日々草 グラジオラス
ジギタリス
山法師
我が家の庭には蟻が出ます。
ジギタリス、ラベンダー、ミニバラ、あじさい・・・
等など、ようやく咲いて花も盛りという中、むしろ自分の中では
蟻という存在が中心を占めてしまうほど、その悩ましさは大きいです。
花壇の後ろで、華やかな姿を見せてくれているジギタリス。
爽やかな香りのラベンダー。
可憐なミニバラ。
優雅なあじさい
が!その周囲には、蟻の大軍団が
列をなしています。
あちこち、忙しそうに、働いています。
たどっても、たどっても、巣はわかりません。
しかし、ジギタリスにたかる、よじのぼる、
花壇の周りはおろか、家の敷地の周りも蟻が、蟻が、蟻が・・・!
花の美しさに、集中ができない~っ!
せっかく爽やかな初夏なのに~っ!
というのも、過去に蟻には散々困らされてきたからなのです。
またあれが繰り返されるかもしれないという
恐怖と不安・・・(;一_一)
思えばここに引っ越してきた最初の年の夏。
ある日、フと目をやると、台所の出窓に置いた
砂糖壺の中で何かわやわやと蠢いているではありませんか。
「白いはずの砂糖が、何だか黒い・・・」
蟻でした。蟻ぃいいぃ~!!!
大群・・・!!!
アルミサッシの出窓とはいえ、何せ古家なので、
どこかに隙間があるのです。
早速、薬局に各種蟻対策商品を買いに行き、
あれこれ試し・・・
ダメでした。その日、夕方、奴らはいったん姿を消しても
翌朝にはまた姿を現すのです。
どんどんどんどん、やってくる。
出窓のどこかの小さな小さな隙間から、
どんどん、どんどんやってきて、対策が一度は効いても、
また次々に軍団を補充してくる。
病みました。泣きそうでした。
この家は、蟻に占領されるのか???
ネットって、本当に有り難いですね(ToT)
困り果て、検索していたら、『アリメツ』という
何ともレトロなデザインの箱に入った殺蟻剤を知ったのです。
成分は、シンプルに、水分+糖分+ホウ酸。
それを、蟻たちが美味しそうに(?)吸うのです。
黒くたかっている姿は気持ち悪くもあり、
興しろくもあり。不思議と見入ってしまいます。
それを数日毎に二、三回繰り返し、すると、やがて、
蟻は姿を消します。
あの蟻たちにも、親も居れば子も居るでしょう。(??)
けれど、そんな事は言っちゃいられません。
こっちだって必死です。蟻との同居は無理・・・。
我が家の茶の間の南側は、小さな温室というか
後付けのサンルームになっています。
そのサッシの隙間から入り込んできた蟻たちも、
やはり『アリメツ』で退治しました。
我が家の夏、『アリメツ』の夏。
我が家の夏に『アリメツ』は欠かせません。
(宣伝じゃないよ~)
・・・続く