キリコが女になっているのは別に気にならないのですが、気になったのはキリコが受けるであろう案件ではないということです。ドラマでは獅子面病で顔が獅子のように変形してしまった女性患者が、絶えられずキリコに安楽死を頼むというものでした。大前提としてキリコは医者であり、安楽死請負業ではないという事です。医者として治せる患者は治したいが、どうにもならない場合、例えば余命宣告されていてその余命期間に病による苦しみを味わい続けなければならないとか。そのような場合に安楽死を提示する医者です。

顔が変だから耐えられません安楽死をお願いします、では仕事は受けません。顔が変だからって元気に生きられるんだから。自殺の手伝いはしないです。そこの解釈がズレているし、初めてBJを観た方も安楽死請負業と思ったのではないでしょうか。キリコは重要なキャラクターなので、出さないといけないという制限があって、その中で脚本家が無理にねじ込んだ感じがしました。

CM中にXを見ていたら、やっぱりキリコに引っかかっている人が多かったです。私もそこが残念に感じました。無理に出さなくても良かったのに。