いつからだろう?

誰かのために自分のために

なにかを無くしてなにかを探している

夢が夢で終わって違う夢をみる

泣くことと笑うことを分けて

悲しいことはどこか物憂げで

楽しいことに手を伸ばすと

辛いときに逃げてしまう

意識をすれば見失い

何かに依存して

回りに合わせて空回り

言いたいことがなんだったのか

忘れてしまうほどちっぽけな心

すき間を埋めようとして

手をつけてやめてしまう

光がまぶしくて視えなくなる

闇のなかで探すほうがなにかにあたる

ただ、手探りでも自分が感じたものが

糧となり経験が自信に変わり

期待が確信に変わる

変わるのであれば世界も変わる

刺激が摩擦を生み

その摩擦で磨かれ

光輝く道はどこまでも続き

自分を照らし見失うかもしれない

だが自分だけを照らしているのではなく

みえないものを見出だし

そのすべてを一筋の道しるべとして

今もなお輝きを増していく

その先は可能性の続く限り

永遠に消えない