The Embraced | これを聴いて死ねっ

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「In My Dreams ... I Am Armageddon」 1998

ノルウェーのメロディックデスメタルバンドThe Embracedの1stアルバム。
泣きのトレモロを刻みつつ疾走する正統派メロデス。メロディの雰囲気がちょっとIn Thy Dreamsに似ている気がする。女性ヴォーカルの導入など変化球を投げようとしたりもしていますが、やや中途半端かな。アグレッション、メロディの質ともになかなか良いのですが、残念なのは音質の悪さ。籠った粗い質感はそれで良し。しかし分離が悪過ぎる。折角グッと来るトレモロを弾いているのに非常に聴こえにくい。2曲目とかかなり好きなのになぁ。ドラムも後ろに引っ込み過ぎ。ヴォーカルだけくっきり聴こえるのでそっちにばかり耳が傾注してしまう。途中でこれじゃダメだと思わなかったんですかね。そこを割り切れば先述した通りなかなか楽しめますがね。




「The Birth」 2001

2ndアルバム。二作目にしていきなり大作志向になった。10分越えの曲が3曲もあり、他も大体5分以上。長々としたアコースティックパートやジャズの様なシャッフルを取り入れたり、OpesやCynicなどのプログレッシブデスを意識した作りも見られますが、そこまで捻った展開は多くなく基本ストレートです。トレモロはあまり用いずザクザクしたリフ中心になっており、メロディの扇情度は前作の方が上ですが、緩急のしっかりしたキレのあるズバッとした演奏はグッド。前作にあった音質の問題に関しては解決されており、クリアで聴き易くなった。1stもこの音質なら良かったのに…
尺的なとっつきにくさはあるものの、音の迫力は目を見張るモノがあり、聴いて損は無いと思います。もう一作ぐらい聴きたかったですが、二作で打ち止め。