ここ何年かは毎年新人を入れています、若者育成、ロケットガールズオーディションさ。
入社試験(常識問題、英語、数学、国語、時事…と、結構難しい)もありましてね、それにパスしたら面接です。もちろん、社長夫人である私も同席いたします。
一発ギャグ必須、笑わせたら合格(というのはうそ)、でも、第一条件は、「真撃である」こと。
さらに、「自信あります!」「体力あります!」…こういう人は、たいていダメでしたわね。
能ある鷹は爪を隠す…ってね、自信なさそーなぐらいがちょうどいいんです。
しかし…まさか自分が 、「面接する側」になるとは。
だからと言って、もう「面接される側」になるのは嫌だなー、自信ないー、自己PRできなーい。
入試、入社、アルバイト、お笑い芸人のオーディション、結婚(お見合い)…これまでの人生で、いろんな面接を受けてきました。
その中でも、1番印象的だったのがSM倶楽部。
趣味の話ではありませんの、お仕事、取材です、私、フリーライターを長年やっておりましたから。20代の頃は、突撃ライターとして活躍しておりまして、ある日、当時の鬼編集長から「SMの聖地?六本木に行って潜入取材じゃ!面接受けてこい!」との、命令が。
電話しましてねー、向かいましたのが六本木の古ーいマンションの一室…お店の名前が
「奴隷丼」
吉野家じゃねーよー、松屋でもねーよー、とりあえずてんこ盛りみたいだけどー。
呼び鈴押すと、30代後半ぐらいのスキンヘッドで山川と名乗る男性が(以下、会話より抜粋) 。
私「あのー…初めてなんですけど」
山川「とりあえず、このアンケートに”できないもの”だけ×して」
私「はあ…縛り?」
山川「ああ、それはやってもらわないとねー、奴隷の基本でしょ」
私「はあ…ろうそく?」
山川「それも、奴隷だったら当然でしょ?」
私「はあ…乳首貫通?」
山川「そーなんだよねー、うち、そこいら辺のソフトな店と違って本格的なんだよねー。でも、大丈夫!マキロン用意してあるから」
私「はあ…バーナー?」
山川「そうそう、火でばーっとあぶられるっていう感じ?大丈夫!耐熱スーツ用意してあるから」
私「はあ…雪山放置?」
山川「長襦袢一枚で吹雪の中に立たされるだけだから、もちろん縛りのままねっ!うーん…15分が限界かな?でもいい宿で一泊できるよー、旅行気分で!」
私「・・・・」
そのあとも、ぞくぞくと×な「項目」はありましたが、すべて放送禁止用語なのでやめときます。
それにしても、私はなぜかMに分類され、山川様も同種類ということで、いろいろと武勇伝をお話になられました。
そして、最後に「俺の晴れ姿」ということで、その手の専門雑誌のご自分が載ったグラビアの1ページを。その姿や…麻縄でぐるぐる巻きにされ、猿轡カミカミのまま、大きなたらいの中に鎮座、全身燭のロウだらけ。なんだか天丼みたい、なるほど、これが奴隷丼ね(失笑)。
「この撮影の時さ、俺、もう死ぬって思ったんだけど、その瞬間、天に昇る光が見えたんだよねー」
それ、臨死体験…かもしれませぬ。
結局、面接だけで逃げてきました…だって、痛いの嫌だもん。
と…いうことで、最近は、夏の繁忙期に向け、アルバイトさん募集中、随時面接しております。
その際、「できないものに×して!」ってアンケート取ろうかしら。
冗談ですわ、おほほほほほほ~!
