マイルス・デイビス・イン・トーキョー1973
を見てました
ジャズってなんだろう、とふと思わされる
ブルースは
ブルースマンが定義を聞かれてこう言ったそうだ
「どうにもならない困り事を言う」
「あーやめやめ」
みたいな感じで勝手に先に帰っちゃう
そんなスタイルなマイルス
この会場にいたひとを
むちゃくちゃ羨ましいと思う半面
ここにいたら
鳥肌だの感涙だの押し寄せる多々の感情に
どうにかなってたんだろうなと思う
マイルスのライブ独特で特有の緊張感も相まって
マイルスのライブに漂ってる緊張感は
他のメンバーがマイルスの出す一音一音に全神経を集中させてるから
常にマイルスが今なにを求めているのか
次にくる指示はなにか
マイルスの仕草ひとつひとつからも読み取ってるみたいで
演奏してない時のマイルスはさながら指揮者だ
電化マイルスと一言で言っても8年間もある訳だけど
その中でも
今日放送してくれた73年のマイルスが
いちばんファンキーで熱いと思います
バッチリ目が冴えてしまった!笑