XV02の組立(その2/ギヤデフ) | ロックウェーブ 店主ブログ

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星タミヤ XV02PROの組立星

 

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XV02PROの組立、続いてはギヤデフの組立をしましょう~!

 

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NEWパーツ、従来からのパーツが色々組み合わされて構成されています。

 

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XV02の特徴の一つがココ。リングギヤが2種類キットに入っています。39Tが2枚、40Tが1枚入っています。

標準は前後に39Tという具合になりますが、前後どちらかを40Tを使用する事により駆動力配分を変えて走行を楽しめる!という訳。

 

リアを40Tにすればフロントの方が回転数が多くなりますので、安定性重視な前輪駆動傾向な特性に。

フロントを40Tにすればリアの方が回転数が多くなりますので、加速&旋回性重視な後輪駆動傾向な特性に。

 

ちなみにOPで発売されるセンターデフ用スパーギヤをこのリングギヤの代わりに取付すれば、センターデフとして装着も可能になります。

 

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ギヤデフ内部のパーツをランナーから切り出していきます。

この白いギヤ(勝手に通称アポロ)はTRF420系で使用している物と同じ物になっています。

 

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紙やすりの上で2~3擦ってみましたがケースの面は全然その必要は無かったかな。問題無しですね。

アポロやらのギヤ類はランナーのバリをしっかりカッター&ヤスリで綺麗にした方が良いです。ゴロゴロした感じが出ちゃうので。

 

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M2*8mmHEX皿ビスが使用されています。オイル入れた後とかだと漏れないように・・・とか注意がそちらに行ってしまいガチ。

その為にこの段階で一度ビス締付してネジ山を作っておいた方が良いです。

このビス頭、HEX1.5mmレンチを使いますが、結構キツいので要注意です。(僕は古くなったビットを保管しておいて、この時にだけはコレを使って作業してます)

 

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ガッチリ最後まで締付しておきます。

 

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下準備が出来ましたので組立を進めますベル

 

オイル漏れが無いように組立しましょうね!その為にはグリスが必要です(グリス有り前提で組立しているので、無しの場合でどうなるか?の検証はしていません)

今回はタミヤのダンパーグリスを使用していきます。

ジョイント、Oリング、ガスケット、取付面各所にグリスを塗付します。

 

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既に発売されているTT02用と同様に、デフジョイントカップに先にベアリング(1280サイズ)を入れてからギヤデフケースに組み込んでいく構造です。のでベアリングを入れ忘れないようにご注意を注意

 

ベアリングはケースに対してカチッと入る感じですが、ハードな走行が予想されるマシンですので、ベアリング挿入部を削る等は必要ないかな?!と思います。

 

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ジョイントカップ、ケースのOリングが入る部分そしてOリングにグリスを塗付してOリングをケースに入れます。

 

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僕はシムを先にOリングの上に乗せて、シムを押さえた状態でジョイントカップを下から上に入れる感じでやってます。

 

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余分なグリスが出てくるので拭き取りましょう。

 

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シムの量は取説のままでOKかと思いますOK

 

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GVパーツのランナーを見ると分かりますが、型の修正がされているようです。

このクロスシャフトもTA08の際に短くて不安な感じ・・・だったのですが、長くなっていましたひらめき電球

 

・・・がアポロを入れてみたら少々回転が重くなってしまうあせる

ので、アポロ側の穴を広げるか(2.8mm)、クロスシャフトを紙やすり等で細く削るか・・・が必要です汗

 

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勿論OPとしてTRF420等で使用されているアルミ製シャフトも使用可能になっています。

ので、今回はこちらのアルミシャフトを使用しましたパー

 

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ガスケット、ガスケットが当たる面にそれぞれグリスを塗付します。

ちなみにガスケットはTRF420用とは違うみたいです。

 

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ようやくオイルを入れる準備が出来ました!

キットには3000番のオイルが入っていますので、まずはこれで走行してみましょう~。

オイルを入れる量の目安はクロスシャフトが隠れる位となっています。

 

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今回は重さを計って量の管理をします。

この状態で14.6gとなっていました。

 

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取説指示の量だと1gくらいかな?!

 

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もう少し増やして1.2gにしてみました。

これでも漏れる事は無さそうな感じに見えます目

 

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リングギヤ側をのせて4本を締め込んでいきましょう~!

対角線上に順番に均等に締め込んでいくと良いですOK

 

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完成状態では29.4gとなっていました。

 

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前後同じオイル番手でまずは走行してみるので2個製作しますグッ

 

これで最高~にスムーズなギヤデフが完成しちゃいましたチョキ

 

(その3)、サスアーム組立に続きますダッシュ