
◆『罪人たち』
双子の兄弟スモークとスタックは、一攫千金の夢を賭けて、当時禁じられていた酒や音楽をふるまうダンスホールを計画する。オープン初日の夜、多くが宴に熱狂する中、招かざる者たちの来客で事態は一変。歓喜は絶望にのみ込まれ、人知を超えた者たちの狂乱が幕を開ける。果たして、夜明けまで、生き残ることが出来るのか・・・です。
この映画…素晴らしかったデス✨
完全オリジナル映画にして、映画や音楽へのリスペクトがいっぱい詰まっていて、ただのホラー映画で終わらない面白さでした。
1930年代のお話で始まり、現代で終わるのだけれど、音楽好きにはたまらない要素もたっぷりだし、黒人や差別、そして平和への切望…と、とにかくいろいろなものがてんこ盛りです!
特にダンスシーンでの黒人音楽へのリスペクトが素晴らしいんです。
30年代のダンスホールでのブルースに始まって、ラップやヒップホップ、はてまたブルース以前の黒人音楽やらなんやらブラック・ミュージックがクロスオーバーしていくのが面白いんです…人々はダンス、ダンス、ダンス!!
そして、私の大好物のヴァンパイア♪
招いてもらわないと建物の中には入れないんですよ!(吸血鬼もののオマージュも素晴らしい✨)。
ヴァンパイアたちはアイリッシュ音楽でめっちゃ…ダンス、ダンス、ダンス! です。
ラストでは、あの恐怖体験を味わったサミーが年老いたブルースマンとして再登場するのですが…やたらギターが上手いわ♪ と思ったら、おー、バディ・ガイじゃないですか!… めっちゃテンションが上がります。
元々はサミーのクロスロードさながらの悪魔的なブルースに惹きつけられて、ヴァンパイアを引き寄せてしまったので、最後もサミーの元へ何故か死ななかったカップルのヴァンパイアがやってきます(元は叔父と甥の関係)。
本来ならサミーのコトをヴァンパイアにしてしまうのを見逃してくれるトコロも粋です。
はぁ~、久しぶりにお気に入りの映画に出会えました☆

◆『アルプス』
救急救命士、看護師、新体操選手とそのコーチから成る“アルプス”は、愛する人を亡くした人々のために故人を演じ、共に時間を過ごし、すべての要望を叶えることで喪失感を癒すサービスを提供する謎の集団。彼らには秘密厳守や報告義務など外部には知られてはならない厳しい掟があった。だが、メンバーの一人の看護師は自分が担当していた患者で事故死したテニス選手をその両親や恋人のために演じるうち、現実と演技の境界線が分らなくなり、報告会に参加しなくなる。看護師の行動に疑問を持った救急士は看護師の後をつけて行動を監視し、彼女が掟を破っていることを知って制裁を加える。やがて看護師はその行動をエスカレートさせ狂気を帯びていく・・・です。
ヨルゴス監督の作品。
それほど得意ではないヨルゴス作品なので(私の中で…好きなヨルゴスと苦手なヨルゴスがあるのです!)、もー何がしたいのかよくわからなかったです。
最初、何の話をしているのか全く理解不能で、徐々に…そーゆーコトなのね! となるヤツです。
最終的には…父ちゃんも新体操のコーチも代理サービスなんじゃね? でした。
看護師の暴走は怖かった~! 普通にホラーです。

◆『OTHER アザー 顔のない監視者』
アリスには恋人チャーリーがいるが、母親の死後、幼少期を過ごしたミネアポリスの実家に帰る。やがてアリスは家で異常なほど多いビデオテープを発見。それらには子どもの頃のアリスを記録した映像が残されていた。やがて怪しい人物が家の近所に現われ出す。自分がチャーリーの子どもを妊娠している可能性に気付いたアリスは、家から脱出しようとするが、家に自分のあらゆる行動を録画する監視カメラが仕掛けられていたと知り・・・です。
スリラー・サスペンスです。ママが一番怖いかも。
途中で落ちが見え始めたのはいいのだケド…あのマスクした男の子はいったいなんだったのだ? ただのユーチューバーなのかな?
息子ちゃん…美しすぎる顔だよw

◆『けものがいる』
2044年、AI中心の社会において人間の感情は不要とされ、重要な仕事を得るためには感情を消去しなければならなかった。孤独な女性ガブリエルは感情の消去に疑問を抱きながらも、仕事に就くため消去を決意する。彼女は、前世のトラウマを形成した1910年と2014年へさかのぼり、それぞれの時代でルイという青年に出会うが・・・です。
時代が余りにも前後するので、良くわからん映画でした(ふんわりとはわかるが!)。
1910年のガブリエルとルイは素敵だったなぁ。
人間って転生しても同じ人とめぐり会うのかしら?
ラストは…絶叫しちゃうねぇ~!
それにしても…レア・セドゥももう40才なんだよ。