グラストンベリーフェスでの盛り上がりがすごかったので、早速購入したレコード。

よく聴いてみると、ロック、ブルース、ジャズ、ヒップホップを小粋で都会的にミックスした弱腰ロック。

演奏良し、メロディー良し、雰囲気良しだが、なぜか少し恥ずかしい、そんな音。

良くも悪くもニューヨークという土地柄をあらわしているのかな。

そんなクールなヤツらです、ファン・ラヴィン・クリミナルズ。

家で一人でいじいじしたいときに聴きます。

 

ジュン

 

FUN LOVIN CRIMINALS
Come Find Yourself
椎名林檎(シイナリンゴ)の2ndアルバム。
この人、いまさら説明はいらないでしょう。
東京事変の前はソロ名義で4枚のレコードを出してるんだけど、
これが一番東京事変に近い雰囲気かな。バンドっぽい音というか。
この頃から亀田誠治とのコンビネーションは抜群です。
シングル「罪と罰」が入ってるんだけど、この曲シングル盤だと
ベンジーがギター弾いてるんだよね。
そっちで収録してほしかったな。

林檎の歌詞って、テーマが愛だったり性だったり
人間臭いものが多いと思うし、言ってる内容もいわゆる「素直」なんだけど
そのテーマをこれだけ説得力もって出来るってのはカッコイイよな。
音楽もやっぱり、人間が基本だなーと、改めて思える一枚。
しかし、何だこのジャケは、、、

テヅ

アーティスト: 椎名林檎, 亀田誠治
タイトル: 勝訴ストリップ


エモーショナルなヴォーカル、甘く切ないメロディー、重厚なギター、突き抜けるような勢い。

おおよそエモに欠かせないものをすべてもっているバンド、ジミー・イート・ワールド。

「The Middle」「Sweetness」など、メロディーの良さが光る曲が多いこのレコード。

はっきり言って凄い完成度です。さすがです。

ゲット・アップ・キッズと並んで、エモの帝王と言われているだけのことはあります。

メロディーの良さだけではなく、バンド全体から漂うキャッチーな感じがいいのですよ。

このレコードは秀作です。

 

ジュン

 

アーティスト: ジミー・イート・ワールド
タイトル: ブリード・アメリカン(デラックス・エディション)
Barry McGuire(バリーマクガイア)です。
元々フォークシンガーで時代の流れと共にフォークロックに寄っていった人。
THE NEW CHRISTY MINSTRELSに居たこともあり、
そこで有名な「Green Green」を作曲した人でもあります。
グリーングリーンは皆さんご存知のあの曲です。
日本だと歌詞を日本語に替えて学校とかで歌うイメージだと思うけど、
このオリジナルを聞いたらビックリします。声、渋すぎです。相変わらずダミ声に弱い。
このレコードはソロなので「Green Green」は入っていません。

ソロデビューシングル「Eve of Destruction」はチャート1位になった名曲です。
邦題は「明日なき世界」
この訳し方、結構好きだな。
歌詞の内容が核戦争によって人類が破滅する恐怖を描いたもので、
当時としてはかなりの衝撃だったようです。
歌詞の過激化はこの曲から始まったという説もあるみたい。
この人、残念ながらこの曲以降はパッとせず、「第二のディラン」にはなれなかったんだけど、
バックヴォーカルにママス&パパスを起用したりして、彼らのデビューに一役買ったり
渋い役回りをしてます。
こんな感じで、LAのフォークでかなり重要な位置を占める人です。
が、当然のように廃盤です。
どうかしてるぜ、ギョウカイさんよーーー。
中古とかで頑張ってください。

テヅ

アーティスト: バリー・マクガイア
タイトル: 明日なき世界

ブラック・ネオスウィング~ジャンプブルースと言ったところか、アトミック・ファイアーボールズ。

八人組ということで、ピアノからホーン隊までずらり勢揃い。

パッと聴くと、ブライアン・セッツァー・オーケストラがブラックな雰囲気を身にまとったようだが、勢いはこちらのほうがスゴイかも。

ギターよりピアノが頑張ってる。ドラムもイケイケです。

ヴォーカルとコーラスの掛け合いなんかもすごいカッコいいです。

もちろん聴かせる曲もあり、全体的なクオリティーは高いです。音はちょっと良すぎかな。

で、ジャケのオッサンの格好がスゴイ。足折れそうです。

あー、でも、日本のジメッとした暑さには似合わないかも。

 

ジュン

 

アーティスト: The Atomic Fireballs
タイトル: Torch This Place
SUKIA(スキア)です。アメリカ西海岸のバンド。
BECKに見出された変態ポップグループで、ダストブラザーズのニッケルバッグからリリース。
スッカラカンなリズムボックスに素っ頓狂な女の声、トドメに変態シンセ。バカ野郎です。
なんでこうなるのかサッパリわからん、非常にありがたいバンドです。
これだけだと何がいいのか解らない人もいるかもしれないけど、いいんです!
絶妙なトリップを生み出してくれます。
西海岸って時々こういう妙なバンドが出てきます。
モンドとかサイケとかその辺だろうけど、そんなの関係ありません。
ベックとかビースティーとかその辺好きな人にはいいと思うよ。

このレコードは「ポルノ映画のサントラ」というコンセプトで作られたらしいです。
あー、なるほどねえ。巧いこと表現されてます。

アーティスト: SUKIA
タイトル: Contacto Espacial Con El Tercer Sexo


Scoobie Do(スクービードゥ)、日本のバンドです。
60'sなR&Bなんだけど、スピリッツはゴリゴリのパンクロック。
ギターはちょっと洒落ててファンキーだったり。
ドラムがアフロだったり。
つまり無茶苦茶グルーヴィー。

そんなスクービーのインディーズ時代の2ndアルバムです。
インディ盤だけあって、録音の状態はあまりよくなく、
音が割れてます。そこがいい!!
やっぱこういう金無さそうな音に弱いです。
歌詞とか結構平凡な事言ってる感じがするんだけど、
よく聞くと練られていて面白いし、
それがサウンドと合わさるとなんともいえない説得力があるんだよな。
Voコヤマのぶっきらぼうな歌がグッときます。

スクービーは荒くれた部分を確信犯的に叩き出している感じがして、カッコイイ。
いい意味で洗練されてるんだよな。貴重なバンドです。
ライブは泥臭いのでご安心を。

テヅ

アーティスト: スクービードゥー
タイトル: Beach Party

どうですか、この切れ目のないタイトル。

ケミカル・ブラザーズばりのブレイクビーツから、ファットボーイ・スリムのようなビックビートまでこなす二人組、プロペラ・ヘッズ。

他のブレイクビーツ・アーティストと比べても、格段におしゃれでカッコいいです。

ジャングル・ブラザーズなどをゲストに迎えることで、また少し違った感じもだしてます。

「Spybresk!」がミッシェル・ガン・エレファントのライブでSEとして使われていたりもしました。

この手の音楽なので、いろいろと小細工が多いのですが、

聴きどころはなんと言っても大迫力のベース、ドラムです。

これから期待大な奴らです。

 

ジュン


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これいいよ!
ガンガンいきたい時に聞くべし!


テヅ

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アーティスト: Propellerheads
タイトル: Decksanddrumsandrockandroll

Hideの3rdにして「ROCKET DIVE」「PINK SPIDER」「ever free」など、いい曲揃いの最高傑作。

「DOUBT」の別ヴァージョンが入っているのもファンとしては嬉しい。

1stの頃からあった、デジタルな音とヘヴィーなギター、そしてポップなメロディーの融合がこのレコードで最高潮に。

本人はサイボーグ・ロックと呼んでいましたが、まさにそんな感じで、最初このレコードを聴いたとき、こうきたか!と思ったものです。

他にも、クラブのイベントやバンドのプロデュース、そして海外ミュージシャンと組んだバンドZilchなど、幅広く活動。

これはレコードを買う楽しみが増えたな、と思っていた矢先、98年に急逝してしまいました。

才能があり、ロケンロールで、遊び心を忘れない。

今でも、こんなヤツがいた、と思うと嬉しくなります。

 

ジュン

 

アーティスト: hide, Spread Beaver
タイトル: Ja,Zoo(ヤズー)
Bob Dylan (ボブ・ディラン)です。

フォークロックの神とまで言われている人です。

普段あまりロックを聞かない人でも名前ぐらいは聞いたことあるかと思います。


ディランは1962年のデビュー時はフォークシンガーだったんだけど、

64年発表の「Another Side Of Bob Dylan」で伝統的なフォークとはちょっと違う試みをしてて、

その年に出たフォークフェスでアコースティックギターの弾き語りをせず、

エレキギターに持ち替え、ドラムを入れ、ロックバンドのスタイルで演奏。

保守的なフォークファンから大ブーイングの中で「フォークロック」が生まれたわけですわ。

翌65年発表の「追憶のハイウェイ」では名曲「Like A Rollin' Stone」を収録。

これは7分以上もある曲で、当時としてはとんでもない長さなわけです。

しかし、そんな型破りの曲でも当時のチャートで2位まで昇ったそうです。

最初はブーイングの嵐だったフォークロックのスタイルを、

素晴らしい楽曲とメッセージ、ディランの精神によって世界に認めさせた上に、

フォーク=思索の音楽、ロック=踊れる音楽。この2つを見事にまとめたわけです。

ちなみにこの曲、Rolling Stone誌の20世紀の名曲の1位になったほどの名曲です。
ちょっと話が外れるけど、この時代のチャートって「良い=売れる」っていう
シンプルな図式で、結構好きです。今はそうでもない事が多いので、見ません。


ディランは現役です。

60年代の曲とかもライブで演ったりするらしいんだけど、

その度にアレンジが違って、最初何の曲か判らないほどなんだそうだ。

それだけ彼は「表現」と「今」を大事にしている「ミュージシャン」だって事だと思う。

自分と深く対話し、音楽を愛し、ミュージシャンの立場でありながら社会や世界も見つめ、

そして音を「楽しむ」事を忘れない。

そんな「今」を抱えて常に転がり続ける姿は、ロックンロールそのものです。

手先だけで楽器をチャカチャカ鳴らして他愛もない歌詞を歌ってミュージシャン気取りの

日本のアホくさいロックバンドもどきは、一回ディラン聞いて出直してきやがれ。


作品が多すぎるので、今回は97年編集のベスト盤の紹介。

有名曲はほぼ完璧に入ってるんで、はじめて聞く人はこれがいいと思う。


テヅ


アーティスト: ボブ・ディラン
タイトル: ザ・ベスト・オブ・ボブ・ディラン