
「Random Chaos」 1998
フィンランドのブラックメタルバンドCrimson Midwinterの唯一のアルバム。
荒涼とした雪原の情景を想起させる叙情メロディとプロダクションが印象的。吹雪の様な激しいブラストビートはブラックメタルの華ですが、楽曲のミソとなっているデスメタル的アプローチや正統派メタルの質感にも注目されたし。
やり過ぎと言う所までは至らないメロディを中途半端と取るか絶妙なさじ加減と取るかは人次第。私は好きだな。オーロラの如き神秘性を演出するキーボードもまた良い仕事をしています。キャッチーさと翳りが同居した4曲目は名曲と言っていいですし、全てを薙ぎ倒すかの様な主題が圧倒的な6曲目や、どこまで行くんだってくらいに畳み掛けるラストの曲も捨て置けない。
今でも入手は容易ですし、なかなかおすすめです。