ロッキー 今日 16才だよお誕生日だよ~ おめでとう
わが愛犬ながら
遺伝的に心臓病早発、進行早いと言われるキャバリアの中で
16歳のお誕生日を迎えたこと、本当に褒めてやりたいと思います。
私は何のケアもしていません。
ここまで頑張れたのは、ひとえにロッキーの力です。
私がロッキーと一緒にいたのは結婚して家を出るまで。
ロッキー4歳でした。
結婚するまでは、ぞんぶんに可愛がっていたと自分では思っていましたが
今考えれば、働いていたので相手をするのは夜だけ。
夕方の散歩は母まかせ。朝は私が連れて行っていましたが
出勤前なので日課のボール投げも5分だけで、いつも急がせていました。
土日は友達や彼氏と遊びに出てしまうので、
一日思いっきり遊んであげることも少なかった。
幸い母はそのころ専業主婦だったので、
日中ひとりぼっちでお留守番することはありませんでしたが
そのことに甘えていたかもしれません。
犬の十戒の
You have your work your entertainment and your friends.
I have only you.
あなたには仕事や楽しみもあるし、友達もいるけれど
私には....あなたしかいないのです。
を読むと胸が痛くなります。
結婚してからは会う回数も少なくなり
出産で里帰りした時は神経質になり、新生児に犬の毛は禁物だと
ロッキーが近づくたびに叱っていました。
その後は母が私のもとへ孫に会いに通ってくるようになったので
ますますロッキーと会う機会は減りました。
ロッキーのことは変わらず可愛いと思っていましたが
私にとって夫や子供が一番だったし
母の介護も重なって自分のことで精いっぱい。
ロッキーは二の次、三の次の存在になってしまったのです。
母が入院して、11歳のロッキーを引き取るとき
建てたばかりの新居が汚れるなあ・・・と思ってしまったのも
事実です。
ロッキーはどれほど寂しかっただろう。
引き取ったとき、ロッキーがずいぶん年をとっていたことに
ショックを受けました。
つい数か月前に会ったときはボールで遊んでいたのに
関節の痛みが出て、もうボールは追いかけませんでした。
ぬいぐるみで遊ぶのも大好きだったので、
たくさん用意していましたが、もう興味を持つこともありませんでした。
わかっていたことだったのに、犬の一年の速さを思い知りました。
心臓の雑音も出て、足の衰えも顕著になり、
お出かけに連れ歩くことはロッキーにとって負担になるだけ。
思いっきり遊んであげる環境は整ったのに
ロッキーにとっては遅すぎました。
今は
寝てるばかりになったけど
熟睡してるときは幸せそうです。
ティアラを迎えて本当は迷惑だったかもしれないけど
ロッキーに活力が戻ったと信じています。
いい飼い主じゃなくてごめんね。
もう今更してあげることは何も見つからない。
だけど、そこにそうして元気でいてくれることが
私には何よりうれしいよ。
私の子供たちの成長を一緒に見守ってくれてありがとう。
ロッキーのおかげで動物の大好きな子になりました。
これからもいつまでも家族みんなと一緒にいよう。
ずっとずーっと一緒だよ、最期のその時まで。
16才、おめでとう。
愛をこめて。