私が横浜の我が家にいる内に不法侵入した者がふたりいたらしい。
ひとりはポツリと仕掛けられていた巧妙(?)な罠にひっかかってして息絶えていた…。
奴の普段のしぶとさを考えると壮絶な最後であっただろう…。
そこには猛毒との死闘の末果てたゴキちゃんの屍があったのだ…。
もうひとりは姿がなかったが奴の存在を示す決定的な証拠が出てきた。
私ははじめそれを見た時は、ふりかけの『のりたま』がこぼれて黒ゴマとノリが散ってたのかと思っていた。
しかし、その推理がおかしい事に気が付く。
『のりたま』の‘たま’である玉子が見つからないのだ!!
よく観察してみる…。
種の様に小さく、黒くて長細い物体…。

どっかから飛んで来た木屑かな?
妖精達の贈り物かな?

しかし、現実は甘くはなかった…。

私の記憶を辿って行くとその存在の正体がわかってしまった…。
以前上野動物園で見た記憶があったのだ!!

それはなんと排泄物‘ネズミの糞’である。

しかもこともあろうか私の布団のシーツの上にもブチまけられていた。

私は早速どこから奴等が侵入したのかを考えた…。
鍵は閉まっている…。
密室である。

そうか!!
奴等は侵入してきたのではなく、はじめからそこに入る秘密の通路があったわけだな!!
こうなれば家宅捜索だ!!(大掃除)

そして布団を替えてもらおう!!