
「Lovecraftian Dark」 2003
フィンランドのメロディックデスメタルバンドDawn of Relicの2ndアルバム。
本作は3つのチャプターから成る小説家ラヴクラフトをテーマとしたコンセプトアルバムとなっています。と言っても音は小難しい事などなく、タイトでアグレッシブな高クオリティのメロデスです。デスラッシュ的硬質感と神秘的な音色のキーボードの組み合わせが特徴。個人的にははもっと泣きのクサメロを聴かせてくれた方が好みですが、世界観からするとこれで良いのでしょうし、6曲目などはこのバンドなりの手法で壮麗かつ扇情的な楽曲に仕上げています。
難点を言うなら全部で14曲は多過ぎる。後半では普通声の歌唱や女性ヴォーカルの導入などの趣向を凝らして起伏を設けようとしているのは分かりますが、印象が残らない曲の多さから結構ダレます。
3rd発表の後一度解散していますが、2009年に復活。しかし新作は未だ出ていません。