ニートを求める。 | 東京。

東京。

東京に住んでます。

18


午前起床。




冷凍されているチキンナゲットと米を解凍し、更に瓶詰めのりで朝食。

朝食の間、途中まで見ていた原作:スティーブン・キング、監督:ロブ・ライナーの「スタンド・バイ・ミー」を見始め、終わったときには時間は午後を少し過ぎている。



開け放した窓からは心地の良い風が入り、窓の外に設えられている小さく狭い錆びた窓枠に、昨日洗ったアディダスの靴を干す。

以前上野の靴屋で気に入って買ってから毎日のように履いているこの靴も、僕の歩き方が悪くてだいぶ朽ちてしまった(僕は歩くとき踵を引き摺るようで、踵部分は特に念入りに朽ちている)。

最近では靴紐も切れてしまって靴紐としての機能ももはや果たしていない。靴紐は洗う際に外して捨てた。

その後溜まった衣類を洗濯し、その間に米を洗いセットする。



バイトは15時から24時までこなす。

バイト中思い付いたアイデアや、気付いた事を忘れないようノートに記しておく。

バイト先の人間と話しているとどういう経緯でその話題になったのか覚えていないが、僕はニートになりたいと強く思う。

出来ることならば来年の春くらいまでにある程度の金を貯め、二ヶ月ほど外界を断った生活を送ってみたい。勿論完全に遮断というのは求めている未来の性質上無理なのだろうが、出来る限り外には出ず、家で本を読み耽ったり映像を見たりしたい。



帰宅し、セットしていた米の入った炊飯器の炊飯ボタンを押し、風呂に入ってすぐに眠る。