ますが、検査にひっかかったからといってそれが病気となるものではありませんね。

「何かおかしいぞ!」ってことでチェックに引っ掛かったと思えばいいかと。


それを踏まえて考えても、一部のマスコミでは甲状腺ガンでの死者はいないとされているのは如何なものか?

福島は汚染濃度が低いので被害は出ないとされてますが、それは後にならなければわからない。


「内部被曝とは」チェルノブイリ周辺で甲状腺癌治療に従事した「菅谷昭」松本市長記者会見の抜粋

チェルノブイリ事故後の小児甲状腺ガンが5年後位から激増~内部被曝の影響か

http://getnews.jp/archives/107185



チェルノブイリによる放射能災害
国際共同研究報告書

http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/Chernobyl/J-Version.html



「飯舘村の一部は人が住めるレベルではない」&「直ちに健康に影響はない」発言を批判…京大助教らが現地調査


福島第1原発事故による放射能汚染を独自に調査した京大原子炉実験所の今中哲二助教らによる報告会が13日、国会内で開かれた。今中氏は、同原発から北西に25~45キロに位置する飯館村の一部について「人が住むのに適したレベルではない」と指摘、汚染の深刻な状況を訴えた。

今中氏は、3月28、29の両日、飯館村の130地点で空気中や土壌で放射線量を測定。原発から遠い同村北部の空気中の放射線量は1時間当たり3~4マイクロシーベルトだったのに対し、原発に近い南部に行くと20マイクロシーベルト程度に上がったことを説明した。

同村曲田地区の土壌からはセシウム137を1平方メートル当たり2200キロベクレル検出し、旧ソ連のチェルノブイリ原発事故による強制移住基準1480キロベクレルを超えた。

 

3カ月居続けた積算被ばく量は100ミリシーベルトに達するといい、「原子力安全委員会の防災指針で『避難』とされる50ミリシーベルトを超える」と危険性を述べた。

また、専門家の多くが「直ちに健康に影響はない」と安全性を強調していることについて「直ちに影響がないのは急性障害で、問題なのは(障害が後年に出る)晩発性のがん、白血病、遺伝的影響だ」と批判した。

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/dogai/285811.html




米コロンビア大学博士「牛乳や野菜から放射性物質が発見され、安全だと説明した時には仰天した」


文部科学省は先月24日、福島原発の北西40キロメートルで測定された土壌セシウム137汚染レベルは16万3000Bq/kgだったと発表した。

  

同紙はこの結果について、米アルゴンヌ国立研究所のShih‐Yew Chen氏は「16万3000Bq/kgは、およそ800万Bq/m2と同等で、これはチェルノブイリで測定された最高値500万Bq/m2を超えることになる」と指摘したとし、これが事実なら歴史上最悪の例だと伝えている。

一定レベルの放射線被ばくでがんの危険性が増すことは知られているが、日本で起こっている低い放射線被ばくの影響について、少量でもがんの危険性を上げるという主張と、ゼロに近い放射線量で危険度を推定するのは無意味だとする考えで、専門家の意見は一致していないとも報じている。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0405&f=national_0405_026.shtml



セシウムの「環境的半減期は180~320年」

1986年に史上最悪の事故を起こしたチェルノブイリ原子力発電所は、期せずして、放射能の影響を研究する格好の実験場となった。事故から20年以上たった現在でも、現場には驚きが隠されている。周辺の放射性セシウムが、予想されたペースでは消失していないことが、2009年12月14日(米国時間)、米国地球物理学会の秋季大会で発表されたのだ。[放射性の]セシウム137の半減期(物質が元の量の半分まで崩壊するのにかかる期間)は約30年だが、チェルノブイリ付近の土壌に含まれるセシウムの量は、およそそんなペースでは減少していなかった。ウクライナ政府が将来的には再びこの土地を利用したいと考えるのは無理もないことだが、研究チームは、セシウムの半量が周辺の環境から消失するまでの期間(研究チームはこれを「環境的半減期」と呼んでいる)を、180~320年と算定している。


(中略)


米エネルギー省のハンフォード核施設[第二次大戦中から1970年代までプルトニウムを精製。2000年には火災でプルトニウムを漏洩したように長期にわたって汚染されてきた地域に比べれば、チェルノブイリの影響は単純で理解しやすいので、そのデータが期待されている。[放射性セシウムは生態系のなかで生物濃縮される(環境から生物体内に濃縮され、それが食物連鎖により増強される)。国立環境研の研究によると、土壌中の細菌のなかにも、カリウムを濃縮するのと同じ機構でセシウムを濃縮する種がいることがわかっている。Wikipediaによると、1997年頃の調査で、この区域内の木の中のセシウム-137のレベルが上がりつづけていることが判明している。また、汚染が地下の帯水層や、湖や池のような閉じた水系に移行しているほか、雨や地下水による流去は無視できるほど小さいことが実証されているという。[放射性物質を含んだ食物を人間が摂取した結果、長寿命の放射性核種(ストロンチウム90、セシウム137のような)が体内に蓄積する恐れがある。ストロンチウムは同族元素であるマグネシウムやカルシウムに性質が似ているため骨や代謝系に、セシウムは同族元素であるナトリウムやカリウムに性質が似ているため体液や筋肉にそれぞれ浸透し、そこから放たれる放射線によりダメージを受ける]

http://wiredvision.jp/news/201104/2011040521.html



放射性物質、海底に沈殿の恐れ「海草の重大な危険性は数ヶ月にとどまるだろう」 と予測


フランスの放射線防御・原子力安全研究所(IRSN)は6日までに、福島第1原発から流出する高濃度の放射性物質を含む水などが海洋に与える影響予測を発表した。微粒子の形で海底に沈殿する放射性物質の危険性を
指摘し、長期の監視が必要と警告。放射性物質が魚介類の体内で濃縮される可能性も指摘した。
 

IRSNは、海流のデータなどを基にしたコンピューターシミュレーションの結果から、放射性物質のうち海水に溶け込んだものについては水中で拡散し、海流で遠方に運ばれるため危険性が少ないと示唆。一方で、微粒子の形で海中にとどまる物質は海底に沈み、長期間汚染が続く可能性があるとした。
特にセシウム134は数年、セシウム137は約30年にわたって海中にとどまるとして「沈殿が疑われる日本の海岸地域では、長期にわたる調査が必要だ」と指摘した。
 

放射性物質が魚介類の体内に蓄積され濃縮される可能性については、セシウムの場合、軟体動物や海藻の濃縮率が50倍であるのに対し、魚類は400倍と危険性が高まることを指摘。放射性ヨウ素の場合は逆に、魚類で 15倍だが、海藻で1万倍になるなど、物質と生物種の組み合わせで、汚染の状況が多様になるとの見解を示した。

コンブなどの褐藻類は放射性ヨウ素131に汚染されるリスクを抱えているが、この物質は半減期が短いため、重大な危険があるのは数カ月間にとどまるだろうとしている。

http://www.47news.jp/CN/201104/CN2011040601000151.html



ネガティブ情報は無視してもいいのかどうか、中村院長に教えてほしいものだ。


京大原子炉実験所の今中哲二助教って人は、熊取6人衆として「反原発派」と見られてる。

週刊ポスト(原発推進派)は「助教」とは以前まで「助手」と呼ばれていた役職とまで紹介して「コイツを信用するな」と促してたw

今中氏以外の専門家も反原発派として叩いてる。

それは正しいことだろうが○○だろって突っ込みを入れて。

専門外の学者達と評したりね。


記事自体は納得できる箇所も多々あったけど、同じこと安全派の専門家にも言えることなんだよね。


東大はネットでは東電から金貰ってる御用学者だと叩かれてましたが、東電と東大の繋がり同様、関電は京大と繋がってる。

関電は東電とは原子炉の構造が違うから福島のような事故起きないとか言ったとか。


正しい情報、誤った情報、どれがそうなのかわかりにくいし、重大なことだというのに原発推進派と反原発、西と東で争ってるだけのようにしか思えなくなってきた。




少しずつネタ集めてたものを一気に取り上げたので、わけのわからん記事になりました!


いつものことですけどねw