このブログは、一時は55000PV/1日という時もあったようですが、最近になってまたアクセス数が上がっているようですので、色々と追記しておきます。ブログ再開ではありませんのでご了承下さい。


まず、人格障害のカテゴリー分けですが、スコットペック氏の見解にあるように、全ての人格障害は、自己愛性人格障害が基本になっているように思います。

難しい基準を端折って、簡単にいってしまうと、

◉自己愛性人格障害+演技で、演技性人格障害。

◉自己愛性人格障害+統合失調症で、境界性人格障害。

◉自己愛性人格障害+反社会的行動で、反社会性人格障害

といった感じです。

この、自己愛性人格障害に+で付加されている部分が、各人格障害のカテゴリー分けの基準になっているだけの事です。


ですから、自己愛性人格障害の特徴は、全ての人格障害に共通すると思われます。

よくネット上で、「芸能人の◯◯は自己愛性人格障害だと思う。」「いや、多分ボーダーだ。」「違うよ、演技性だよ。」「やっぱりサイコパスでは?」などのやり取りを見かけますが、どのタイプの人格障害であっても、基本部分は「完全自分本位で、上下でしか人間関係を築けず、平気で嘘をつく」といった点は共通です。

自動車には、日産やTOYOTA、普通車、軽自動車、大型トラックなどの、メーカーの違いや、種類、性能の良し悪しなどがありますが、どれも自動車という点で共通しています。それと似ているかもしれません。


では、境界性人格障害の患者は、「演技をしないのか?」「反社会的行動を取らないのか?」と聞かれれば、答えは、演技もすれば反社会的行動も取るケースが多いです。

これが何を意味するのか?


「人格障害は自閉症スペクトラムのように、連続体として繋がっている」という事を示唆していると、僕は考えます。


つまり、各人格障害は連鎖していて、どの行動が著しく常識範囲を越えているかで診断名が変わる程度の違いでしかないという可能性が高いという事です。


僕が何故そう思うかと云えば、境界例子は、各人格障害の症状がバランスよく現れていたからです。

彼女は息をするように高度な嘘をつき、巧妙な対人操作をします。

また、演技に関しては主演女優賞を受賞出来る位に上手で、対人により魅せる自己像を変えます。何通りもの人格を持っているかのようです。

そして自分の事を、美しくて賢い人物だと思い込んでいます。


僕が知っている境界例子の人物像は以下になります。


◉ブランド品を身につけ、全国を渡り歩く、一般人とは違う生活を送る女性。

◉大病を患い、余命の少ない貧乏な女性。

◉優しくて涙もろい女性。


◉ジャズが好きで、ナチュラルでフェミニンな服を着た、優しくて気配りの出来る女性。

◉ハードな音楽が好きで、革ジャンを着てアメリカンなバイクを乗り回す男勝りな女性。


◉SM愛好家で、変態的な女性。


◉家族に虐めらてきた可哀想な女性。

◉家族を自殺に追い込んだ女性。


◉猫を異常な程可愛がる、動物好きで優しい女性。

◉男性に対し、金属バットで殴りつけ、重症を負わせた女性。


◉年齢不詳。現在、彼女がブログで公表している自称年齢は四十歳で、彼女が僕に教えてくれた生年月日とは計算が合いません。


どうですか?ざっと挙げただけでこれだけの境界例子像があります。どれが本当の境界例子像か分かりません。


これが、サイコパスである境界例子の実態です。いくつものペルソナを付けている事が理解して貰えると思います。また、彼女には、見棄てられ不安や、死ぬ死ぬ詐欺など、境界性人格障害の症状もあります。

これだけの人物像を巧みに演出し、罪悪感を微塵も感じない(=人格が荒廃している)のですから、刑事さん達が僕に避難勧告を出したのも頷けますね。

境界例子から調書を取った警官が僕に言った言葉は「本名も生年月日も、太郎さんが言っていたものではありませんでした。精神病院に強制入院させられたのは事実だそうです。」でした。言い換えれば、精神病院に強制入院した事以外は、嘘ばかりだったという事です。


サイコパスは幾つもの人格障害を併せ持っている=人格障害スペクトラム=「最悪な人格の持主」という僕の推察は間違っていないように感じています。