今日は昼間はとても暖かかった。
でも何故か野鳥たちの姿が全く見えなかった。
朝や夕方には小鳥たちがさえずって
とても爽やかな気分になるんだけど
声も全く聞こえなかった。
時たまカラスがギャーギャーと鳴いていた。
みんなどこに行ってしまったのだろう。
渡り鳥ってわけでもあるまいし。
キジ鳩のよめちゃんなんてもう数日姿を現さない。
ぴーちゃんは夏からずっといない。
テラスに来なかった日も鳴き声は遠くに聞こえたりしたけれど
今日は全くどの鳥の声もしなかった。
不気味な日だった。
夕方になったら急にゴーゴーと強い風が吹き始めて
ちょこが数十日ぶりに吐いたし
嫌な空気が流れている。
太陽が狂ったように暴れているそうだ。
http://oka-jp.seesaa.net/article/302428324.html
「狂った太陽」: かつて見たことのない巨大な太陽面の爆発が発生
この1週間ほど興味深い出来事が多く、今日そのことをまとめていたのですが、「太陽」に関して、個人的にかなり驚くような現象がありました。
前振りで流すようなことにも思いませんでしたので、今回はそれを単独でご紹介します。その現象自体は、いつも起きている「太陽表面の爆発」なのですが、いわゆる黒点から発生する「太陽フレア」と呼ばれているものではなく、磁場などから噴出するタイプの爆発ですが、その大きさ。
その写真を先に載せておきます。下の写真です。
NASA の太陽観測衛星 SDO も、その爆発の全景を撮影することができなかったようで、写真では伸びたフィラメントの先が写っていません。
▲ NASA の太陽観測衛星ソーラー・ダイナミクス・オブザーバトリーによる撮影。
下に NASA の11月16日付の NASA ニュース で公開されている動画をスローモーションにして載せておきますが、スローで見るとさらに興味深いことがわかります。
まずは、このことを報道したスペースウェザーの記事をご紹介しておきます。
タイトルには異常に大きなという形容詞がつけられています。
本当にまったく巨大な爆発が昨日、太陽で発生した。
11月16日、太陽の南の半球の向こう側にある曲がりくねっている磁場から爆発が起きたのだ。その爆発の噴出の大きさがあまりに巨大で、太陽観測衛星 SDO もその爆発の全景を捕らえることはできなかった。
この爆発によって噴出したコロナの長さは 70万キロメートル以上の範囲に広がったと思われる。
太陽観測衛星 SDO のこれまでの観測では、このような巨大爆発が極めて希というわけでもないことを示す。2010年8月にも、太陽面での巨大な爆発が観測されている。
という記事です。
この爆発で噴出した距離は「 70万キロメートル」と上にありますが、地球の直径が 1万2000キロメートル程度ですので、大ざっぱに地球の直径の 60倍から 70倍の距離に相当するコロナやフィラメントを噴出させた大爆発だったようです。
ちなみに、上のスペースウェザーの記事で「2010年8月にも、太陽面での巨大な爆発が観測されている」とありますが、その時のことは記事にしていますが、ちょうどその記事に「爆発と地球とのサイズを比較した写真」を載せています。
▲ 過去記事「太陽で高さ60万キロメートルに及ぶ巨大なフィラメント爆発が発生 」<より。
今回のはこの時のよりさらに巨大で、しかも、後で写真をいくつか載せますが、「太陽の表面全体がどうもおかしい」動きにも見えます。
今回のような状態には、もしかすると過去記事の、
・奇妙な太陽のポールシフトは太陽系全体に影響を与えるか?: 国立天文台が発表した「4極化する太陽磁場」
2012年04月21日
で取り上げました「太陽の磁場の変化」ということも関係しているのかもしれません。
国立天文台の発表通りなら、現在の太陽は磁極が2つだけではなく、磁極が4つという奇妙な方向に進んでいるか、あるいはすでに4つの磁極を持っているのかもしれません。
下の図はその記事で載せたものです。
今の太陽は、右側の太陽となっている可能性もあります。
▲ 左が今までの太陽です。北極と南極のふたつの磁場。右は、国立天文台が今回発表した今後の太陽の磁場の予測。北極はポールシフトで磁場が反転したのに南極の磁場は移動せず、その結果、「4つの磁極」があらわれるという状態になることが予測されています。
ところで、今回の太陽の爆発の詳細は他にもあって、スペースウェザーの記事ではふれられていませんが、 NASA のこの件のニュースのタイトルは「ダブル・トラブル 」というものです。
「ふたつの災難」というような意味ですが、どういう意味かを下の写真でご説明します。
この流れでおわかりかと思いますが、無関係とも思える場所でほぼ連続して、別の大爆発が起きているのです。
スローモーションで見ますと、さらにいろいろな場所で同時、あるいは多少の時間差で爆発を起こしているのがわかります。下の矢印の部分のすべてで「別々の爆発」が起きていて、フィラメントが立ち昇っています。
いずれにしましても、正直言って、今回の太陽の光景を見て「太陽が狂った」というような感じを私は持ってしまいました。何しろ、ここのところずっと太陽活動は弱く、黒点そのものからの太陽フレアはあまり発生していないのです。
なのに、このような大爆発は起きる。
しかし、太陽に何が起きているのかを知ることはできないです。
いろいろな想像はできても、それが何かということはわからないことだと思います。
というわけで、今回は太陽の異常(といっていいかと思います)について記しました。
その太陽のもとの地球では
ところで、今日本来書いていたことは、地球のほうの異変のことなのですが、いろいろな報道や、あるいは論文が出ています。
先日の「4つ以上の太陽を私たちが見る日 」という記事で、アメリカでの爆発事件について書きましたが、「同じインディアナ州で前後して3件の同じような爆発事件」が起きていたことがわかりました。
▲ インディアナ州の他の爆発事件についてのテレビ報道。
このあたりには、ニューマドリッド断層と呼ばれる地震帯があります。
ニューマドリッド断層は下の赤い部分です。
このニューマドリッド断層はかつて何度か大地震を連続して発生させた場所でもあり、「そのことと関係あるのでは」というような感じの記事も目にします。
スペインでは、広範囲に渡って、「大地に亀裂が走る」ということが報道されています。
▲ 地球の記録「「スペインが割れている」: イベリア半島の複数の大地に巨大な亀裂が出現 」より。スペインのトタナという場所。
繰り返し降る赤い雨
また、以前、「赤い雨」については何度かご紹介したことがありますが、スリランカでも数日前、赤い雨が降ったことが現地で報道されています。
下のがその報道です。
タミル語という言語ですが、タイトルには「細菌に関連する赤い雨」というように書いてあるようです。
▲ thaalam news (スリランカ) より。
これについては「赤の意味」というタイトルの下のリンクの過去記事がありましたが、その続きとして、そのうち書いてみたいと思います。
・赤の意味(1): 再び現れた赤い海と赤い雨
2012年07月31日
次回は、何もなければ、直前まで書いていた「真の極移動」と呼ばれる地殻変動に関しての最新論文を含めて、地球のことを書きます。
太陽に何か起きればそちらを優先します。