日本のシュルレアリスム




第一人者としては、

福沢一郎




彫刻家を目指したころ、

大正13年から7年間パリに留学

芸術運動シュールリアリズムと出合い、

彫刻から絵画へ方向を転換した。




シュールリアリズムの本質は

反逆の精神にある

と述べている。




それは現代の傾向を否定し

新しい様式を生み出す精神の運動である。




作品には、

現代人の心の空虚さへの風刺が込められている 




戦後は、

ダンテの神曲をテーマに地獄篇 地獄図シリーズ

創世記や魏志倭人伝など壮大な神話や古代史

歴史の変わり目の人間ドラマを描き続けた





科学美を盲目にする





他人の恋






四月馬鹿








杉全直(すぎまた ただし)

  破行


松葉杖は不安定なまま進む時代を表している







山下菊ニ 

新ニッポン物語  1954年

アメリカに支配されている日本を痛烈に風刺

大きな怪物が黄色い顔の者(イエローモンキーと日本をバカにしている)に襲いかかろうとしている






浅原清隆

多感な地上  1939年  東京国立近代美術館






平井輝七

月の夢想    1938年  東京都写真美術館






北脇昇

独活   1937年  東京国立近代美術館







東郷青児

超現実派の散歩  1929年  SOMPO美術館






古賀春江  

鳥籠     1929年






古賀春江

音楽      1931年







阿部金剛  

Rien No1       1929年







三岸好太郎

海と斜光      1934年






最後は

独自性、不可解度No1

靉光(あいみつ)ー本名 石村日郎


眼のある風景


彼は木の根やキジや昆虫などをじっくり見て

リアルに描くことが得意だったらしい





それまでの、古い習慣や習わし、しきたり

固定の価値観と強要

前例に囚われ、外れるものは排除する

いつの時代も同じだな!



そこからの

脱却と反逆



宗教画のみを描くことを求められた

アカデミーの世界からの転換を

模索したときのように!




激しい批判を受けながらも、

自らのアイデンティティを追求する!


ー自分が自分であること

 さらには他者や社会から認められている

 自我同一性とか、

 存在証明




時に我は考える

 存在意義

 自分とは何者

 何のために生まれてきたのか?

 我は何をするのか?

 したいのか?

 何を伝え、何を残すのか?



 何故

 この時期に

 この親を選んで生まれてきたのか?

 (自分で選んだとか言われるがそんな覚えはない)

 



多くの先人も迷い

苦しんだことだろう!




歴史の賢者から学ぶことが多いものだ❣️