浜岡原発停止 |  みらいの種 

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昨日、管総理が浜岡原発の停止を要請したとのニュースが日本中を駆け巡りました。


沢山の電話、メール、メッセージをいただきました。

ありがとうございました。

まずは大きな一歩を踏み出したんじゃないかと思います。


が・・・

防波堤が出来るまで一時的に停止するよう中部電力に要請したとのことです。

5000億かけて作られたスーパー堤防が津波で破壊されたのに

浜岡では300億で堤防をつくるそうです。

この堤防が出来れば再稼働するでしょう。

たとえ再稼働しなかったとしても原発を処分するのにあと100万年かかるのです。

100年ではなく、100万年です。

今から100万年前といえば、日本が日本の形すらしていなかった。

今後、100万年も安全に管理できるとは考えられません。

でも、止めないよりは止めた方が断然いい!

浜岡だけでなく、全国の原発順次停止をお願いしたい。


小出裕章(京大助教)非公式まとめ  より


5月6日種まきジャーナルより要約


そして、小出先生の登場、浜岡停止について、小出先生、54基全部停止すべきであり、電気が止まったら困るという人がいるのが不思議、原発だけはいけないと国民が気づかないのがおかしいと思っていたが、浜岡停止は歓迎するとのことで、小出先生は政治は嫌いだが、どこの原発もサイエンス的には危険であり、止めるべきとの事です。

 菅総理は東海地震対策まで中長期対策と言っていますが、中部電力の津波対策、発電機を高いところにするというものがあり、しかし、小出先生はどんな対策をとっても破られる、原子炉を停止すべきということです。

 原子炉の停止は、核分裂の連鎖反応はすぐ止まるが、原子炉内で核分裂で大変な熱で、福島はそれで炉心が融けている、しかし、計画的に止めるなら、こういう状況よりははるかにいい、核分裂停止まで1~3日、「発熱はしかし、まったく収まらない」、ずっと続く、福島では事故から2ヶ月で、崩壊熱が発生してまだ1/40にしかなっていない、これからは減らないのです。10年では止まらない、原発の生み出したごみをどうするか、世界が困っているのです。

 原子炉の発熱の量は、冷やす状態によるのですが、発熱物をガラスに固めても何百度!水をかけたらすぐに蒸発!なのです。これを地下で100万年!保存するのです(100年ではありません)。それが、日本政府の方針です。手で触れるまでに100万年かかるのです。

 近藤さん、浜岡停止について、津波対策他で、安全・安心では、中長期的にとどめるのはナンセンスで、政治的な判断だということで、本当に安全・安心ではない、サイエンスで安心ではないことが小出先生より反応がありました。

 この、100万年!地中に埋めるのは、どこに埋めるか決まっておらず、どこが受け入れて欲しい、調査に同意してくれたら20億円上げると言っている(最終処分場)、ボーリングで、地方の破綻した自治体に働きかけているのですが、小出先生、それを阻止すべく活動しておられます。

 処理場が見つかせなかったら、最終地なしで走っているものであり、小出先生、東京に決めなさいと言っている(国は300~1000m掘ったらどこでも安全だと言っている)、もちろん、安全などあり得ない、「100万年とは、その前は六甲山は海の中なのです!」到底、安全なものではないのです。これが、廃棄物処理の問題なのです。

 近藤さん、せいぜい過去50年であり、その間マグニチュード9が5回、うち数年で3回来ている、科学がちゃんとしていないから、答えが出せないとの事です。小出先生、科学は常に万能ではない、危険を抱える(進歩すると抱える)、それが人類に破局的に大丈夫ではない保障はないのです。

 また、電気を止めたら、また原発をいるという声が出ると思われるのですが、「日本の54基全部止めても、夏のピーク電力すら大丈夫」なのです。国のデータから大丈夫なのです。東電は火力が止まり支障はあるが、今経済が停滞しており、夏は大丈夫と言う事なのです。