おはようございます。
プルトニウムの汚染地図がこっそり公開されていたそうです。
リンク先には図や写真もあるので詳しくは↓へ。
院長の独り言より
http://onodekita.sblo.jp/article/56507065.html
2012年06月16日
プルトニウム汚染地図の衝撃
事故当初から、プルトニウムは重いからとばないと 御用学者たちが話していました。
東大病院放射線科准教授・中川恵一&日本原子力技術協会最高顧問・石川迪夫「プルトニウムは非常に重いので遠くへ飛散しない」
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=bHEMrOMqRio
アナウンサー「一般市民、私たちの生活にはどんな影響があるんでしょうか?」
中川恵一「「はい、これはありません」「この物質は非常に重いんですね。ですから、ヨウ素のように飛散していくことがありません」「わたしが生まれた50年前、プルトニウムの量は今の1000倍だったんですよ」
アナウンサー「半分の威力になるまで2万4000年かかるということですね」
中川恵一「繰り返しですけども、一般住民の方に影響が出るということは基本的にはない。ですからご安心いただいていいと思います」
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また、今年4月のテレビ朝日「朝まで生テレビ!」で、日本原子力技術協会最高顧問の石川迪夫(みちお)は・・・
「プルトニウムが重いから、福島第一原発の敷地内に落ちて、外には飛散していないよ」と断言した。
また、「60年、100年だって耐久性に問題ない。大丈夫ですよ原発は」「原発の作業員だって250mSvまで大丈夫なんだから。20msvなんて気にすることない」「1000年に一度の津波のせいでね、こうなったんだからね」と余裕ともとれる発言を行っていた。
まあ、他にもたくさんの方が言われていました。根拠は恐らく次の通り
空気は、窒素80% 酸素20% の組成ですから、質量数で考えれば、
28x0.8+32x0.2=28.8
プルトニウムは質量数が 239 ですから、
239 ÷ 28.8 = 8.3倍
重いというのは事実です。しかしながら、原子そのものですから花粉よりも何よりも軽いわけです。たき火などをすれば、空気よりもはるかに重い灰などがひらひらと空中に舞うのを見れば、単に空気より重いか軽いかで、遠くまで行くかどうかの目安になるはずがありません。気体液体の差などはありますが、大ざっぱに考えると上の通り。仮に大石のように重いのならばもちろんとびませんが、ちょっと考えれば、プルトニウムのプルームがとばないというのは大嘘だとわかる話です。
とある方から、プルトニウム汚染地図をいただきました。
この地図の原典
http://www.pref.fukushima.jp/j/dojou111129.pdf
セシウムの分布とは明らかに異なった様相です。しかも、ネット上ではひっそりと発表されていたにもかかわらず、わかりにくい数値のみで、このように濃淡をつけた地図としては誰も発表していません。
宮城県、茨城県にもプルトニウムが飛散しています。実際、南相馬を訪問した枝野氏・岡田氏
お二人ともこの汚染をよくご存じだったのでしょう。岡田氏は、手袋をしたまま握手をしています。
このような方たちが原発は安全だから、再稼動と話して誰が信用するのでしょうか。
また、放射能ガレキは、安全と全国行脚している中川恵一氏
「被災地のガレキは放射能に汚染されている」というのが反対の理由のようですが、岩手や宮城のガレキの放射能が特に高いわけではありません。東北全体に対して「穢れ」のイメージを持っているのだとしたら許せません。
プルトニウムは重いからとばないとウソをついておきながら、今回はガレキは安全と神話をばらまく。1年足らずのうちに数限りないウソをばらまいているのに逮捕も何もされないのは、東大の権威をまとっているからでしょうか。
では、御用学者かどうかを区別する方法。肥田先生が核心を突く言葉をインタビューの中で話をされていました。
肥田舜太郎 インタビュー|たったひとつ言えるのは、放射線に抵抗できるのは自分の命だけから
-私たち一般市民が、様々な情報に惑わされないようにするには?
「被害を受けている国民の側に立った発言か、放射線を使う側を擁護した発言かを聞き分けるほかしょうがない。そこではっきり分かれます」
どうですか、見えてきませんか。