1969年に公開された「More」って映画、知ってる?
たしかPink Floydが音楽を手掛けてる。
1963年、ヘンリー・フォンダ主演で公開された「スペンサーの山」という映画で
注目された新人女優ミムジー・ファーマーがドラッグ(マリファナ,ヘロイン、LSDなど)に浸って
恋人役のクラウス・グリュンバーグと全裸でセックスシーンを演じて話題になった。
その年のカンヌ映画祭に出品したけれどドラッグを使用しての退廃的なセックスに耽るシーンが
批評家達から猛烈な非難を浴びた。
Pink Floydの音楽は劇中で流れる「ナイルの歌」が印象的だった。
あまりPink Floydらしからぬ激しい歌が展開されたので憶えている。
Pink Floyd ”The Nile Song”
1968年公開の映画「CANDY」をご存知だろうか?
テリー・サザーン原作の摩訶不思議でシニカルな青春エロティック・コメディである。
主演のエヴァ・オーリンはもちろん可愛いのだが
脇役で出演する俳優がなにしろ豪華なのである。
列挙するとマーロン・ブランド:グリンドル、リチャード・バートン:マクフィスト教授
ウォルター・マッソー:スマイト准将、リンゴ・スター:庭師エマニュエル
ジェイムス・コバーン:ドクター・クランカント、ジョン・ヒューストン:ダンラップ医院長
シャルル・アズナブール:せむし男、ジョン・アスティン:キャンディのパパ/ジャック
それになんとドクター・クランカントの看護師役でストーンズの女と称される
あのアニタ・パレンバーグもちろん出演している。
実は映画「マジック・クリスチャン」同様の異色ナンセンス系のエロティック・コメディだが、
これもテリー・サザーン原作なのだ。
アニタ看護師 「CANDY」
"She's So Lovely" Ewa Aulin