こんな私とは、四流大学出で不動産とはおよそ馴染みのない会社に勤めながら独学で試験に挑んだ者のことです。
こんな私でも、宅建に合格することができました。正直にいうと、1回目は冷やかしだったものの、3回目にやっと合格しました。
今から宅建に挑もうとする方に少しでも役に立てれば幸いです。
まず、不安と取り除くことから始めましょう。
・頭悪いけど大丈夫?
・仕事をしながらでも大丈夫?
・独学でも大丈夫?
・記憶力が全然ないけど大丈夫?
・合格率が15%とか聞いたけれど大丈夫?
これらには即答で大丈夫と答えることができます。
自己紹介したとおり、頭の悪くてもと仕事しながらでも独学でも受かった凡人がここに居ます。
私は宅建は、覚えたもの勝ちの試験で、記憶力だけがものを言う試験だと思っていましたが、そうではありません。
実はコツがあるのです。それは、以降で。
合格率は確かに低いですが、数字だけに騙されないで欲しい。私は、3回も会場に足を運んでいるのでどんな人が受けに来ているか大体分かりました。10代の人、50代の人、おばちゃん、スーツの人、直前まで寝てる人...
要するに本気でこの試験に臨んでいる人と臨んでいない人が受験者には居るということです。
また、明らかに職業柄、強制的に受験させられている人、もう何年も落ちまくっている人も居ることが分かります。合格率15%の分母にはこれらの本気でない人、受験する前から落ちることが分かっている人も含めたものです。
だから、合格率だけを見て、俺には私には無理だ~と思う必要は全くありません。数字だけに騙されないで下さいね。
余談ですが、平成25年度の宅建申込み者数は、234,586人でそのうち実際受験した人は186,304人です。ということは、申し込んだけど受験しなかった人が48,282人います。宅建の受験料は7,100円です。
48,282人×7,100円=342,802,200円が宅建業協会の懐に入ったことになります!事務手続きのにどれだけの費用がかかっているかは不明ですが3億4千万円です!ぼろ儲けですね。
7,100円という高い受験料をドブに捨てる人も世の中には結構いるんですね...。私には信じられません。
次は少し楽観論を排除します。
・一夜漬けでできるんじゃないの?
・四択だから運が良かったら受かるんじゃないの?
・去年落ちたけど問題が悪かっただけじゃないの?
独学でやっていると、ブログ等のネット情報で合格者の体験談や手法をよく目にして参考にすることがあります。
その中には、短期間で徹夜して合格しました!この分野は全く勉強せずに、それ以外で満点だったので合格しました!
ノリで受けたら合格しました!的な事を言う人がいます。特に、サイトで検索結果の上位で...。
それらの人は、超人です。嘘だとは言わないけど、その一部の超人の人の真似を凡人が真似ても合格しません。
独学でやっていると、特に勉強が不調なときは、自分を励ます為、藁をもすがる思いで信じてしまいそうになります。でも、自分が凡人だと思うなら、これらは信じるべきじゃない。正しい方向性で地道に努力するしかないと思います。
試験は四択です。四択だから、25%確立で正解するんだから、まぁなんとかなるんじゃないか?と考える人が居たら計算してみて下さい。1問25%の問題を合格点まで取る確立を。
あと、宅建は非常にいじわるな試験です。単なる四択ではなく、勉強すれば、どの選択肢か迷うようにできています。無作為に選択するよりも難しいかもしれません。四択だからといって、甘くみない方がいい。国家試験ですから。
過去問では高得点とっていたし、今年は問題が難しかっただけ。問題が簡単な年に当たれば合格する!と思った去年の私のようなあなた!(笑)断言します。それはない。これは以降で。
ここが私の考えの核
・合格の壁がある
では、どうしたら合格できるのか?私は、去年の不合格後、気づいたことがあります。
合格点の手前には壁があるんだ、ということです。
実は、去年の合格点は33点で私は31点でした。あと2点!おしい!!
来年、いい問題に当たれば2点くらいなんとかなるだろう。
そう思っていたのですが、たしか一昨年もそう思ったな...。
つまり、合格点手前の数点の範囲に壁があり、その壁の手前にはものすごい数の受験者がいるのです。
この壁手前から、2~3点もぎ取って壁をを登れた者だけが合格することができる。
つまり、31点は全然惜しくなく、大多数の不合格者がそういう思いをして、来年も受験しようとするのです。
おそるべし、宅建業協会!ボロ儲け!笑。
そういう意味でも、試験問題はよくできています。大多数がギリギリで不合格になるような問題を作成しています。
私の感覚ですが、教科書等を読むと過去問で20点くらいはあっという間に取れます。
さらに問題集をすると、あっという間に25点くらいになり、もっと勉強すると30点くらいは取れます。
宅建の合格点は1問1点換算で、35点を越えたことがないので、35点を目指すことになります。さぁ、宅建はここからです。ここからどうやって数点もぎ取るか。これにかかっています。
これに気付けない人は多分、来年以降も落ちます。
・暗記だけではない。応用力が必要。
前述しましたが、宅建は非常に良くできた問題、別な言い方をするといじわるな問題です。
暗記だけでなんとかしようとしている人は落ちるようにできています。
暗記+応用力が必要です。ただ、あまり高度な応用力は必要ありません。
応用力が必要なんだと意識した暗記をしていれば全く問題はありません。
だから、暗記が不得意な人でもチャンスはあるわけです。
AはBであるが、A’はB’である。
みたいな感じです。
これをAがBなんだから、A’も当然B’だよと考えることができるかです。
最低限の暗記は残念ながら必要です。私みたいに暗記が苦手な人はがんばりましょうね!
・苦手な分野を克服する
宅建の問題は分野分けされており、しかも、何問目に出題されるのかまで決まっています。
1~10問目は権利関係。11~12問目は借地借家法。13問目は区分所有。14~16問目は法令上の制限。17~18問目は建築基準法。19問目は宅地造成法。20問目は土地区画整理法。21問目は農地法。22問目はその他法令。23~24問目は税法。25問目は価格。26~45問目は宅建業法。46問目は住宅金融支援機構。47問目は広告表示法。48問目は統計。49~50問目は土地建物。
ちょっと安心しましたか?(笑)
建築基準法はすごい苦手だから、この分野は諦めて他の分野で得点をとるぞ!2問しかでないし。35点が合格ラインをいうことは15点は間違えれるんだから2問くらい大丈夫。
その分20問も出る宅建業法でがんばるぞ!
...私も含め、不合格者がよく陥る考えです。
前述したとおり、30点からどうやって数点もぎとるかと試験において、苦手分野を作ってしまうとは得策ではない。
たとえ2問しかでなくても、努力すべきです。その分野がその年、すごく簡単だった!って可能性もあります。あきらめないで!
それと、宅建業法の20問はできて当たり前です。ここで3問以上落とすと正直厳しいと思います。
・超難問、奇問に惑わされない。
毎年、2~3問超難問、もしくは奇問が出題されます。解答速報なんかで各社の解答が違っていたり、ひどいときはどちらも正解!みたいな出題者ですら間違えるような問題です。
先程言ったとおり、宅建は非常に意地悪な試験です。どうにかして受験者をギリギリで落とそうとします。
この超難問、奇問に引っかかると、まず、その問題自体に時間を取られます。
宅建の問題は50問で120分で解かなければいけません。1問に費やす時間は単純計算で2分40秒。
その2分40秒の間に4問の選択枝を読んで解答を出さなくてはいけません。計算問題がある場合もあります。ちなみに、電卓の持ち込みは不可です。なので、結構シビアは時間配分が求められます。
こんな問題が出たらどうするか。スパッと諦めて次の問題をしましょう。
そういう問題があるんだと準備しておけば大丈夫です。そんな問題、他の受験者も解けません。あきらめましょう!
このような問題のもうひとつの弊害は、リズムが狂うことです。動揺し、シビアな時間配分が崩れます。宅建業業界の思う壺です。他の受験者と差がつかないので、他の問題に時間を費やしましょう。
参考になりましたでしょうか?
正しい方向性で努力すれば1年で合格できます。私が3年もかかったは、これらのことに気付かなかったからです。
特に、独学でやられてる方は孤独です。不安になります。でも、正しい方向性で努力すれば不可能ではないです。
合格すれば喜びは格別でした。自信にもなります。是非、1年で合格して喜びを分かち合いましょう!
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ここからは参考までに。
・試験勉強をいつから始めたらいいの?何時間したらいいの?
これはもう個人差があるとしか言えない。私は記憶力に自信がなかったので、半年前くらいから1日2~3時間くらい。宅建合格サイトとかからすると、やりすぎです。笑
・どんな教科書、問題集がいいの?
なんでもいいと思います。本屋に行って自分の合いそうなものを選べばいいと思います。
アドバイスすると、過去問とリンクしているような教科書は使いやすいかなと思います。
過去問のここは、教科書の何ページに出てきたよ。みたいなのです。殆どの本がそうなっていると思います。
私はらくらく宅建塾の教科書(1冊)、同過去問5年分(3冊)、同分野別問題集(3冊)、同予想問題(2冊)、○×式問題集(1冊)です。この本のおかげ、とは思ってません。他のシリーズでも大丈夫です。
・通信教育やDVDは必要なの?
ありだとは思いますが、私はしませんでした。理由は簡単です。高い!!10万円超のお金なんて用意できません。ましてや、資格手当狙いだったのでそれだけ費用をかけたら本末転倒です。
価値観の違いなので、なんとも言えないですが、あったら有利かもです。
・試験当日気をつけたことは?
体調を整え、とにかく前日良く寝ることです。そして、脳内ドーピングをすることです。
ドーピングとは、甘いものを食べて血糖値を上昇させることです。試験開始数分前にチョコを2~3個食らうのです。
真面目な話をすると、当日は48問目に出題される統計のデータを直前まで必死で覚えます。
そう、統計の勉強は当日しかしません。記憶力に自信がある人は数分で覚えられます。
直前までに目に焼き付けて、試験開始と同時に一目散に48問目にページをめくって解いてスパッと忘れます。
こんな問題のために凡人のメモリーを割くわけにはいきません。
統計のデータを当日までに集めておいて、当日覚えるので十分だと思います。
48問目が終ると、その流れで49~50問目の土地建物を解きます。この分野は考えても仕方がない分野です。知らんもんは知らんのです。(笑)割り切って解きます。
その後、14問目以降の法令上の制限を解きます。この分野は神経を使う分野なので、前半の余力があるうちにがんばって考えて解きます。もちろん時間配分を考えて。
そのあと、がんばったご褒美に19問目からの宅建業法を解きます。努力すれば、ここの20問はスラスラ解けます。解けて当たり前の分野です。やってて気持ちよくなります。...私はこれを脳内デトックスと呼んでました。
なぜ最後に権利関係を持ってくるか。それは、この分野に超難問、奇問が多いからです。
最後にすることにより、例え惑わされても被害を最小限に抑えることができます。リスクマネージメントですね。
ちなみに、今年の問2の選択枝の1
父母とまだ意志疎通することができない乳児は、不動産を所有することができない。
どうですか?はぁ?でしょ。笑
こんなの教科書に載っていないと思います。そんな問題、無視です無視!
えっと、後はネットで問題を解くサイトをやりましたけど、私には向いていませんでした。すぐやめました。
あと、登録講習を受ければ問題が5問免除される制度があります。私は利用しませんでした。
理由は簡単。高いから!確か1万6千円?だったと思います。5点で1万6千円を買うことをどう思うか。それと免除される問題が決まっています。統計を含む後半の5問です。権利関係を免除してくれたなら考えてたかも。
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