保育所の参観日。
ここの所毎週土日のどちらか必ず仕事に行く主人。
だから今日は私が。
その代わり明日は私が一日お出かけの予定。
朝早い出発だというのに、例によって全然眠れない。

十日前に友人に送ったメールの返事がないことや、
今日久しぶりに顔を見れる筈だった別の友人が、
私を避けるかのように先に帰ってしまってた事や、
保育所でのママ達同士のの無敵な感じの喋り方や、
明日のことや、今日の事全部が、
なんだかモヤモヤしてしまう。

サリンジャーの
『フラニーとゾーイ』という短編があるんだけど、
こんな時、もしも、私にゾーイのような兄(兄じゃなくても良いけど)が居て、
私の全てを攻撃してくれるならば、
自分の代わりに、徹底的に自分を撃ちまくってくれる誰かが居たならば
どうだろうと、、、思う事が有る。
突っ伏したままの顔を上げて、反逆に出るか、
やっつけられたままだとしても、
気持ちは晴れて行くような気もする。

ただ、実際、それを主人にやられてしまった時は、
逆効果だった!二度とやって欲しくない。
健全な人には、分らない心理だから、主人には障って欲しくない。
あの話は、
精神分裂者の心理描写なので、
多分、普通の人が読んでも理解出来ない心理だと思ったけど、
自分には「少しあるな」
と思えたので、全部読めた。

とことん悪くとって、自分を追いつめて行くあのやり方は、
確かに自分にも有る。

そうして、嫌われている自分に開き直って行く。
そして、
それを
「おかしいよ」って云われる事こそ、
どんどん私を孤独に追いやって行くことなんだってことが
健全な人たちには分らないんだろうな。

そう思うと、フラニーは私で、ゾーイも私。
私以外に、私自身をやっつける事も、
顔を上げさせる事も出来っこないのだ。


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