今年は暑かった!
異常ともいえる暑さと大雨のせいで
全国各地で赤潮とアオコが大発生している。
九州では塩をまいたり
養殖の生簀を深く沈めたり対策を講じたそうだが
大量に養殖の魚が死滅して
この夏だけで数十億円もの被害が出ている。
うちの会社では数年前から国内や中国で
実際に藍藻類の除去作業を何か所もおこなっている。
水産業的にはなんら打つ手がないと言われているそうだが
実際に赤潮もアオコも除去し
発生しないような仕組みを持っている。
しかも原油流出事故の時と同じく
化学薬品等は一切使わないので
環境負荷が全くない。
さらに回収した赤潮やアオコを再利用し
綺麗な海の環境を作ることもできる。
先月から各方面に働きかけてきたが
「出来ない」のが定説になっているので
なかなか話が進まない。
やっと先週あたりから少しずつ動きがでてきた。
今、尖閣諸島で中国と揉めているけど・・・
中国側がさらに過激に反応するようになったら
魚の宝庫なのに漁ができなくなることも予想できるし
異常気象で日本近海の海水温は2度程上昇して
秋の味覚のサンマが取れなくなったり。
海水温がこの先下がるなんてことは
まずないと言っても過言ではないし。
このまま何もしなかったら
日本の食卓から魚が消えてしまうかも?
これからは養殖にますます力を入れないと。
それには赤潮対策、というか
赤潮の発生しない環境作りが大事です。
ちなみに魚を遺伝子組み換えなしで
安全に早く大きくする技術もあるので
将来の食の為にも
国として取り組んでもらえたらいいなと思います。