く自我の拡大


1歳頃は「イヤッ」「ダメ!」を繰り返し大人の言いなりにならない姿を見せます。

お気に入りを作り、この「《お気に入りでなければいけないんだ怒り」と頑固な姿を振りまきますね。


思ったとおりにならないと「イヤッ大泣き」とその場で泣き始めます。が、代わりのものを与えると何事もなかったように遊び始めたりしていたのが自我が芽生えた1歳頃になります。この後自我はどうなっていくのでしょうか?歩く


自己主張のはじまり


2歳頃になると積極的な様相になり、「自分で怒り!」「◯◯君(自分)が怒り!!」と強い思いをあらわしていきます。

これが自己主張の出現です。


代わりのものを提示しても「これは嫌怒り!」と言ったら最後、テコでも引かない意固地な姿を見せます。

この時期は葛藤も増えおねだり、他の子が持っているものが欲しくてたまらなくなる気持ちが強くなりますよだれ


この時期に多い現象が

《噛みつき》です。子どもを園に預けたことがある方は園から加害者として、被害者として連絡があった方があるのではないでしょうか?


これは相手を傷つけてやろう!やっつけてやろう!という気持ちはなく思い通りにならない状況を子どもながらに処理しているだけなのですガーン


でも、この相手を泣かす経験、自分が我慢する経験はたくさんしたほうがいいのです。目がハート

この時期に自分を主張することで、葛藤をして、泣かしたことを悔やんだり、諦めたりする思いをしながら、本当の意味での人間関係を学び、自分を自覚するように成長いていくのです。


まだまだコトバも少なく、伝える方法もわからない時期ですので、身近な大人が代弁してあげることが必要になります。指差し


どうしたかったん?

〜するつもりだったんよね


など、大人の言葉で自分の思いが受け入れられ納得できると

こうすればいいのか立ち上がる」と素直さを出すことができるのです。


この自己主張の時期に周りの人たちに遠慮なく自分を出してくれたことを大事にして、矛盾に立ち向かえる、葛藤をくぐり抜ける環境を当たり前のように作ってあげられる大人になりたいものですね。指差し