今日は同じ「大阪の話題」でも、違う内容のものを書くつもりで、昨日必死に情報収集してたんだけど、今日の読売夕刊の記事見て予定変更…


思わず、



チョーーーーーーーーーーーーー!



って叫んでしまいましたわい。



WTC攻防 もうひと山?購入の「約束」だけれど…府2月議会予算審議


「終わった話」「第2庁舎の議論まだ」

大阪府の橋下徹知事は2月下旬開会の府議会に、大阪市の第3セクタービル・大阪ワールドトレードセンタービルディング(WTC)を約85億円で購入する予算案を提案する。昨秋の府議会では、購入費用の支出を確約する「債務負担行為」を可決。本来、予算案成立は約束されているはずだったが、橋下知事が掲げるWTCへの府庁舎移転への府議らの反発はなおくすぶり、「一転、否決の可能性は十分」という府議も多い。庁舎移転を巡る議論が再燃する可能性が出ている。


債務負担行為

府庁舎移転を巡っては、橋下知事が昨年2月の議会に、庁舎移転条例案とビル購入予算案を提出し、両案とも大差で否決された。しかし、橋下知事は同9月の議会に再挑戦。徹夜の審議を経て、移転条例案は否決されたが、ビル購入の債務負担行為は賛成61、反対50で可決された。

 橋下知事はこれを受け、WTCの「第2庁舎」化を決定。府は同12月、会社更生手続き中のWTC社とビル売買に関する基本合意を締結し、更生管財人は、府を売却先とする更生計画案を大阪地裁へ提出した。

 ただ、債務負担行為は支出の〈約束手形〉。実際にビルを買うには、改めて購入費用を盛り込んだ予算案の議決を得なければならない。昨秋の議会で債務負担行為に反対した府議が意見を変えなかった場合、賛成府議のうち6人が反対に回れば、購入は頓挫する。


根強い反対

昨秋、10人全員が反対した共産党府議団の幹部は「移転条例案が否決され、『府庁舎移転』というビル購入の大義名分は崩れた。2月議会は仕切り直して改めて議論だ」と反対姿勢を鮮明に。公明党府議の1人は、府が昨年12月、WTCを第2庁舎とした場合の費用は、全面移転より約30年間で約194億円高いという試算を公表したことを挙げ、「財政上問題があることを示す新たな材料。必ずもうひと山ある」と踏む。

 昨秋の採決で、会派内の賛否が拮抗(きっこう)した自民、民主両党府議団からは、「ビル購入は2度の議論を経た結論。終わった話」「否決なら、議会の責任が問われる」との声も多い。ただ、ある自民党府議は「反対派の意見が変わらない上に、賛成派の一部にも『第2庁舎としては議論していない』との声もある。微妙な採決になるかも」と気をもむ。


第3ラウンド

否決の場合、WTC社の更生手続きが白紙に戻り、影響は大きい。債務負担行為で認められた事業費が予算段階で否決されるケースに関し、総務省行政課は「想定外で、実際にあった事例は把握していない」とする。

 〈第3ラウンド〉に向けて、府幹部の1人は「すでにWTCにどの部局を入居させるかなど、第2庁舎化に向けた具体的な検討も進めている。今さら否決なんて想定すらしたくない」と心情を語った。

(2010年1月18日 読売新聞)
http://osaka.yomiuri.co.jp/tokusyu/h_osaka/20100118-OYO8T00733.htm



府議会が昨年10月にWTC購入の債務負担行為(買い取り案)を可決した際の会派別賛否


会派 賛成 反対

自民(37) 23 14

民主(24)     14 10

公明(23) 8 15

共産(10) 0 10

自民・維新(6) 6 0

自民・ローカル

パーティー(5) 5 0

諸派(6) 5 1

計(111) 61 50

(議長〈自民〉除く)


議員の投票行為名簿は


WTC2議案を巡る府議112人の投票行動
http://ameblo.jp/rocky-dog/entry-10375185677.html


を参照に。



WTC買い取り案が可決されたというのに、予算案否決になったらどうなるんだ?

大阪市に大迷惑かけることは勿論、大阪終了の烙印押されることになるのではなかろうか?

橋下の責任問題出てくるし、辞職してもらわなければいけなくなるが、府議会も解散してもらわないとね!


だって買い取り案成立させたのは府議会そのものですからね。


予算付けないのであれば、どうして昨秋、買い取り案成立させたんだ?

府民を馬鹿にするのもいい加減にしてもらいたい!


第2庁舎としての買い取り案じゃなかったっけ?成立させたのって。

当時の報道では買い取り案=第2庁舎案と報じられていたが、法案にはそう書かれてなかったということなのだろうか?

そうだとしても買い取り案成立させておいて予算案否決なんて…


無責任な連中ですよね~


共産党はいつでも無責任で通してきてるので、「移転条例案が否決され、『府庁舎移転』というビル購入の大義名分は崩れた。2月議会は仕切り直して改めて議論だ」と意気込むのは予想つく。

責任ある政党なら、ここでWTCを第2庁舎として使うのではなく、民間に貸し出す、または売りさばくなどの、自分達で借主&買主を見つける努力をする対案を出してくるんですが、共産党はそんな気は元からありません。


この記事にある公明党府議の1人ってのは、おそらく光沢議員なのでしょう。

この人が公明の中で1番反対してましたし。

府が出した全面移転より第2庁舎化のほうが、30年間で196億円負担増ってのは諸刃の剣になりましたね。

公明府議が言うように、第2庁舎化すると財政上問題が出てくる。

30年間で196億なので、年間6.5憶円負担かかる。

それプラス、現庁舎の耐震補強工事の費用もかかってくるかと。


一方、WTCを第2庁舎として使えば余計な支出が増えるので、全面移転したほうがいいってことも言える。

予算通れば、橋下はそう言ってWTCの全面移転を迫ってくるでしょうし。

府議会選挙でも移転賛成訴える候補の応援することでしょう。


反対派の意見、理解できるんだけど、ここで白紙なんて出来るのか?

相当の覚悟が必要となってくると思うが。


大阪を1つにまとめるなんて夢物語なのかもしれませんね~

橋下は就任直後から「大阪府の解体」「大阪を1つに」ってなこと言っていた。

ならば最初からWTCの件を、府市統合に向けての第一歩と位置付け、大阪市救済措置として訴えかけたほうが良かったのかもね。

道州制の州都に!なんて言うから唖然とされたわけで。


今度の採決も、記名投票でお願いしたい。

よろしくね!w



オマケの大阪。


今日から大阪版事業仕分けが始まったのですが、府側からは府税収入がバブル期前の水準まで落ち込む見通しのほか、新年度に実地予定の私学高生に対する授業料支援、大阪市内のライトアップ事業について説明された。


議会側からは「ライトアップは、金をかけないようもう少し大阪市と協力を」って注文がついたってのはいいんだけど、


「授業料支援はもう少し手厚くできないか検討を」


ってのもあったそうで。


大阪府の新年度から実地予定の私学高生の授業料支援って、年収350万円以下の世帯の授業料無償化のことなんですね。

できれば年収500万世帯まで広げたいようだけど、こっちから言わせてもらうと、



ふざけるな!



ですよ。

民主政権の公立高無償化もそうだけど、費用対効果あるんだろうな?

生徒達が皆、勉強やスポーツに励むとかの注文はせん。

退学する生徒の数が激減するくらいの効果は出せよ?


ライトアップ事業なんて止めようと思えばいつでも止めれるが、高校の授業料無償化ってのは一度始めたら簡単には止められないんだからな!


しかも橋下の勇み足で国から貰えると踏んでた金額が、予想より少なかったので府の負担増になるっていうのに、何が「もう少し手厚くできないか」だよ。

どうせ共産議員の発言なんだろ。

貧乏人囲って票にするなら、ボクにも金くれよ!w


この先、共産には投票するつもりはないけれど、今まで9割がた共産に投票してやってるんだぜ?

門真市議くらいしか当選しなかったけどなw


国も府も、議員どもは自分への票を増やすことしか考えとらん!