Prisoner

泥酔の海に沈んでる
僕の遣る瀬無い神経
薬を胃袋に詰め込んだら
僕の憂鬱は眠っちまった

虚飾のガラスに囲まれてる
僕の継ぎ接ぎだらけの虚栄
心臓の波音が不整脈に
僕の空虚しさを刻んでく

いくら祈ったところで
なにも変わりはしなかった

喪失の夜に喚いてる
僕の臆病な欲求不満
フィクションの明日が昨日に交わって
僕の未来が消えちまった

分解しながら沈殿してる
僕の意味不明な感情
セロテープで繋ぎとめてある
僕の不埒な理性とやら

いくら願ったところで
けして叶いはしなかった

・・・Fuck off・・・

—渕上忠平—