たかじんのそこまで言って委員会で武田先生が本当のことを言ったら
抗議が殺到して大問題になっている。
実際放送された内容は
「子供には食べさせてはいけない。大人はどんどん食べるといい。私も食べている。」
そう言っていて、私からすれば当たり前の事を言っているとしか思えない。
読売テレビの幹部が東北に謝罪に行くそうだ。
この放送の中で元文科省審議官の「寺脇研氏」が
「今の文科省は本当に子供のためだけを考えてやれない状況になってしまっている。』と発言。
文科省の定めた外部被曝で年20ミリシーベルト
農水省の決めた内部被曝 食品の基準値年20ミリシーベルト
合わせて年間40ミリシーベルトという異常な基準値
子供の為だけを考える機関が日本にはない。
原発利権のために子供たちが犠牲になっている。
Yahooニュース より
<読売テレビ番組>東北の農作物、健康壊す…中部大教授発言
毎日新聞 9月6日(火)22時16分配信
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中部大の武田邦彦教授=馬場理沙撮影 |
【原発と食品、専門家に聞く】放射線、測定・除染を急げ 児玉龍彦氏に聞く
◇一関市長がメールで抗議
武田教授は子供の質問に専門家が答えるコーナーで、放射線量の高い地域として一関市を挙げ「今、東北で農作物を生産するのは間違い」などと発言。他の出演者が疑問を呈したのに対し、「取り消すつもりはない」と語ったという。
勝部市長は「農家の感情を逆なでする非常識な発言だ」と指摘した。読売テレビは毎日新聞の取材に「武田先生に批判的な意見も入れて(放送して)いる。全体を見てもらえば、問題のある内容とは思わない」としている。
武田教授は、地球環境問題で定説とは異なる主張を展開してから注目されるようになり、多くのバラエティー番組に出演し、著書を出版している。【湯浅聖一】
文部科学省の『旧科学技術庁』の勢力が20mSv/yearを決めた!?
9月4日に放送された「やしきたかじんのそこまでやって委員会」という番組で、番組視聴者から大量のクレームがきて番組の打ち切りの情報(デマかもしれない)が流れているようです。
読売テレビは4日、本日放送分の「たかじんのそこまで言って委員会」の出演者が「東北産は捨てていい」と発言したことに対し、放送後抗議が殺到したことから、同社幹部とスタッフが緊急会議を行い、同日付で番組の放送を打ち切りにすると発表した。
同番組では、本日の放送で「東北産の食肉や野菜を食べたらどうなるの」という小学生の問いに対し、原子力の専門家が「健康を害します、捨ててもらいたい。まず除染すべき。」と否定的な見解を述べた。共演者は「その言い方は撤回してほしい」と反論したが、撤回を拒否。
同番組では東北地方でも放送され、読売テレビには「風評被害を拡大させる。」 「セシウムさんテロップの反省は無いのか」など、抗議の電話が殺到した。
この深刻な事態は同社幹部に報告が行き、スタッフをまじえて緊急会議を開き、打ち切りを決定した。会議には日本テレビの幹部や総務省・農水省の官僚も電話参加した。
週明けには正式な記者会見を行い、読売テレビの幹部が東北地方に出向き謝罪を行う予定である。
また、民放連も近く同社に処分を下す方向だ。
打ち切り後は、しばらく系列各局の判断で番組の再放送を行う。また、同番組で司会を務める 辛坊氏に関しては、「ウェークアップぷらす」の降板についても検討される。
番組が打ち切りになるのかどうかははっきり言ってどうでも良いと思っております。この文章で表現されている「怪しいお米セシウムさん」問題も、安全デマが繰り広げられてきた大手メディアの良心のようなものを感じており、私は全く問題と感じておりません。
この番組内で討論された核心については大手メディアや霞ヶ関官僚が、非常に恐れていると思います。
予想通り、既に番組の動画は消されてしまっておりましたので、文字起こしのサイトを紹介致します。(著作権上、削除されることは、当然ではありますが。)
(参考ブログ)銀色の侍魂: 激論、武田邦彦VS今村克彦(子供からの質問)「東北の野菜とか牛肉を食べたら僕らはどうなるの?」たかじんのそこまで言って委員会【書き起こしと動画】
(参考ブログ)銀色の侍魂: 激論、武田邦彦VS今村克彦(子供からの質問)「東北の野菜とか牛肉を食べたら僕らはどうなるの?」たかじんのそこまで言って委員会【書き起こしと動画】
私が最も重要なポイントと感じた点は以下の点です。
元文科省審議官の「寺脇 研」氏は、以下のようなことを言っておりました。
『(武田邦彦)先生がおっしゃっている通りで、
昔の文部省だったらもっと危ないって設定していたと思うんです。
ところが文部科学省になっちゃったから、昔の科学技術庁が
半分入っちゃってるから、その人達は安全だって立場だから、
本当に子供のためだけを考えてやれない状況になってしまっている。』
文科省が4月19日に20mSv/yearというとてつもない暫定基準値を定めてしまいました。同時に農水省が決めた決めた農作物や水産物の基準のベクレル数は5~20mSv/yearに上げられてしまいました。より細かく言うと、農作物は暫定基準値が設定する前は洗わずに測定していたのに、よく洗ってから測定するになりましたし、魚などの水産物については頭や皮、骨を取って測定されております。
(参考)暫定基準値20mSv/yを変えない理由 — 紀元前より酷い行政、正義はどこに?
この20mSv/yearは胸部のレントゲンで換算すると年間400回という、とてつもない放射線量であると言えますし、外部被曝に加え、食事による内部被曝を合わせてしまえば40mSv/year、つまりレントゲンに換算すると年間800回にもなってしまう程の数値であることを重ねて述べさせて頂きます。
元々原子力政策は、科学技術庁がイニシアティブを取っており、少なくとも1986年~1989年にかけて、『原発反対運動』を監視していたとの指摘がなされています。
特にチェルノブイリ事故が発生した1986年後は、反原発運動が高まることが懸念されたのでしょう。
2001年の省庁再編までは、総理府の外局であったそうですが、文部省と合併したことが暫定基準値などの災いに繋がった事は間違いありません。
文部科学省になり、子供への安全面では無く、むしろ利権を死守/拡大するために教科書や副読本など、義務教育においても都合良く原発安全神話を刷り込んできたと言えます。
なぜ文科省に天下りが一番多いのかを疑問に思ってきましたが、この科学技術庁との合併の影響が非常に大きいのかもしれません。
前述の寺脇氏の発言を鵜呑みにすれば、
「文科省は子供達の為だけを考える事ができない組織」
であることをしっかりと把握することが20mSv/yearに固執した文科省の立場の理解に繋がると思います。
2001年の省庁再編で行われてしまった文部省と科学技術庁の合併は最悪な結果を生んでしまったと言えます。
2001年の省庁再編で行われてしまった文部省と科学技術庁の合併は最悪な結果を生んでしまったと言えます。
改めて科学技術庁の歴代長官を見ると戦慄が走ります。
初代科学技術庁長官の正力松太郎氏(CIAに雇われた工作員、コードネーム:Podam
)にも驚きましたが、中曽根康弘氏、三木武夫氏、佐藤榮作氏、池田勇人氏、羽田孜氏、宮沢喜一氏など、歴代の総理大臣経験者が列挙されております。
すなわち原発利権を持つ人間が科学技術庁長官となり、日本の権力のトップへの道に繋がっていたとみることに語弊は無いかと思います。
1997年~1998年にかけては、自民党総裁の「谷垣禎一」氏が56代目の科学技術庁長官に就任しておりました。
原子力政策を強行に押し進めてきた自民党の権力者が何も反省をせずに、未だに原発推進の立場を取っている大きな理由は、「谷垣禎一」総裁が、科学技術庁長官であったことが理由の一つなのかもしれません。
自民党があまり原発問題に対する民主党の数々の失態を追求しない理由も同時に理解できます。
『泥棒が泥棒を取り締まる事は出来ない』のです。
いずれにしても、民主党が駄目なら自民党という考え方だけは、絶対に間違えていると感じます。