一昨日NHKで放送された番組です。
日本政府はICRPの基準を元に様々な基準値を決め
「ただちに健康に影響はない」と言い続けてきました。
ところがこのICRPの基準は科学的な根拠は全くなく
政治的な判断で決められていたとの爆弾発言が!!
しかも低線量被曝のリスクを半分に減らしていたそうです。
嘘ばかり放送するテレビに嫌気がさしていましたが
たまにはまともなこともやるんだなと、びっくり!
健康被害を隠し通せないと観念したのか?
なぜこの内容をNHKが放送したのか、気になるところです。
この放送は原子力村には非常に都合の悪いものです。
削除される可能性が高いので、見ていない方は急いで見て下さい!
番組内の脳腫瘍を患っている18歳の少女の言葉が突き刺さります。
うちのぴぉ君も医者から「治療法がない、数カ月も生きられない」と宣告されました。
本人も辛かったでしょうが、母親の私の悲しみは筆舌に尽くし難いです。
愛する我が子が自分の目の前で死んでいく
母としてこれ以上の苦しみはありません。
私がこうやって放射能のことを書き続けているのも
同じ思いをする人が1人でも出て欲しくないと思うからです。
低線量被ばく_揺らぐ国際基準_追跡!真相ファイル 投稿者 gomizeromirai
NHK総合 追跡!真相ファイル 夜10時55分~11時23分
http://www.nhk.or.jp/tsuiseki/index.html
12月28日(水)低線量被ばく 揺らぐ国際基準(仮)
“生涯100ミリシーベルトとされる被ばくの基準で、本当に健康への影響はないの
か?”
福島をはじめ、全国の人々が現実に直面している放射能の脅威。
国は「直ちに体への影響はない」と繰り返すばかりだ。
その拠り所としているのが、ICRP(=国際放射線防護委員会)の勧告。
広島・長崎の被爆者の調査データをベースに作られ、事実上の国際的な安全基準
となっている。
しかし関係者に取材を進めると、1980年代後半、ICRPが「政治的な判断」で、被
ばくでガンになるリスクを実際の半分に減らしていた事実が浮かびあがってきた。
当時ICRPには、原子力産業やそれを監督する各国の政府機関から、強い反発が寄
せられていたのだ。
そしていま、世界各地で低線量被ばくの脅威を物語る、新たな報告や研究が相次
いでいる。
アメリカでは原発から流れ出た微量の放射性トリチウムが地下水を汚染し、周辺
地域でガンが急増。
25年前のチェルノブイリ原発事故で、大量の放射性セシウムが降り注いだス
ウェーデンでは、ICRP基準を大きく上回るガンのリスクが報告されている。
いま、誰もが不安に感じている「低線量被ばく」による健康被害。
国際基準をつくるICRPの知られざる実態を追跡する。
室井佑月さん