
「Kiss The Goat」 1995
スウェーデンのブラックメタルバンドLord Belialの1stアルバム。
多くのメンバーチェンジや度重なる解散~再結成を経て今現在も活動中のバンドです。
初めて聴くバンドかと思ったらアルバム1枚(8th)持っておりました。比較のために聴き直してみると、荘厳かつ硬軟巧みに使い分けるなかなか見事なメロブラで、今までまともに聴いていなかったのを少々後悔。それはさておき、この1stにおいてそのスタイルは既にある程度形になっておりますが、一方で幾分当時のメロデスっぽさも取り入れているのがポイント。そこが音の印象を散漫にしていると言う見方もあるとはいえ、この洗練されていない野暮ったさが魅力でもあります。単純に叙情メロディの種類としては今作のモノが好みですね。所々で挿入されるフルートの旋律がケルティックなニュアンスを与えると同時に、時に不気味にも響く。
6曲目のアコースティックなインスト”The Art Of Dying”、名曲です。と言うか私、ネットでこの曲を聴いて一発で気に入り、今作の購入に踏み切りました。この物悲しく流麗な小品を聴くだけで彼らの才能の程が伺えます。
Amazonなどを見るとバカ高い値段が付けられていますが、専門サイトを探せば定価で買えるかも(私は運良く安く買えた)。しかしマニアとしては少々のお金は出す価値がある作品だとも思います。