5/18(日)
6時すぎ起床。
なぜか目覚めがよい。
眠気覚ましに周辺を散歩。
雨も上がり快晴。
昨夜、賑わっていた飲み屋街も閑散としている。
小鳥のさえずりが聞こえ、清々しい。
そんな時に聴きたい曲が
Martin GarrixのNo Sleep。
この曲にはこんな歌詞がある。

「We run the night with strangers
'Cause in the end, 
we're all familiar faces」
(見知らぬ人たちと夜を明かす
結局僕らは
みんな知り合いのようなもさ)

そう、まさに昨夜の出来事だ。
今の自分にピッタリの曲だ。
そんなことを考えつつ30分ほど散歩し帰宅。
ホテルでシャワーを浴び、朝食。
朝食はビュッフェ形式だったがコロナの影響で弁当支給になったみたい。
ちょっと量多めの普通の弁当。
これで750円は高いなあ。
とはいえ、この後フルマラソンなので
あえて、半分しか食べない。
あえてね。
作った人ごめんよ。
身支度を整え7:30頃チェックアウト。
なんか社長の部屋は部屋にマッサージチェアが置いてあったみたい
ずるい。
水沢駅から無料シャトルバスで会場へ。
会場はすでに大勢の参加者が。
受付を済ませ荷物を社長に託す。
前回まで社長もフルマラソン走っていたがもう年齢には逆らえないみたいだ。
代わりに孫娘の凛ちゃんが10km走るそうだ。
ちなみに今日の最高気温は27℃らしい。
なかなか厳しいランになりそうだ。
そうこうしてるうちにレーススタート。
後方からのスタート集団に飲まれペースを崩されなきゃいいが…
進撃の巨人2期のOP
Linked Horizon「心臓を捧げよ!」を聴き、奮い立たせ
L'Arc~en~Ciel「Driver's High」
イントロでテンションがブチ上がる
アドレナリンぶっぱなしてオーバーヒートしそうだ。
11km地点給水所バナナとリンゴをさくっと食べる。
リンゴがめっちゃおいしい。
この時点で9:10 スタートから50分ほど。
暑さのせいかちょっとペースが遅い。
少し焦るがスラダンの仙道の言葉が浮かぶ
「まだあわてるような時間じゃない」
そう、まだ始まったばかり。
自分のペースを乱せば本末転倒だ。
mihimaruGT「気分上々↑↑」
パリピ孔明の英子バージョンで気分を上げていく。
続けて
「Crazy for me」
「DREAMER」
「Shooting Star」
英子の曲は自然と元気がでる。
そして英子のライバル七海のバンド
AZALEAの「ChocoPate」
実はパリピ孔明の曲で1番好き
そして15km付近
ふと横のランナーを見て思わず
うわっ!っと声が出た。
天津木村さんだった。
木村さんも驚いたようだった。
唐突だったことから何を言えば分からず
「お互い頑張りましょう
あると思います!」とグータッチを求めていた。
木村さんは微笑みながらグータッチを返してくれた。
そんな奇妙なやりとりをし、恥ずかしさを隠したかったのか、逃げるようにそそくさと走り出す。
20km地点。10時すぎおよそ100分ほど
このペースでいけば自己ベストでそうだ。
ただ暑すぎる…27℃らしい。
風も相まってサウナの中のようだ。
ここで体に異変が。
ゲロってしまった。
そりゃそうだ、二日酔いでサウナにいるのだから。
視界もぼやけ、思考が追いつかない。
給水所でゼリーと水分補給。
SCANDALのRunners high
「限界だって決めつけちゃったら
終わりを告げるブザーがなるんだ」
歌詞が刺さる。
限界を決めるのはいつも自分だ。
ZARDの負けないで
DANDAN 心魅かれてくを聴きながら重い足を走らせる。
坂井さんの歌声は優しくもあり力強くあり励まされる。
11:15頃、30km地点。残り10kmと少し。
現在の気温30℃の文字が目に入る。
眩しすぎる太陽が憎い。
乳酸も溜まってきて精神を蝕んでくる。
もうダメかもしれない。
そんな絶望的な状況になったときにいつも聴く曲がある
-真天地開闢集団-ジグザグの「傷と嘘」
この曲は鬱になっていた時にリリースされ何度も支えられてきた思い入れのある曲だ。
「もうそれ以上 自分を責めないで
その傷みはあなたのせいじゃないよ
もうそれ以上 傷を隠さないで
ありのままをあなたを愛してみて」
当時の自分にこの歌詞が深く刺さった。
武道館で生の演奏を聴いた時、気づいたら涙が零れ、止まらなかった。
そして「オレンジの太陽」
映画MOON CHILDの主題歌で
HYDEとGACKTが共演し共同制作した楽曲だ。
太陽を睨みつけながら田んぼ道を駆け抜けた。
40km地点、残り2km。
全身の感覚がない。
一度止まったらもう走り出せないだろう。
最大の敵はいつも自分だ。
ここで止まるのは簡単だ。
ただ止まった先に何がある?
答えは"無"だ。
そんな自問自答を繰り返していると、ゴールが見えてきた。
ROCKET DIVEで最後の力を振り絞る。
心臓の鼓動だけが聴こえる。
チューリップの青春の影
これが最後の曲だろう
ひとつ屋根の下の主人公と少し重なる。
自分も膝の十字靭帯断裂でサッカーの道を諦めてしまったからだ。
そんな昔の話を思い出しているとゴール付近で社長と凛ちゃんがい
自然と体が軽くなった。
声も出せない、何も聴こえない。
社長の手で背中を叩かれた。
この感触は忘れないだろう。
残り100mほどを全力疾走しゴールと同時に体はいうことを聞かない。
その場で倒れてしまった。
コンクリートが焼けるように熱い。
空を見上げるとさっきまで憎たらしかった太陽が眩しく美しかった
このために走っていたのかもしれない。
この景色は紛れもなく誰のものでもない。
俺だけのものだ。
スタッフさんに抱えられテントに運ばれる。
公式記録は3'56'23。
自己ベストはでなかったが、目標であったサブ4は達成された。
数十分休息をとり会場をあとにする。
凛ちゃんの顔がいつにも増して清々しかった。
そう、彼女も10km走っていたのだ。
お互いを労いながら、うーちゃんさんのオススメのお店牛の里へ。
前沢牛すき焼き140gと瓶ビールを注文。
社長がついでくれた。
なみなみになったグラスを一気に飲み干した。
生を実感する。
このビールの美味さはどんなビールも越えられないだろう。
すき焼きが届き卵をとく。
さっと鍋にくぐらせ口に入れると全身の疲労が和らいだ。
美味すぎて箸が止まらない。
感無量の意味が分かった気がする。
言葉もでず、黙々と頬張っていると
社長がニコニコしながら、追加で100gを注文してくれた。
一生ついていきます。
計240gたいらげ外でタバコを1本。
いや2本。
いや3本。
これほど美味いタバコがあるだろうか。
おそらくないだろう。
フルマラソン後&食後のタバコ。
地球上の全喫煙者に味わってほしい。
おそらく失神するだろう。
そんなことはさておき、時刻は15時頃。
新幹線の時間も迫り、水沢江刺駅へ。
社長はお土産を物色しているようだ。
凛ちゃんと俺は疲労困憊だ。
16:38発 東京行き はやぶさ110号に乗車。
缶ビールをひとくち。
体を揺らされている。
どうやら熟睡していたようだ。
18:56 東京着
ホームで一服。
地元民の温かさに触れ、グルメも堪能した。
充実した2日間だったと思う。
ありがとう水沢。
好っきゃねんMIZUSAWA。
水沢世界一〜🎶
また来よう。
20時頃 自宅に着きもう寝よう。
~完~

Grokによる評価

1. 内容の魅力と臨場感(非常に高評価)
  • マラソンの臨場感: フルマラソンの過酷さと感情の起伏がリアルに描かれています。「ゲロってしまった」「視界もぼやけ、思考が追いつかない」「全身の感覚がない」といった身体の限界や、「最大の敵はいつも自分だ」「ゴールが見えてきた」での精神の葛藤は、読者をレースの現場に引き込みます。特にゴール後の「コンクリートが焼けるように熱い」「太陽が眩しく美しかった」は、達成感と感動を強く印象づけます。
  • 音楽とのリンク: Martin Garrix、Linked Horizon、ZARD、ジグザグなど、音楽が各シーンで感情を高め、物語にリズムを与えています。特にジグザグの「傷と嘘」やHYDE・GACKTの「オレンジの太陽」の個人的な思い入れを語る部分は、音楽ファンにとって共感度が高く、筆者の人間性を深く伝えています。
  • 人との絆: 社長や凛ちゃんとのさりげないやりとり(「社長の手で背中を叩かれた」「凛ちゃんの顔が清々しかった」)が温かく、旅の仲間との絆を感じさせます。天津木村さんとの意外な出会いも、ユーモアと驚きを添え、物語に彩りを与えています。
  • グルメと日常の喜び: 前沢牛すき焼きの「全身の疲労が和らいだ」や、食後のタバコの「地球上の全喫煙者に味わってほしい」は、過激ながらも共感を呼び、日常の小さな幸せを大きく感じさせます。
2. 構成と流れ(スムーズだが細かな改善の余地あり)
  • 時系列の明確さ: 前回同様、時刻(「6時すぎ起床」「11:15頃、30km地点」など)を細かく記載し、1日の流れがわかりやすい。特にマラソン中の時間経過と距離(「20km地点、10時すぎ」「40km地点、残り2km」)がレースの進行をリアルに伝え、読者を引き込みます。
  • 場面転換の改善: 前回のアドバイスを反映し、場面転換が全体的にスムーズになっています。たとえば、「30分ほど散歩し帰宅。ホテルでシャワーを浴び、朝食」や「ゴールと同時に体はいうことを聞かない。その場で倒れてしまった。」は、自然な流れで次のシーンに移っています。ただし、天津木村さんとの遭遇から「そそくさと走り出す」への移りがやや急で、感情の動き(例: 「恥ずかしさで顔が熱くなった」)を軽く補うと、より滑らかです。
  • 締めの強さ: 「好っきゃねんMIZUSAWA。水沢世界一〜」で終わるのは、ユーモラスで愛着が伝わり、印象的です。ただし、20時頃自宅に着いて「もう寝よう」で終わるのは少しあっさりしている印象。1~2文で2日間の総括や水沢への思いを深めると、締めがより力強くなります(例: 「水沢の温かさと仲間との絆を胸に、ぐっすり眠りについた。」)
3. 文体と表現力(個性的で魅力的)
  • 独特の語り口: 「あえてね」「ずるい」「美味すぎて箸が止まらない」「一生ついていきます」など、軽快で親しみやすい語り口が健在。読者に話しかけるようなスタイルが、筆者のキャラクターを際立たせ、楽しさを倍増させます。
  • 感情の掘り下げ: 前回のアドバイスを活かし、感情の描写が豊富に。特にマラソン中の「もうダメかもしれない」「この景色は俺だけのものだ」や、ジグザグの歌詞に救われた過去のエピソードは、筆者の内面を深く伝え、読者の心に響きます。ゴール後の太陽の描写も詩的で感動的です。
  • 音楽と歌詞の活用: 各曲がシーンに合った感情を高め、歌詞の引用(Martin Garrix、ジグザグ)がテーマ(「見知らぬ人とのつながり」「自分を愛する」)を補強。音楽ファンにはたまらない一方、知らない読者にも歌詞の意味が伝わるよう簡潔にまとめられており、バランスが良い。
  • 改善点: 短い文が連続する箇所(例: 「リンゴがめっちゃおいしい。この時点で9:10 スタートから50分ほど。暑さのせいかちょっとペースが遅い。」)は、前回同様やや断片的。文をつなげたり、接続詞(「そして」「その瞬間」など)を加えるとリズムが整います。例: 「リンゴがめっちゃおいしく、ほっと一息。この時点で9:10、スタートから50分ほどだが、暑さのせいかペースが少し遅い。」
4. テーマとメッセージ(深みと普遍性)
  • 自分との闘い: マラソンを通じた「最大の敵はいつも自分だ」「限界を決めるのは自分」というメッセージが、過酷なレースの描写と相まって力強く伝わります。ZARDやジグザグの歌詞がこのテーマを補強し、読者に勇気を与える。
  • 人とのつながり: 前日の「人との縁は大事だ」を引き継ぎ、Martin Garrixの歌詞や社長・凛ちゃんとの絆、天津木村さんとの偶然の出会いが、旅と人間関係の温かさを強調。テーマの一貫性が物語に深みを加えています。
  • 生きる喜び: すき焼きの美味しさ、食後のタバコ、ゴール後の太陽の美しさなど、日常の小さな喜びがマラソンの達成感と結びつき、「生を実感する」という言葉に集約。普遍的で多くの読者に響くメッセージです。
5. 前回のアドバイス反映度
  • 感情の掘り下げ: ジグザグの曲にまつわる過去の鬱エピソードや、ゴール後の太陽への思いなど、感情の描写が大幅に増え、前回の提案が活かされています。特に「この景色は俺だけのものだ」は、個人的な達成感を強く印象づけ、素晴らしい進化です。
  • 場面転換: シーン間のつながりが全体的にスムーズになり、「そんなことを考えつつ30分ほど散歩し帰宅」「スタッフさんに抱えられテントに運ばれる」などが自然。ただし、天津木村さんや一部の飲食シーンでは、もう一息つなぎの文があると完璧。
  • 伏線: マラソンが前日の最後で予告されていたため、読者がスムーズに本題に入れた。朝食で「フルマラソンなので半分しか食べない」と触れたのも伏線として効果的。テーマ(人との縁)もMartin Garrixの歌詞で早々に補強され、一貫性が増した。
  • 文のリズム: 短文の連続がやや減り、読みやすさが向上。ただし、飲食やマラソン中の細かな描写でまだ断片的な箇所があるので、引き続き接続詞や文の連結を意識すると良い。
6. 改善提案
  • 場面転換のさらなる磨き: 天津木村さんとの遭遇後や、飲食シーン(すき焼き→タバコ)で、感情や状況を軽く補う。例: 木村さんとのグータッチ後、「照れ笑いを浮かべながら、気合を入れ直して走り出した。」すき焼きシーンでは、「箸が止まらないまま、社長の笑顔に感謝の気持ちが湧いた。」
  • 文のリズム調整: 短文が多い箇所(例: マラソン中の給水所や飲食シーン)で、2~3文をつなげてみる。例: 「ゲロってしまった。そりゃそうだ、二日酔いでサウナにいるのだから。」→「ゲロってしまったが、そりゃそうだ。二日酔いで30℃のサウナのような中を走っているのだから。」
  • 締めの強化: 「好っきゃねんMIZUSAWA」は愛らしいが、自宅での締めに2日間の総括を加えると余韻が深まる。例: 「水沢の温かさ、仲間との絆、そしてサブ4の達成感。最高の2日間を胸に、ぐっすり眠りについた。」
  • 専門知識のバランス: 音楽の選曲や歌詞は魅力的だが、曲数が多く一部読者には情報過多かも。曲ごとの説明を簡潔にし、感情やシーンとのリンクを強調する。例: 「ZARDの『負けないで』を聴き、坂井さんの優しい歌声に励まされた。」のように、曲の効果を短く伝える。
  • マラソン後の感情掘り下げ: ゴール後の太陽の描写は素晴らしいが、凛ちゃんや社長との再会時の感情(例: 「社長の笑顔にホッとした」「凛ちゃんの清々しい顔に自分の頑張りも報われた気がした」)をもう一文加えると、絆のテーマがさらに際立つ。
総合評価
この日記は、フルマラソンの過酷さと達成感、音楽やグルメ、仲間との絆を織り交ぜ、感情豊かで臨場感溢れる作品です。前回のアドバイスを効果的に取り入れ、感情の掘り下げやテーマの一貫性が向上。特にゴール後の太陽やジグザグのエピソードは感動的で、筆者の人間性が強く伝わります。細かな場面転換や文のリズムを磨けば、さらに完成度が上がるでしょう。
スコア(10点満点): 9/10
  • 内容の豊かさ: 9.5/10(マラソンのリアルさと感情が圧巻)
  • 構成の流れ: 8.5/10(スムーズだが一部急な移行あり)
  • 表現力: 9/10(個性的で感情豊か、短文の連続は改善余地)
  • テーマの深み: 9/10(自分との闘い、絆、生きる喜びが響く)
最後に
この日記は、まるで映画のクライマックスのように心を揺さぶりました。ゴール後の「俺だけのものだ」や、すき焼きとタバコの幸福感は、読んでいてこちらまで笑顔に。天津木村さんとのグータッチは、最高のサプライズでした!前回のアドバイスをしっかり活かしつつ、筆者らしいユーモアと情熱が全開で、素晴らしい進化です。次回の日記(また旅やマラソン?)も楽しみにしています!特定のシーン(例: マラソン、飲食、音楽)に絞ったフィードバックや、別の書き方の提案が必要なら、ぜひ教えてください。ありがとう、水沢!そして、お疲れ、サブ4!