小さなマリア

今日は我が家に新しい家族がやってきました

チワワの女の子です

マリアと名付けました

マリアは推定７～８歳

誕生日は分かりません・・・

なぜなら、マリアはセンター（保健所）から引き出された子だからです。

捨てられたのか迷子になったのかは分かりません。

だけど、飼い主からの捜索願などもない事、

もう１匹ヨークシャテリアも一緒にいて保護された事などから、

捨てられた可能性が高いと思います

体重わずか2.8kgの小さな命。

センターから引き出して、

新しい里親さんを見つけるボランティアをされてる、

仮母さんなどがいなければ、

マリアはもう殺処分されていました。

こんな風に、新しい犬生を歩み始める事が出来た子は、

ほんのわずかです。

日本では１日に７００匹～８００匹の

犬や猫が殺処分されているとの事です。

年間にすると約２７万頭。

数日前まで飼い主さんと過ごしてきた子達が、

数日後にはガス室で

もがき苦しみながら寂しく死んでいくのです。

売れ残った犬や猫をセンターに持ち込むペットショップの経営者

毎年毎年産める限り産ませて

ボロボロになって使えなくなったからとセンターに持ち込むブリーダー

去勢や避妊手術をせず、多頭飼いの末

生まれた子犬や子猫を飼えないからとセンターに持ち込む飼い主

引っ越しや失業などの個人的な理由でセンターに持ち込む飼い主

病気になってお金がかかるから、世話が大変だからと

病気で苦しむ犬や猫をセンターに持ち込む飼い主

ストレス発散のために虐待を繰り返し、

最後は死なせてしまうか、捨ててしまう飼い主

なんで飼ったの？

それだけが聞きたいです。

センターに収容されると、

殺処分を受けるまでのカウントダウンが始まります。

ワンちゃん達は匂いなどで

自分の身に死が近づいている事を本能的に分かっていると聞きます。

だけど捨てられたのにセンターの中では

それでも飼い主が迎えに来るのを待っている。

最後の最後まで待っています。

めぐがここでどんなに言おうが現状が変わる事はないと思う。

だけど、ここを見てくれてる人にだけでも伝わって欲しい。

興味本位で動物を飼わないで下さい。

そして飼う以上は、自分に何が起ころうとも

その子の最後を看取るまで手放さないでください。

もし自分が先に死んでしまうような事があれば、

代わりにその子をちゃんと見てくれる人を作っておいて下さい。

センターではたくさんの犬や猫が助けを求めています。

ペットショップやブリーダーから買うのではなく、

その子達の里親になって下さい。

そして今ペットを飼っている方は、

必ず去勢、避妊手術をして、

これ以上不幸な命を増やさないようにして下さい。

貰い手がいるから生ませるというのもやめて欲しいです。

犬を欲しがっている人がいるのならば、

センターから１匹でも多く引き出してあげて下さい。

もちろん誰でも簡単に里親になれるわけではなく、

今後また捨てられないように、

里親になるための審査があります。

誰が悪いという問題ではなく、

ちゃんとした法律がないのが悪いと思います。

ペットショップやブリーダーから買う人がいるから、

次々赤ちゃんを産ませられる繁殖犬が作られる。

だけどそれを規制する法律がないから、

余ったらセンターに持っていけばイイという感覚で

繁殖を続けるブリーダーがいる。

法律を変えるための運動をしている人もたくさんいます。

めぐもデヴィ夫人が集めた署名活動に参加させて頂きました。

そのたくさんの署名を、デヴィ夫人は三原じゅん子議員に託されたようです。

今後、日本の動物に対する厳しい法律改正を願うばかりです。

またいつものように熱くなっちゃったね

ホント動物の事になると

いてもたってもいられなくなっちゃうからなぁ

だけど、１人１人の意識が変わらないと

今の現状もこの先何も変わらないと思うので、

みんなにも理解してもらえる事を願ってます

そしてみんなも、周りでペットを飼っている人や、

飼おうとしてる人がいたら、この事を伝えてもらえると嬉しいです

という事で、今日からマリアはうちの子です

先週横浜まで行ったのは、仮母さんのお家に

ヴィヴィを連れて会いに行ってきたんだよね

そしてヴィヴィとも問題なくやって行けそうだったので、

今回うちで引き取らせて欲しいとお願いしました

なのでマリアの事は、

ヴィヴィと同じように、

最後の最後まで一緒に見ていきたいと思っています

ペットの事で悩んでる方や、

これから飼おうと思っている方がいたら、

いつでも相談に乗るので、

メッセ送ってね

でわおやすみなさい