あなたは今、お元気ですか?
今、わたしたちはコロナウイルスという、目では見えない敵との長期戦を強いられています。
なかなか希望が見えず、自粛の日々に疲れ、辛い時間を過ごしていたり、しませんか?
わたしが昔辛かったときに、そして世界がコロナウイルスに脅かされている今、いつもわたしの頭の中に流れる歌をご紹介します。

いわずと知れた、レ ミゼラブルというミュージカルの中で使われている、有名な「民衆の歌」ですが、この原作の日本語訳は、昔、「あぁ、無情」と題されていました。
お話には今回触れないのですが、終わりの方に近づくまで、まさしく「あぁ、無情!」と何度も叫びたくなるお話です。
この歌が流れるのは、フランス七月王政打倒のために、1832年に蜂起したパリ市民が政府軍と衝突する場面です。

冒頭、「戦う者(英語:怒れる者)の歌が聞こえるか?」と始まります。
医療従事者の方々が報道されるたび、わたしの頭にはいつもこのフレーズが流れます。
電車の中で、人との距離が近くなったり、お店などでもソーシャルディスタンスが守られていなかったりするだけでストレスになってしまう世の中になりました。
そんな中で、医療に携わっている方々は、恐怖の中でこのように長期に渡り、想像もつかない重責を背負って戦っていると思うと、胸が締め付けられます。
医療従事者だけではなくて、コロナウイルスの蔓延で多くの人が直接的に、或いは経済的に苦しみながら、日々の生活を戦って生きています。
そして、わたしは「自分にできることはないだろうか?」と考えます。

この歌の中で、「わたしたちのこの革命に加わらないか?」という歌詞がでてきます。とても上手に日本語に訳されていて、「列に入れよ、我らの見方に」と歌われるのです。
英語の歌の後半には、「あなたのできることをしよう」と歌われます。
この歌は、今、わたしたちが直面している状況に奇しくも当てはまるようだと思いませんか。

医療従事者の皆さんのような戦い方はできないけれど、わたしにもできることがきっとある。
それは、寄付かもしれないし、直接的にサポートできることもあるかもしれない。
そして、感染を広めないよう、感染しないように防ぐ行動はわたしたち一人一人にしかできない。
同じ時代のこの地球に生きているわたしたち皆が、心をひとつにして、「列に加わり彼らの味方」になって、できることをしていきましょう!
以前、イギリスの20代女性をコロナウイルスで失くしたご家族の方が伝えていた言葉がとても印象的です。
「ウイルスは勝手に広がるのではなく、わたしたち人間が広めています。」と。

「砦の向こうに世界がある。戦え!それが自由への道」
今、必死に戦っている人たちに、これ以上がんばれなんて言えません。
それでも、生き残っていくしかない、命はとても大切なものです。
この戦いは、孤独な戦いにだけは絶対にさせちゃいけない。
戦士のみなさんに、理解がなく、誰もわかってくれず、誰も味方してくれない…なんて思いは抱かせたくない。
歌詞の中の砦は、まさしく世界中で蔓延るコロナウイルスのように感じてしまうけれど、その向こうの自由な世界は、世界中のみんなが望んでいることも確かだと思うのです。

「新たに熱い命が始まる 明日がきたとき、そうさ、明日が!」
わたしたちにできることを今一度考えて、みんなでこの危機を乗り越えましょう。