経済は需要と供給のバランスがいいと景気は良くなり
バランスが崩れると暗転する。
いい例が昭和の高度成長期だろう。
この頃はイケイケドンドンで新しい物が作られ
需要が起こって供給がこれに追いついていった。
次から次へとヒット商品が生まれ
供給しなくてはいけないから生産も起こり
労働が生まれ労働者は豊かになった。
3種の神器のテレビ、洗濯機、冷蔵庫などがそうだろう。
製造技術も進み、ソニー、Honda、世界に名前を轟かせたのもこの頃だろう。
僕もまだ日本にディズニーランドがない頃
LAのディズニーランドでお土産を買ったら
ほとんどの製品がメイド・イン・ジャパンだったのを思い出す。
テレビ番組も幾つも作られヒット作を生んだ。
僕らはアニメや連続ドラマや歌番組に夢中で
テレビの前にくぎ付けになった。
GSやベンチャーズを覚えたのもテレビだった。
テレビは僕らの情報機関として必携の座を獲得していた。
NHKなどのテレビマンも時代の先端を行っていると言う自負があった。
巨泉も前武もキンキンもテレビで活躍していた。
スポンサーには視聴率がモノを言う、お色気が増えた。
11PMを観てるとよく親に怒られたのもこの頃だった。
驚いたのはアメリカとの衛星放送で入ってきた
ケネディ大統領の暗殺のニュースの映像である。
この時期世界は揺れ動いていた。
ソ連とアメリカのの東西冷戦が始まっていた。