Bruford / One Of A Kind(1978)について語ってみました。 | 自分を見つめなおすブログにしました!相模原市のホームページ制作 Rockstream

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久々にプログレネタです。

 

プログレアルバムでお気に入りの作品がいくつかありますが、

いつ聴いても感動できるアルバムは少ないです。

 

その中の一つが「Bruford / One Of A Kind」です。

プログレというよりは、ジャズ・フュージョン、クロスオーバーと言ったほうがいいかもしれません。

 


One of a Kind

 

なぜ、いまさらブログで書こうかと思ったかというと、

ウィキペディアで、今までの疑問が解決したからです。

 

まずは、このアルバムのメンバーから。

 

Allan Holdsworth:electric guitar
Dave Stewart:keyboards, synthesizers
Jeff Berlin:bass
Bill Bruford:percussion, drums

 

ブログを読んでいる方の大半が知らないアーティストだと思います。

 

しかし、今では考えられないようなメンバーなんですよ!

 

Allan Holdsworthは、かのEdward Van Halenが尊敬するギタリストの一人で、

Edward Van Halenは、Holdsworthの Road Games (1983) のプロデュースをしています。

古くはテンペストやソフト・マシーンでもプレイしていました。

その後、UKに参加したり、色々なバンドでプレイしソロとなっています。

Allan Holdsworthのコンサートは初来日公演も含めて、数回、観に行きました。

何と言ってもハーモナイザーを使ったプレイに感動し、

私は後にボスから発売されたピッチシフターを使って、

ベースでオーケストレーション的なサウンドを出したり、

コーラスとして使っていました。

たまたま、ライブで対バンをやっていた永井敏己さん(元デッド・チャップリン)にも、すごいサウンドですね、なんて言われましたね。

(たぶん、永井さんは覚えていないと思いますが・・・)

 

Jeff Berlinは、私が尊敬するベーシストの一人です。

Holdsworthの Road Gamesでもプレイしています。

渡辺香津美の「スパイス・オブ・ライフ」では、Bill Brufordと参加しており、

「スパイス・オブ・ライフ」コンサートも観に行きました。

実は、このときも永井敏己さんに会ったので挨拶をしました。

(たぶん、永井さんは覚えていないと思いますが・・・)

 

Bill Brufordはイエスのオリジナルメンバーで、脱退後はキング・クリムゾンに参加。

クリムゾン解散後は、セッションミュージシャンとしてジェネシスのツアーにも参加しています。

このジェネシスのライブはビデオにもなっており、フィル・コリンズとのドラムバトルがいいんですよ。

その後、ソロとなり、Holdsworthと共にUKにも参加しています。

Bruford解散後、再結成したキング・クリムゾンに参加。

この時の来日公演を観に行きました。

元イエスのPatrick Morazとアルバムを2枚制作しており、来日もしています。

この公演は渡辺貞夫企画で、座席数も少なく目の前で2人のパフォーマンスを体験できたのですが、

もっとすごいのは、帰り際に渡辺貞夫さんから「2人のサインをもらえるよ」と声をかけられ、

待っているとPatrick MorazとBill Brufordが出てきて、みんなにサインをしているんですよ。

その時に会場で買ったセカンドアルバムに2人の生サインをいただきました。

Patrick Morazとは握手もでき感動でしたよ。

今でも、そのアルバムはお宝です。

Brufordはイエス(UNION)、クリムゾンも含めて、一番観ているアーティストかもしれません。

 

最後にキーボードのDave Stewartですが、

この人がBrufordのアルバムの肝になっています。

元EGGというバンドで活動をしていましたが、

当時のロック系バンドのキーボードでは珍しくジャズっぽいアプローチをしています。

Brufordの解散後、Barbara Gaskinとアルバムを作っており、

来日もしています。

この来日公演も観に行きました。

 

そして、今更ですが、ウィキペディアで知ったのは、Eddie Jobsonの参加です。

「Forever Until Sunday」ではヴァイオリンをプレイしているものの、

ノークレジットとなっています。

 

実は、Allan Holdsworthもヴァイオリンをプレイできるという話を聞いており、

Holdsworthなのかな?と思いつつ、

Eddie Jobsonのプレイに似ているな、と思っていたら、

やっぱりEddie Jobsonがヴァイオリンを弾いていました。

 

最初のモチーフはバイオリン、最後は同じモチーフをHoldsworthがギターでプレイをしています。

曲としての完成度が高いなーと改めて感じました。

 

で、改めてアルバムを聴きながら、このブログを書いているのですが、

言葉では表現できないくらい感動しています。

 

私はベースをプレイし、作曲もしていました。

一度でも楽器を演奏、バンドでプレイをすると音楽の聴き方が変わると思います。

 

なぜかというと「One Of A Kind」は、

本格的に楽器を弾いたり作曲をするまでは

正直、感動するほどのアルバムではありませんでした。

しかし、音楽の構造やプレイのレベルというのがわかると、

本当に言葉では表現できない感動というものがありました。

(今でもあります)

 

ちなみに「One Of A Kind」の前に「Feels Good to Me」というアルバムがあります。

ベースはJeff Berlinですが、ホワイトスネイクなどで有名なNeil Murrayが元々参加する予定だったそうです。

それで思い出しましたが、渡辺香津美のコンサートをNeil Murrayが観に来ており、

私の前を歩いていたのですが、デカかったです。

(どうでもいいネタでしたね)

 

この「One Of A Kind」は、

多分、皆さんが聴いても、よくわからないと思いますが、

とりあえず、わからなくても聴いてほしいアルバムです。

 

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