昨日は博多どんたくでライブをしてきました。
大勢の人の前ででかい音を出せて楽しかった!
疲れが残ったまま今日を迎え、眠たい目を擦って過ごしていたんですが、昼間に突然父親から電話が。
母方の祖父が亡くなったとのことでした。
距離が離れていることや、いろいろな事情から通夜、葬儀は参列しなくていいとのことでした。
ずっと病院にいたので、正直驚きはあまりありませんでした。
帰り道、色々考えたのですが、僕なりに今夜はじいちゃんの好きだった焼酎を呑もうかと。
普段あんまり晩酌はしないのですが。
思い出すといろんなことがありました。
鹿児島の大口市というこれまた田舎の家で、田んぼのど真ん中にぽつんと家があるような、そんな場所だったので僕はじいちゃんの家にいくのをいつも嫌がっていました。
当時はチビと言う名前の柴犬がいて、俺に噛み付くので怖かった。そんでもって怒りっぽいじいちゃんはもっと怖かった。
少食だったので、男のくせに!もっと食わんか!
とかよく怒られよったなぁ‥‥。
ばあちゃんは反対にとても優しくて、甘党の僕にいつも黒砂糖食わせてくれてた。あれめちゃくちゃ美味いんだよな。転んで泣いたら慰めてくれてた。
僕がまだ子供の時にチビは死んでしまって、19歳の時にばあちゃんが亡くなって、今日はじいちゃんが亡くなった。
じいちゃんは、ばあちゃんが亡くなってから痴呆が進んでしまって、毎晩のようにうちに電話をかけてきていたなぁ。
天国で会えてるといいな。
いつも怖かったじいちゃん
酒が好きだったじいちゃん
よくわからない昔の演歌を歌っていたじいちゃん
俺がギター弾けるようになって弾いて見せたら「俺が分かるのを弾けよー」って文句言っていたじいちゃん
トラックの上に乗せて遊んでくれたじいちゃん
遊びに行くとオロナミンCをくれたじいちゃん
帰る時いつも寂しそうだったじいちゃん
酒が飲めるようになって、俺と酒が飲めたことを本当に喜んでくれたじいちゃん
大好きだったじいちゃん
さようなら。
ありがとう。
焼酎、またいつか飲もうね。