俺様、不本意ながら大嫌いなトリミングカットに連れていかれたのだ。


なんでもママが病院の先生に


「犬わんわんは鼻呼吸なんだよ、それじゃ追いつかないとハアハア口呼吸になって


心臓に負担がかかるんだよ。


薬を飲ませない代わりにハアハアさせないように温度管理に気を付けて」


と注意されたらしいのだ。



俺様は好きで玄関に寝ているのに


ゆっくりゆっくり

「エアコンをつけているのに玄関で寝るなんて暑いからだわっ晴れ


やっぱりサマーカットしなくちゃ」


とママが勝手に誤解してしまった。



普段けちけちママは


「若いティアラはすぐクサわんこDASH!になるけど


ロッキーは枯れてるからまだイケるわね・・」


と言って俺様のカットやシャンプーを先延ばしにするくせに・・・ムカムカ



しかも、いつもは


「色がハゲたらバセットとかジャックラッセルとかミックスとか間違えられるようになったから


お耳の毛としっぽはキャバリアらしく長いままにしてくださいねキラキラ


と頼んでいたのに


「ぜーんぶ短くしてください。長持ちするように短めのサマーカットねラブラブ


と、今回はざっくりしたテキトーなオーダーをするではないか。


そして変身した俺様・・・


ゆっくりゆっくり

おかっぱ頭のおばさん風になってしまったのだ!!



ゆっくりゆっくり

俺様の自慢の巻き毛が・・・ムンクの叫び

お耳の巻き毛が・・・

脚の飾り毛が・・・・


ないではないか汗



ゆっくりゆっくり


だけど子供たちは若返って可愛いLOVEと誉めてくれたのだ。


だからちょっと機嫌をなおしてやったぜ。



だけど、おさんぽ行ったら


すれちがう犬わんわんの飼い主どもが、みんなクスクス笑うのだ。sei


ミックス犬のランちゃんのママには


「あーっえ゛!ロッキー、耳の毛切っちゃったの~っビックリマーク」と叫ばれたのだ。


次に続く言葉は賞賛かはてなマークそうじゃないのかはてなマーク


ランちゃんママ、どっちなんだ~~っ!!