Loup (ルゥ) 創作フレンチ ③ / 徳島・羽ノ浦町 | Naoの五線譜

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ギターとドラムが趣味です
年に数回、海外旅行や国内旅行に出かけていましたが、現在はマイクロツーリズムが主流です
料理の監修は奥さんにお願いしています

「ルゥ」は私は3回目、奥さんは6回目のランチです。

1年前の訪問時に予約し、ずっと今日のランチを楽しみにしていました。

 

寒さに負けず咲いていたローズマリー

今まで「食べログ」の店名の表記が「ルー」でしたのでルーと表記していましたが、昨年オープンされたHPを確認すると「ルゥ」とありましたので、過去ブログを含めて「ルゥ」に変更しました。

過去2回の訪問時の内容は、最後にリブログしておきますので、よろしければご覧くださいね。

 

徳島で人気のあるフレンチレストランで、フランスのグルメ誌 「ゴ エ ミヨ」では2トックに選ばれています。

その上の3トックは、私たちも伺った「虎屋 壺中庵」と「ラトリエあべ」でした。

 

かわいいガーデンに囲まれたレストラン

 

黄色い実は橙かな?

 

ミモザの黄色い花が少し見え始めていて、春の訪れを感じます。

 

今年からデジュネコースは4950円に変更になりました。

 

位置皿

前菜、メインを2種類から選べるプリフィクスコースです。

 

寒いので、と上勝町の阿波番茶が最初にサービスされました。

嬉しい気配りですね。

 

アミューズ 

ガーデンのローズマリーやパンジーを朝摘んであしらってあり、童話の中の鳥の巣のようなかわいさです。

 

卵に見立てたのは、洋梨と生ハムのベニエ

サクサクの衣に包まれているのは、生ハムをたっぷり巻いたトロトロの洋梨で、熱々でとても美味しかったです。

 

ガーデンのミモザをあしらったボードにはアミューズが3種並んでいます。

 

加茂谷産セレベス芋のキッシュ

繊細なパイ生地にチーズの香りの高いセレベスのフィリングがよくあっていて、とても美味しいです。

 

ズワイガニのコルネ

ズワイガニとクリームチーズを自家製マヨネーズて和えたまのをパートブリックで巻き、ディルを飾ってあり、私のお気に入りです。

 

鳴門鯛のタルタル パートフィロ

薄いトウモロコシの入った生地を揚げたものにコリコリとした食感の鳴門鯛のタルタルを詰め、上にはキャビアを添えてあります。

奥さんはこちらが一番好きだったそうです。

 

パン

まず、焼きたてのクロワッサン。

 

熱々、サクサクで、バターの香りも良く、手が止まらず...すぐに全部食べてしまいました(笑)

 

私の前菜

北海道産ホタテ貝の温かいサラダ

根菜のジュリエンヌ ノワゼットソース

 

一番下にはマグロのタルタルを敷き、その上にはソテーした大きなホタテ貝柱。

人参や紅芯大根などを千切りにしたものを柑橘のドレッシングで和えて添え、ポリジの花が飾られています。

黄色い人参のソースや丸か並んだトマトのピュレ、焦がしバターのソースも良く、とても美味しかったです。

 

奥さんの前菜

カナダ産オマール海老のソテー

白身魚のクネル エビソース

 

 少し泡立てたオマール海老の殻でとったアメリケーヌソースを纏ったぷっくりとした大きな切り身。

リッチな味わいのソースブランでいただくスズキのクネルは、なめらかでふわふわと軽い口あたり。

味はもちろん、すっきりとした盛り付けや味の取り合わせが素晴らしい一品でした。

 

焼き立てのパリッとしたフィセルは、前菜の美味しいソースを付けていただきます。

 

スープ

農夫風ポタージュ〜どこか懐かしい味わい〜

 

地元 加茂谷の野菜とベーコンを小さなダイス型に切り、じっくりと煮込んだスープ。

上にはフランスパンのクルトンを浮かべてあり、野菜の美味しさがぎっしりと詰まっています。

 

奥さんのメイン

県南ヒラメのヴィエノワーズ

キノコのデュクセル ソースヴェルモット

 

大きなヒラメの真ん中にはキノコを細かく刻んでバターで炒めたデュクセルがたっぷりと挟み、低温調理してあります。

最後に上にチーズと香草を加えたパン粉をのせて焼き目をつけてあるので、しっとりとした身に香ばしさが加わって、添えられたヴェルモットソースとともに、上品な味わいで、とても美味しかったです。

また、下にはほうれん草のソテーが敷かれ、味のアクセントになっていました。

 

付け合わせは、グラタンドノフィア、菜の花のソテー、アオリイカのソテー、金目鯛のベニエ。

グラタンドノフィアはメインのジャマにならないように、ガーリックを効かせないようにと、細やかな心配りが感じられます。

 

私のメイン

別紙牧場 阿波牛のロースト

ソースマディラ グラタンドノフィア 民宿 碧の野菜ソテー

 

阿波牛のシンシンを香ばしくローストしてあり、しっかりとした味わいで、とても美味しかったです。

付け合わせには、芽キャベツと菜の花のソテーが添えられ、春らしいですね。

 

焼き立てのハーブのパン

3つめのローズマリーの香りの柔らかいパンで、ソースを残さずいただきました。

 

デセール

和栗のモンブラン 〜ほうじ茶のソルベ〜

 

テーブルで、ブランデーのチョコレートソースで仕上げてくれます。

 

バレンタインデーが近いので、ハート!

サクサクの焼いたメレンゲの上に生クリームをのせ、マロンクリームを絞り、チョコレートのチュイールを添えた、甘さをかなり抑えた大人のモンブラン。

とても美味しくて、香り高いほうじ茶のソルベとの組み合わせも良かったです。

散らされたカシスの実もアクセントになっていました。

 

コーヒー

 

ミニャルディーズ 

抹茶のマカロン、苺のタルト、ミニエクレア

もうお腹いっぱいでしたが、甘さ控えめなので、美味しくいただきました。

地元の生産者との繋がりを大切にした、自然派レストラン。

昨年よりグレードアップした料理の数々をいただけて、幸せな時間でした。

盛り付けもすっきりとより洗練された印象をうけました。

とても美味しかったです。

ごちそうさまでした。

帰り際に次回の予約をしようと思ったのですが、今年中のランチは既に予約済みとのこと。

4月から来年の予約を受ける予定で、詳細はHPやインスタでお知らせしますとのことです。

では、楽しみに待ちます(笑)

 

 

 ↑「ルゥ」のウェブサイトです。

 

 

 ↑ 1回目のランチです。

 

 

 ↑ 2回目のランチです。