医療と農は別ではない~循環していること | 心豊かに生きるための わせだ幸ひ研究所

心豊かに生きるための わせだ幸ひ研究所

自然との繋がりを大切にし、それぞれが尊重し合える心の繋がりを築き、それぞれの個性を活かし合うことができれば、お金だけに依存することなく心豊かに生きて行けるのではないでしょうか。
https://www.saiwai-kenkyusho.com/

 大地の再生講座と言うのがあります。

 

矢野智徳さんが主催する活動です。

 

現代土木はコンクリ-ト(それだけでなく、農薬や有機肥料の過剰な投入)を使いますが、その為に

空気と水の流れが遮断されて、病気になっているのです。

 

酸欠になった層をグライ土壌と言います。

 

そういう詰まりを取り除いて空気と水の循環を取り戻し、自然治癒力を

取り戻すのが大地の再生です。

 

一方で私たちがやっているのは身体の詰まり、心の詰まりを取り除き

その人の自然治癒力を引き出すことをしています。

 

以前の記事にも載せましたが、

 

矢野さんは私の治療を受けた時に

 

私の指の柔らかさを一瞬で見抜き、

また同じことをしていますね、

とも言われました。

 

 

私は農的な生き方をしながら治療もしてきたのです。

 

大地に向き合うことで身体のことが分かり、

身体に向き合うことで大地のことが分かって来るのです。

 

矢野さんが川は大地の水脈と言われるように、

血管は人の水脈(血脈)なのです。

 

大地の方で言うと、

野菜はあくまでも大地から生まれて来るものなのです。

大地の状態が大切なのです。

 

人で言えば、腸が大切なのです。

腸の状態が良くないと質の良い身体は出来ないのです。

 

私がやっていることは大地の再生と同じです。

 

農業の目的が(素晴らしい野菜が育つように)空気と水を循環させること

のように、、

医療の目的は(素晴らしい身体と心が育つように)気と血液を循環させるのです。

 

そう考えると、

農と医療は同じではありませんか。

 

医療の根本こそ(食と)農にあります。

 

 

私に言わせれば、人と自然(医療と農)が別にしか見えていない時点で

分離の世界に生きているのと同じです。

 

そうやって一体の世界から分離の世界になって争い事が生まれて来たのではないですか。

 

もっとものごとを俯瞰して観ることが必要ではないでしょうか。

 

そう言う時代になって行かなければならないのではないのでしょうか。

 

 

もう一つ言うと、

 

オ-ガニックと言う言葉に囚われてしまっては見えるモノも

見えなくなります。

 

畑にこれを入れたら良いと聞いて、大量に入れまくる農家さんも

いるのです。

 

人に例えてください。

食べ過ぎるとどうなりますか?

血液は過栄養でドロドロになり詰りの元となります(瘀血)。

 

それと同じで大地も詰まるのです。

 

また良い事を知った時に自分だけのものにしようとする、

その思考も循環障害で病気です。

 

大切なことはオ-ガニックではなく、循環していることでは

ないでしょうか?

 

言葉、流行に囚われて本質が抜け落ちていることってありがちだと

思います。

 

言葉に囚われるのではなく、嘘をつかない自然から

学ぶべきではないでしょうか。