こんばんは

最近、いろいろと洋楽の新曲を聴いているのですが引っ掛かったのがこれです。

やっぱりなじみ親しんだハードロックは思い入れ入ってしまいます。

 

★今日のテーマは↓です★

 

◆2024年 : 最近気にいったロックソング◆

 

◆トラック情報:

・トラック名:Killing Floor (キリング・フロアー)

・アーティスト名:Slash feat. Brian Johnson

・アルバム名:Orgy of the Damned (2024年5月17日リリース予定)

・リリース日:2024年3月

 

 

 

 

ガンズ・アンド・ローゼスのギタリスト、スラッシュの新曲です。

完全ソロ名義としては14年ぶりとなるアルバム[Orgy Of The Damned]が5月17日にリリースされます。

このアルバムは1曲のオリジナルを除いてブルースとソウルの名曲のカバーアルバムとなっているようで、今回紹介の曲はそこからのファーストカットの曲。

 

 

ヴォーカルにAC/DCのブライアン・ジョンソン、ハーモニカにAEROSMITHのスティーヴン・タイラー、と、ハードロックの生きる伝説を迎えてスラッシュのごきげんなギターが聴くことができます。

 

まずは率直なキーワードからです。

 

1. 素直にカッコ良い!

2. スラッシュらしいグルーヴィーで強力なギター

3. ブライアン・ジョンソンらしくなく声に聴こえるが、ある意味こんな歌い方もできるのか。

4. スティーヴンのハーモニカもノリノリだ。

5. ハーモニカに続くスラッシュのソロが艶がさすがだな

6. 80年代の懐かしぃ〜ヴァイヴを感じるな。

 

といったところです。

 

もうノリノリですね。

でもこのノリに今やなかなか聴けない懐かしさも感じます。

まさにガンズ流80年代フィーリングmeetsブルース、プラス、ベテランロックンローラーの妙義です。

 

往年のブルース・スタンダードを現在のトップ中トップの今を生きるレジェンドがノリと勢いを重視して職人芸で極めた一大エンターテインメント・ロックナンバーです。

ロックンロールの気持ち良さのツボを押さまくった名演です。

 

スラッシュとマイルス・ケネディとのバンド、コンスピレイターズのアルバムも一応聴いてはいるのですが、ちょっとこの血沸き肉躍るノリというのは久しぶりだと思います。

 

ハードなギターだけど時代に合わせたキャッチーさを持ち合わせているところがスラッシュらしいです。

このオリジナルをよりハードでグルーヴィーにしたリフ、そしてメロディもしっかり併せ持ちながらも暴れまくる様は歳をとるにつれて磨き上がってます。

 

そしてこの曲、ハウリング・ウルフ(Howlin' Wolf)の名曲のカバーなのですが、様々なアーティストがカバーしています。

オリジナルは1964年のこれですね。

後続のカバーヴァージョンの全てのエキスがここに入っているような...歴史を感じるオリジナルです。

 

 

 

カバージャージョンの有名どころはジミ・ヘンドリックス(Jimi Hendrix)です。

今聴いてもイントロのギターからゾクゾクしてきます。

ここまで行くともう別格で唯一無比です。

これを聴いてしまうとギタリストはこの曲のカバーを躊躇してしまうくらいのとんでもないオリジナリティ。

時代を超えてロック・ギターのカッコ良さが全て詰まっているどころかここに追いついていないんじゃないかと思わせるそんな演奏です。

ジミ・ヘンドリックスが歴史上のギタリストNo.1といわれる所以はこの曲を聴いてもわかると思います。

 

 

 

スラッシュのバージョンは、らしさを全面に押し出したブルーズ・ロックンロールの一大パーティーナンバーといった趣きです。

これはこれで唯一無比です。

 

ではまた。

 

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