昨日は伊豆の国市で立ち上げられた
放射能から子どもを守る会的なお話会に参加した。
(遅れて行ったので資料がなく正式な名前がわからない)
だいぶ前に私のブログにコメントを頂いていたので
時間があれば行ってみようと思っていたのだ。
沢山のお母さん、子ども達がいて驚いた。
会の進行内容もわからなかったけど
急遽、相方と一緒に行った熱海のYさん二人が
講師的な立ち位置で質問に答えたりした。
中日新聞が取材に来ていた。
伊東ではそんなことは一度もなかった。
夕方から他に用事があったため途中で退席したら
あるお母さんと3年生くらいの男の子が外で待っていた。
先に出たYさん、お母さん、男の子が泣いていた。
お父さんが福島に単身赴任で行っているそうで
男の子が「寂しいから福島のお父さんに会いに行きたい」と泣いていた。
お母さんは「福島は危ない場所だということを教えて欲しい」と泣いていた。
お父さんは疲れているからほとんど帰ってきてくれないようだ。
私は普段はものすごい泣き虫で
ありえないくらい涙の量が多いけど
皆が泣いているのでがんばって少年とお話した。
彼は私の言葉に涙を拭いながら何度も
「ありがとうございます」と言っていた。
野球やっているのかな?
とても礼儀正しい子で余計に悲しかった。
「キミが福島に会いに行くんじゃなくて
お父さんが帰ってきてくれるようにお願いしてみよう!」
とアドバイスしてみた。
原発事故は福島から遠く離れてた家族も引き裂いている。
電話で少年の気持ちを聞いたお父さんが
どうか早く帰ってきてくれますように。
あの少年がもう泣かなくてもいい日が来ますように。
私も祈ろう。