亡くなってしまいましたね。。


今年はやけに大御所が旅立っている気がする(毎年そんなもんなのか・・・)



レスポールモデルのギターについて語ります。


かなりはしょってるので表現やデータは正確ではない部分もあります。


あくまでイメージとして捉えていただければ。




ギブソンのレスポールはレスポールさんのために作られたモデルです。


フェンダーのストラトに対抗して開発され、


52年に発売、58年にサンバーストカラーがラインナップされ、


現在の形に落ち着きました。


ところが


あまり人気がなく1960年で生産完了となってしまいました。


その後レッドツエッペリンの爆発的ヒットにより、


ジミーペイジに憧れ、ギターキッズはこぞってレスポールを求め、


ギブソンはレスポールの復刻版を作り始めたのが68年のこと。



「復刻」っていうのがポイントで、


ギブソンは未だにレスポールモデルを再生産はしていないのです。


68年から2009年の今日現在までのレスポールは全てリイシューという


名の「復刻版」オンリーです。



ということは



オリジナルのレスポールは52年から60年の8年間に作られたもののみ。


しかもいわゆるレスポールとして完成したのは58年から。


だから58年から60年のレスポールはビンテージの中でも別格で値段が高いのです。


しかも生産数が当時フェンダーが年間数万?本に対し、


レスポールは58~60で千本くらい。年間数百本・・・


そりゃ58(ゴッパチ)から60(シックスティーズ)のレスは云千万という値が付くわけです。


同じ年代の他のブランドはせいぜい数百万。


戦前のマーチンとかもっと昔の楽器より高い。


さらに比較すると有名なストラトバリのヴァイオリン。


1億以上とかしますよね。


300年以上前で億超え。


レスポールは僅か半世紀たらずで3~4千万が相場。


どちらがすごいかは判断できないけど、ギターってあなどれないよね。



とりあえず値段はこれからもっと昇する一方だろうね。



つづく・・・・