政府の依頼で3月に子供たちを検査をしていながら今になって発表された。
3月時点での被曝量は最大35ミリシーベルト!
そして相変わらずの「健康に影響が出る値ではない」
検査結果は来週以後、保護者に伝えられるそうだ。
私から見れば人を人と思っていない。
これまで「安全です」と言い続けてきて5か月も経ってから
「実はお子さん被曝してますよ、でも健康に問題ありません。」
自分の子がそんなこと言われたら半狂乱ですゎ!
早い段階で伝えてくれたらとっとと避難したでしょう。
問題ないって言って病気になったらどうするの?
誰が責任とるんでしょうか?
政治家や役人は次々変わるし誰も責任を問われないんでしょうね。
東電もどんどん役員が変わってみんな他人事なんだろうな。
誰も守ってくれないんだから親が子供を守るしかないですよね。
今も補償がないと動けないって方が多いんでしょうが
いつまで待っても補償なんかしてくれないし
経過観察には予算は出ても、原発事故が原因で病気になっても
なかなか認定もしてくれないでしょう。
だって政府見解は低線量では健康に影響ないんですから
認定したら政府が間違ってたことを認めることになるので
何十年もたたないと認めてくれないと思います。
もう日本の政府も自治体も国民の為に何かしてくれることはありません。
暗黒夜行 より
(転載開始)
◆子どもの甲状腺から放射線検出
8月13日 16時48分 NHKニュース
東京電力福島第一原子力発電所の事故のあと、福島県内の1000人以上の子どもの甲状腺を調べたところ、およそ半数から放射性ヨウ素による放射線が検出されたことが分かりました。
専門家は
「微量なので、健康に影響が出るとは考えにくいが、念のため継続的な健康管理が必要だ」
としています。
この調査結果は、13日、東京で開かれた日本小児科学会で、広島大学の田代聡教授が報告しました。
田代教授らのグループは、国の対策本部の依頼を受けて、今年3月下旬、福島県いわき市や飯舘村などで、1149人の子どもを対象に甲状腺への被ばく量を調べる検査を行いました。
その結果、およそ半数の子どもの甲状腺から放射性ヨウ素による放射線が検出されたということです。
田代教授によりますと、甲状腺への被ばく量は100ミリシーベルト以上に達した場合に健康に影響が出るとされています。
しかし、今回検出された放射線から換算される甲状腺への被ばく量は、子どもへの影響を最大限に考慮しても、最も多い人で35ミリシーベルトで、「健康に影響が出る値ではない」ということです。
田代教授は
「微量なので将来、甲状腺がんが増えるとは考えにくいが、万が一の場合にも対応できるよう継続的な健康管理が必要だ」
と話しています。
検査の結果は、来週以降、国の対策本部から子どもや保護者に通知されることになっています。
(転載終了)
ついに恐れていたことが現実のものとなった。
今年3月下旬、福島県いわき市・飯舘村などで、1149人の子どもを対象に実施された甲状腺への被曝量検査にて、実に半数の子どもの甲状腺から放射性ヨウ素による放射線が検出されたのである。
最も多い子どもで35ミリシーベルトもの被曝をしているが、専門家とやらのコメントは、案の定、「健康に影響が出る値ではない」とされている。
しかしよく考えてみて欲しい。
この検査が実施されたのは福島原発事故発生直後の今年3月下旬であり、子ども達はその後も長期間被曝し続けているのである。
即ち、福島原発事故が未だ収束せず、放射性物質に汚染された食材を摂取し続けてきた結果、多くの子ども達が、その後、更に深刻な内部被曝をしていることは明らかだということである。
今もし同様の甲状腺検査をおこなえば、間違いなくもっと重度の放射線が検出される子どもが増えることは確実であろう。
何より腹立たしいのは、「何故、今になって漸く3月下旬の検査結果を報じるのか?」ということである。
今回公表された調査結果は、「日本小児科学会」という場でのものであり、政府発表ではない形がとられているが、この調査自体、田代教授らのグループが国の対策本部の依頼を受けて行なったものである事から、早い段階で政府・保安院(官僚)・東電らがこの情報を知っていながら、握りつぶしていたものと考えてよいであろう。
もし仮に、早い段階でこの検査結果をきちんと報告されていたならば、それ以降の無用な被曝はある程度避けられたのではなかろうかと考えると、腹立たしさでいっぱいである。
やはり、国家権力たる政府・官僚らは”鬼畜”同然のろくでなしどもと断じてよいであろう。
こ奴らは、”己の保身”のみを優先して行動し、国民の健康・生命など二の次としか考えていないことが改めて露呈したものと言えるであろう。
同検査の結果は、来週以降、国の対策本部から子どもや保護者に通知されることになっているようであるが、今、保護者や子ども本人は一体どんな気持ちかと考えると怒りの気持ちでいっぱいである。
つい昨日、福島第1原発事故で自主避難した住民ら411世帯が東京電力に対し、総額約12億円の損害賠償請求をおこなったが、福島県の子どもとその保護者の皆さんは、政府・保安院(経産省官僚)・東電ら原発関係者らに対して、即座に刑事訴訟を起こすべきであろう。
こんな輩どもを平然とのさばらしておくなど、断じて許してはならない話である。
(転載開始)
◆福島第1原発事故で自主避難した住民ら411世帯が東京電力に対し、総額約12億円の損害賠償請求
8月12日 時事通信社
福島第1原発事故で自主避難した住民ら411世帯分の損害賠償請求書を東京電力の担当者に手渡す支援団体の福田健治弁護士(右)。
引っ越し費用や慰謝料など総額約12億円の支払いを求めている=12日、東京都【時事通信社】
(転載終了)
これは何も今回被害にあわれた福島県民にのみならず、日本国民全体の問題として、国民一人一人が我がこととして考えるべき内容である。
「福島原発周辺だけの問題」だと考えている国民がいるのであればそれは大間違いであり、もう既に日本全土が多かれ少なかれ、放射性物質に汚染された食材を通じて内部被曝させられているのが実情である。
セシウム汚染牛問題だけをマスゴミが煽り立て、これをスケープゴートとして、その他多くの食材から国民の目を逸らさんとする”国家権力”の意図にまんまと騙されてはならないのである。
子どもの甲状腺ガン多発という「チェルノブイリの悪夢」が今後ニッポンに襲い掛かることは、悲しいことだがもはや自明であろう。
一連の日本国家による”情報隠蔽”体質をみるにつけ、北朝鮮や中国のそれとまったく同様であり、北朝鮮や中国を「異端の目」でみる日本こそ嘲笑されるべきであろう。
まったく憐れな国である。