こんにちは

今週末は冬の寒さを引きずりますが晴天となりました晴れ
ただ風が強いですね。
昨日の土曜日は日課のジョギングも強風のため中止にしました。
ただ週間天気予報をみると明日以降は春の気温に本格的になっていくようですガーベラ
もう冬の寒さとは暫くお別れとはっきり言えそうな時期にきました。

★今日のテーマは↓です★

◆{80年代未聴の名盤を聴くという試み}◆

◆アルバムの感想
・アーティスト:Bryan Adams (ブライアン・アダムス)
・アルバム名:Bryan Adams
・リリース日:1980年2月12日

 

 

 



ブライアン・アダムスは中学生の頃、初めて自分のこずかいで見に行った洋楽アーティストでした。1985年10月の日本武道館のレックレスツアーです。

当時はトップ40中心に色々な曲を聴いてましたが、初めて行ったコンサートです。

僕にとって、83年の[Cuts Like A Knife], 84年の[Reckless], 87年の[Into The Fire]の3枚のアルバムはまさに青春の宝物です。
後追いで聴いた81年のセカンドアルバム[You Want It You Got It]も荒削りだけど黄金の3作に比べても負けず劣らず良い作品です。

その後にリリースされた1991年の[Waking Up the Neighbours]はゴージャスで飾られたアルバムという感じがしてあまり好きになれず、その先は聴かなくなってしまったな。

ただ久々に聴いた2022年リリースの目下の最新作[So Happy It's Hurts]は大好きです。

このあたりは僕の別のブログに書いているのでよかったらどうぞ。

 

 

 

今回はそんなブライアン・アダムスの1980年のデビューアルバムです。

いつものように前置きが長くなりましたが、感想です。
まずは率直なキーワードからです。

1. ジャケットが時代をかんじるなぁ。
2. いきなり軽いキーボードから始まってびっくり
3. ん~、声も音も青い! 初々しい! 実直だ!
4. ダンスっぽい曲もあったりして方向性はまだ定まってないみたい。
5. 4曲目のバラードはR&B/ソウルっぽいバラードだな。でもメロディは良い。
6. でも時々挟まれるロックナンバーがカッコ良い。
6. R&B,ソウルっぽい曲も結構あるな。8曲目は女性コーラスも入っている。
7. 9曲31分なので一気に聴けるのが良い。
8. どの曲もメロディが全て良い。さすがブライアン。


といったところです。

この頃、ブライアンは20歳。
既にジム・ヴァランスとソングライティングタッグを組んでA&Mレコードと契約していたようでさすがに曲は粒揃いですね。

1曲目の[Hiding From Love]から軽めのキーボードで始まりずっこけますが、この曲はビルボード・ダンス・チャートで最高43位を記録したとこのことです。

ダンスっぽい曲あり、R&Bっぽいソウルフルな曲あり、ポップロックありと良く言えばヴァラエティ豊かですが悪く言えば方向性が定まらず個性が確立していないという感じがします。

それでも5曲目の[Wastin' Time]や、今でも代表曲の7曲目の[Remembar]は白眉です。
カッコ良いロックナンバーです。

でもブライアンらしい核の部分はこの作品で出来上がっていますね。

青くて初々しさがはっきり感じられるまさしくブライアンの声。

実直で誠実でバラエティに富んだロックアルバムです。

ブライアン好きならこのファーストを嫌う人はまずいないでしょう。

このアルバムの若々しいソウルフルなロックな部分を推し進めた結果が今の成功につながったと今聴くと感じさせてくれるアルバムです。

セカンドアルバム以降はブライアン印という個性を確立させたので気になりませんでしたが、意外や意外にこのデビューアルバムでブライアンの中にあるR&Bやソウルフィーリングを感じられたのが収穫でした。

ヴァラエティ豊かなところも息の長いアーティスト活動とブライアンらしさの幅広さを出すことに影響しているのでしょう。

とにかく、31分という長さでこれだけヴァラエティ豊かに一気に聴かせてくれて且つ曲が全て良いです。

ずっと聴いてなかったセルフ・タイトルのこのデビューアルバム。

こうやって今やレジェンドとなった好きなアーティストのデビューアルバムを聴くというのが究極の宝物の探検のよう気分になったアルバムでした。

ではまた。

こちらのブログもやってます。
興味があればどうぞ !