2016年7月、盛岡のさわや書店でタイトルと著者名を伏せた「文庫X」で話題になり、全国的に売れていった作品です。上の文庫カバーは、当時の手書き文字のカバーを新潮文庫が後になって作成したものです。
(7月27日読了)
新潮ドキュメント賞、日本推理作家協会賞受賞作品(←推理小説ではないのですが)。
清水潔さんの作品を読んだのは「桶川ストーカー殺人事件」に次いで2作目です。
前作同様、ノンフィクションです。
写真雑誌「FOUCUS」から日本テレビの記者になった著者が独自に真犯人に迫っていきます。
取材を通してテレビ番組や自らの著書で、5人の少女の連続殺人事件の死刑囚の冤罪を訴えていきます。
ただ真犯人は ? …
前作同様、一貫して真実を追求する姿には感服です。
ありがとうございました。